



まずは飲食店でのアルバイト経験について、
マイナビニュース会員1,001名に調査を行いました。
飲食店でのアルバイト経験者は全体の過半数を超えており、やはり「アルバイトの登竜門」であるといえます。
それでは、「飲食店でのアルバイト」はどのようなイメージなのでしょうか。経験がないと回答した407人に聞いてみると、
「飲食店でアルバイトしてみたいと思いますか」という質問に対しては、なんと「いいえ」と回答した人が84.3%にも!
なんだか、飲食店でのアルバイトにネガティブな印象を持っている人が多いようです。
では、その要因とは……?

飲食店でのアルバイトのイメージを問う質問では、
「接客が難しそう」と回答した人が51.8%、次いで「忙しそう」「体力を使いそう」が並ぶ結果に。
また、「マニュアルを覚えるのが大変そう」「店内が騒がしそう」「時給が低そう」などネガティブな回答が目立っています。

それでは、実際に飲食店で働いたことがある、もしくは働いている人は、仕事内容についてどのように考えているのでしょうか。
同じくアンケートに回答してくれた594人に聞いてみましょう。

飲食店で働いていて辛かったことを聞くと、
やはり一番に上がるのは「時給」。
これは飲食店に限らず、すべてのアルバイトに共通する悩みといえそうです。
続いては「接客が難しかった」という意見。たしかに対面する相手がお客様になると、緊張感もひとしおです。
その他の意見としては下記のようなエピソードが寄せられており、飲食店だからこその悩みも抽出されました。

では逆に、「飲食店で働いていてよかった」と思う要素はなんなのでしょうか。

1位となったのは、「調理や接客の経験が私生活でも役立つ」という意見。
また、「接客が楽しかった」「人間関係が充実していた」とコミュニケーション面で良さを感じた人が多くいると判明しました。
具体的なエピソードを聞いてみると……

といったコメントが寄せられました。

もちろん一概に「飲食店」といえども、働く先によって教育体制や人間関係、給与面はさまざま。
しかし、アンケートからは飲食店でアルバイトをしたことで、人間的に成長できたという人も大勢います。
「これからも飲食店でのアルバイトを続けてみたい、もしくはまたアルバイトをしたいと思うか」という問いには、
経験者のうち265人が「またやってみたい」と答えました。
興味はありながらもまだ飲食店でアルバイトをしたことがないという人も、
自己成長のひとつとして気負わずに挑戦してみるのもよいかもしれませんね。
