クリーク・アンド・リバー社は、2021年6月28日よりゲーム実況者やプロゲーマーのクリエイティブサポートを加速させるGAME CREATOR PROJECT「OC GAMES」をスタートさせた。

「OC GAMES」は、クリエイターの中でもゲーム実況者・ストリーマー・プロゲーマーに特化し、その能力を最大限に発揮しながらゲームプレイできるようサポートするプロジェクト。コミュニティー支援、コンテンツエージェンシー、ライフサポート、クリエイティブセーフティー、アナリティクスタンク、マネタイズプランニングの6つのサービスを「Creative Dashbox」としてパッケージ化する。

コミュニティパートナーでは、ゲームプレイを軸としたクリエイターのコミュニティ支援をより強化。アドバイザーにドズル氏を迎え、パートナーとして、ウェルプレイド・ライゼスト、Fennelと連携し、最適なサポート開発を行っていくという。

コンテンツエージェンシーでは、ゲームプレイ動画をコンテンツとして投稿するにあたり、各社IPホルダーのコンテンツガイドラインに対してのチェック項目の策定・運用を徹底。また、急増している切り抜き動画も含めた権利処理を明確にするシステム「Contents Share Trade」を立上げ、コミュニティーからのクリエイターを支援する。

ライフサポートは、コンテンツ制作を行うにあたって発生する、生活の問題を解決するサポート。外部倉庫を活用した部屋の整理・収納、引っ越しサービス等、生活環境を改善する提案を行う。

クリエイティブセーフティーでは、ゲームパブリッシャーとの許諾契約や、所属チームに関するトラブル増加の昨今の背景を鑑みて、エンターテインメント法務専門の骨董通り法律事務所 出井甫弁護士と提携。クリエイターやプロを目指すゲーマーが抱える法的な問題に対して、能力を十分に発揮するためのアドバイスを行う。

アナリティクスタンクでは、定期的に動画パフォーマンスを分析しながら、今後の戦略的プランを提案。アナリティクスから見える数字は何を表しているのか、YouTubeで視聴されるには何をすればよいのか等、C&R社のYouTubeノウハウやシステムにより、クリエイターをサポートする。

マネタイズプランニングでは、アドセンスの広告収入だけに頼らない「マネタイズの多様化」のために、物販やコンテンツの二次利用など、MCNサービスの一環として収益の多角化も積極的に提案するという。