パナソニックは6月10日、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」シリーズの新製品2モデルを発表した。新GPSモジュールを搭載して「みちびき」の受信に対応し、自車位置の測位精度を強化した。7月上旬より発売する。価格はオープン。

  • 自車位置の測位精度を強化したSSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」2モデルを発表

CN-G1500VD

CN-G1500VDは、新GPSモジュールを搭載し、自車位置測位精度を強化したカーナビゲーション。みちびき1、2、4号機からの信号受信時間が24時間に拡大した。加えて信号受信は、GPS / みちびき(準天頂衛星システム) / グロナスのトリプル衛星受信に対応。GPSの電波が遮断されやすい環境での測位性能を向上させている。衛星信号が届きにくい高架下などでは、「Gジャイロ」で継続測位を実施。高精度測位システム「Gロケーション」では、都市部の複雑な道路網でも正確に現在地を測位する。

  • CN-G1500VD

「スイテルート案内」機能は、道路交通情報サービス「VICS WIDE」に対応したことで、渋滞を回避した最適なルートを提示。提示中に交通状況が変わった場合は、距離や所要時間を比較して新旧ルートを選択できるようになった。渋滞回避レベルは3段階で調整可能。

地図機能は、日本全国の市区町村1,741エリアを100%カバーする「全国どこでも市街地図」を収録。最大3年間は、2カ月に1度行われる「部分地図更新」で新規開通道路をカバー。全情報を更新する「全地図更新」は期間中に1度だけ無料で利用できる。

安全機能として、一時停止などの標識の見落としや逆走などを警告する「安全・安心運転サポート」を搭載。はじめて走行する場所や、不慣れな道での走行をサポートしてくれる。

ディスプレイサイズは7V型で、抵抗感圧式アナログタイプタッチパネルを使用。ワンセグチューナーも内蔵する。本体サイズはW176.5×D21.5×H113.7mm、重さは約360g。

CN-G750D

CN-G750Dは、CN-G1500VDから「スイテルート案内」機能と「全国どこでも市街地図」の最大3年間の更新サポートを省略したモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。

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