解説資料の自動作成機能を追加

ソニーネットワークコミュニケーションズは1月11日、AI予測分析ツール「Prediction One(プレディクション ワン)」に予測結果に対する理解を深めるための「説明資料生成機能」を追加することを発表した。

これにより、ユーザーが構築した予測モデルとその精度に対する評価やその解説、さらなる精度向上や業務活用のアドバイスを記載した資料をパワーポイント形式で出力できるようになる。資料はLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)によりパーソナライズされるため、AIに関する専門知識を持たなくてもモデル改善の指針が得られるという。

  • 評価結果の画面例

    評価結果の画面例

  • 出力のイメージ

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AI予測分析ツール「Prediction One」

Prediction OneはソニーのR&D部門(Technology Infrastructure Center)が開発したツールで、機械学習やプログラミングなどの専門知識を持たなくても、数クリックの操作で予測分析を実行できる。独自開発した自動モデリングを用いて、高い予測精度を実現しているという。2019年6月サービス提供開始。