9月21日、ついにアップル製の最新スマートフォン「iPhone 5」が発売された。まだ予約・購入していない「検討中」の読者が気になっているのは、ソフトバンクモバイル、KDDI(au)それぞれ「いくらで購入・運用できるか」というところだろう。
19日にソフトバンクの孫正義社長が「テザリング対応とその料金プラン」「固定回線とのセット割」などを発表。この一連の発表でソフトバンク版、au版の料金はほぼ横並びとなった。その中で特に注目したい施策が「スマホ下取りプログラムの査定価格アップと対象端末の拡大」だ。
スマホ下取りプログラムは、新規契約または機種変更でiPhone 5などの4G/LTE対応スマートフォンを購入したユーザーを対象に実施するサービス。対象者がこれまで利用していたスマートフォンを下取りし、対象機種に応じて毎月の利用料金から割り引くというもの。それぞれの下取り料金が、毎月1000円ずつ×該当月数、月額料金から差し引かれるかたちだ。
下取り価格は次の通り。iPhone 4Sの場合は、64GBが20,000円、32GBが18,000円、16GBは16,000円、iPhone 4では32GBが12,000円、16GBが10,000円、8GBが8,000円割り引かれる。さらに、iPhone 3Gおよび3GS、一部のグローバルモデルのAndroidスマートフォンも割引対象となり、2,000~5,000円の割引が適用される(機種により割引金額は異なる)。
前述の通り、ソフトバンク版、au版の料金はほぼ横並びだ。だが、スマホ下取りプログラムはソフトバンクのみの割引施策となる。お得にiPhone 5を購入したい人はぜひ活用したいところだ。どちらのiPhone 5を購入するか迷っている人は、自身が現在使っている端末がスマホ下取りプログラムの対象端末か確認してみるとよいだろう。
最後にソフトバンク版、au版それぞれの端末の本体価格(支払総額)と月額料金(本体の割賦料金は除く)の例を以下の表にまとめた(iPhone4S 16GBユーザーがiPhone5 16GBを購入した場合)ので活用頂きたい。なお、人によって本体料金などの残存期間も異なるため、あくまで一例としてとらえて欲しい。正確な金額は購入店舗で調べてもらうことも可能だ。
■本体料金(円) | |||
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モデル | 16GB | 32GB | 64GB |
ソフトバンク | 51,360 | 61,680 | 72,000 |
au | 61,680 | 72,000 | 82,320 |
■月額料金(円) ※本体の月額料金は除く | |
au | |
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ソフトバンクユーザーがMNP(女子割・男子割) | 5,775 |
auユーザーが機種変更 | 7,145 |
※2012年11月末日までに申込 | |
au(スマートバリュー適用あり) | |
ソフトバンクユーザーがMNP(女子割・男子割) | 4,295 |
auユーザーが機種変更 | 5,665 |
※2012年11月末日までに申込 | |
ソフトバンク | |
auユーザーがMNP(のりかえ+かえトク) | 5,775 |
auユーザーがMNP(のりかえ+かえトク+下取り | 4,775 |
ソフトバンクユーザーが機種変更(かいかえ割) | 6,265 |
ソフトバンクユーザーが機種変更(かいかえ割+下取り) | 5,265 |
※※かいかえ割の割引は12か月 ※下取りプログラムの割引期間は下取り機種によって異なる |
|
ソフトバンク(4G/LTEスマホBB割適用あり) | |
auユーザーがMNP(のりかえ+かえトク) | 4,295 |
auユーザーがMNP(のりかえ+かえトク+下取り) | 3,295 |
ソフトバンクユーザーが機種変更(かいかえ割) | 4,785 |
ソフトバンクユーザーが機種変更(かいかえ割+下取り) | 3,785 |