ユーザーローカルは3月21日、AIのLLM(Large language Models:大規模言語モデル)を選択して文書要約できる「ユーザーローカルAI自動要約ツール」の提供を発表した。ツールはログイン不要で無料で利用できる。

「GPT-3.5」「GPT-4」「Claude 3」を選択できる要約ツール

「ユーザーローカルAI自動要約ツール」は、AIアルゴリズムをOpenAI社の「GPT-3.5」「GPT-4」、Anthropic社の「Claude(クロード) 3」の3つから選択して要約できるツール。入力文章形式を「日報」「レポート」「ニュース記事」「議事録」「物語」などから選択することで、更に高品質の要約結果が得られる他、出力文字数を「短め(約100字)」「普通(約300字)」「長め(約500字)」から指定できる。

入力されたデータに関しては、AIトレーニングに利用されない仕様。同社では今回の要約ツール以外にも「生成AIチェッカー」「文章校正AI」「パワポ生成AI」などのAIツールを複数リリースしており、最先端のAI技術を活用した業務効率化ツールの開発に力を入れている。

  • ユーザーローカルAI自動要約ツールの利用イメージ(同社資料より)

AIアルゴリズム「Claude 3」は、2024年3月4日に発表されたばかりの米国のスタートアップ企業Anthropic(アンスロピック)社のAIモデル。学部レベルの専門知識や大学院レベルの専門推論、基礎数学などで他の一般的なAIより高い数値を出力している他、強力なビジュアル対応能力、回答拒否の減少、処理パフォーマンスなど高い機能を持つ。詳細はWebサイトで確認できる。