工機ホールディングスは6月15日、電動工具ブランド「HiKOKI」のコードレス冷温庫「UL18DB」を発表した。保冷と保温の両方の機能が使える冷温庫。同社の工具で使われているマルチボルト蓄電池で駆動できる。フォレストグリーンとアグレッシブグリーンの2色を用意。6月15日より発売する。希望小売価格は、マルチボルト蓄電池付属モデルが87,800円、蓄電池別売りモデルが69,800円。

  • 工具で使われているマルチボルト蓄電池で駆動するコードレス冷温庫「UL18DB」

内部容量は25リットルで、標準的な2リットルペットボトルを立てた状態で6本まで収納できる。庫内は着脱式の仕切板で2部屋に分割可能。この「2部屋モード」では、冷蔵と冷凍を同時に運用できる。仕切り板を使った場合の内部容量は8リットル+15リットルで、保温の場合は1部屋での運用となる。庫内の温度設定は-18度、または-15~60度を5度単位で調整可能。

  • フォレストグリーン

  • アグレッシブグリーン

電源は、同社独自のリチウムイオン電池「マルチボルト蓄電池」に対応。最大2個まで装着できる。運転時間の目安は、1部屋モード/蓄電池×2個の場合、庫内温度5度で約18.5時間、庫内温度-18度で約7時間、庫内温度60度(保温時)で約7時間。ACコンセントや付属ケーブルによる車載電源の利用も可能。

防水性能はIPX4に準拠し、USBポート(5V/2.4A)も備えるのでスマートフォンの充電などにも使える。本体にはゴム製の5インチキャスターを備えて移動させやすく、ショルダーベルトもあるので持ち運びしやすい。本体サイズはW653×340D×H450mm、重さは16.6kg(蓄電池1個装着時)。