プラススタイルは6月25日、Unistellar製のスマート望遠鏡「eVscope eQuinox」を発表した。ソニー製の超高感度センサーの搭載や独自技術の搭載で、高画質での天体観測が楽しめる。+Styleで、7月中旬よりビーラボが販売する。価格は379,800円。発売記念キャンペーンとして、期間限定で20,000円引きの359,800円で販売する。キャンペーン期間は7月18日まで。

  • スマホ連携専用のスマート望遠鏡「eVscope eQuinox」

接眼レンズ式からアプリとの連携式に進化したスマート望遠鏡。アプリ利用者が大勢を占めることを受けての改良で、連携にはアプリ「Unistellar」を使用する。

  • ミラーの直径は4.5インチで、焦点距離は450mm

  • 接眼レンズは備えない

ソニー製超高感度センサー「IMX224」を搭載し、捉えた光を短時間で蓄積させる技術と、望遠鏡内蔵算出モジュールの画像処理アルゴリズムの2つの技術により、高いクオリティでの天体観測が行える。センサー設定や画像処理のパラメーターは自動で調整されるため、ユーザーが意識する必要はない。ミラー直径は4.5インチで、焦点距離は450mm。最大50倍の光学ズーム、最大400倍(推奨最大150倍)のデジタルズームにも対応する。内蔵ストレージ容量は64GB。

  • 撮影サンプル

  • 撮影サンプル

ソフト制御面も改善されており、天体の正確な位置を認識して望遠鏡を最適な方向に向ける「AFD(自動フィールド検出機能)」を搭載。座標データベースを参照して、視野に入った星を自動認識する。バッテリーも従来モデルから見直され、連続動作時間は最大12時間となった。

アプリの機能には、観測したい天体を選択すれば、望遠鏡内蔵の3軸加速度センサーとコンパスにより方角を自動で調整。天体を自動で見つけ出してくれる。ほかにも、リアルタイム映像を天体を視聴できるライブ/ダイレクトビュー、RAW撮影したデータの転送なども可能。「エキスパートモード」ではマニュアル操作も行える。

IEEE802.11b/g/n無線LAN(2.4GHz)に対応し、最大10台までのデバイスを接続可能。本体サイズは約W230×H650mm(本体のみ)、重さは9kg(三脚含む)。対応OSは、Android 6.0以降、iOS 12.0以降、iPadOS 12.0以降。

本製品は、地球外生命体の発見を目的とした非営利組織「SETI Institute(SETI協会)」とのパートナーシップにより、天体観測キャンペーンに参加できる。