出会った人や訪れた場所、自分だけの特別な体験や出来事を記録に残したいと思ったことはありませんか?

ライフログSNS「PAZR(パズル)」は、偶然の出会いやもう二度とない貴重な体験など、さまざまなものを「ピース」と呼ばれるデジタルアイテムとして集め、共有することができる新感覚のサービスです。今回は「PAZR(パズル)」を提供するNUNW株式会社のレネ パウレズィヒ代表取締役社長に、サービスの開発背景やビジョンについてお話をお聞きしました。

さらに、記事末にはこの記事限定の嬉しいプレゼントが……? 最後まで要チェックです!

<プロフィール>

スクウェア・エニックス、任天堂でゲームの翻訳やローカライズのほか、海外マーケティングを手掛けた後、2012年に来日。2014年にUUUM株式会社に入社。2018年4月より台湾のCAPSULE Taiwan Inc.に出向後、社外取締役に就任。2021年7月に再来日し、2022年9月より現職。

貴重な体験のたしかな「証明書」があったら

――はじめに「PAZR(パズル)」のサービス概要を教えてください。

「PAZR(パズル)」はライフログを作ることができるSNSです。「ピース」と呼ばれるデジタルアイテムを集めていくのですが、生活や行動、体験、趣味、仲間といったあらゆるものがピースになっていて、そのピースを記録、収集して共有することができます。

言い換えると、自分だけの体験を「証明」として残したり共有したりできるということですね。ピースは純粋な思い出になるだけではなく、自分のためだけのコンテンツがついていたり、ピースにクーポンのような特典がついていたりすることもあります。

――「PAZR(パズル)」を開発しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

ブロックチェーン技術に可能性を感じていたことと、私自身の過去の体験がきっかけになりました。「PAZR(パズル)」を開発する以前からNFTを使用したサービスを展開していたのですが、その頃から「ブロックチェーンを使ってユニークなものを発行し、それを自分だけが持つ」という概念には大きな魅力を感じていました。

そんなとき自分の過去の体験を思い出し、「証明」という軸にたどり着いたんです。たとえば、ライブに来たらその時間、その公演に来ていた「証明書」を得ることができる、という感じですね。

――「証明」という発想のもとになったレネさんの過去の体験とはどのようなものでしょうか?

子どもの頃にサッカーをしていたのですが、一度だけものすごく有名なサッカーチームと対戦したことがあったんですよ。現在、世界トップクラスで活躍しているような選手を輩出しているようなチームです。しかし、当時の写真やデータは何も残っておらず、友人に話しても「それ本当?」って感じの反応をされてしまうんですよね(笑)。もしかしたら今、世界で活躍している有名な選手がいたかもしれないのに、思い出すことができないんです。

そんなこともあって、貴重な体験をしたということを“証明できるものがあれば”、と思ったんです。イベントの記録だけじゃなく、人生自体を記録できるような仕組みがあれば、何か面白いものがたくさん生まれるんじゃないかというのが「PAZR(パズル)」の発想の原点でした。

「PAZR(パズル)」が“新感覚SNS”である理由

――「PAZR(パズル)」は “ライフログSNS”とのことですが、他のSNSと何が違うのでしょうか?

「PAZR(パズル)」は他者志向ではなく自分志向のSNSです。ピースを集めていくことで自分がどういう人なのかが可視化されて、新たな行動のきっかけになったり、人と繋がるきっかけになったりすると予想しています。こうしてポジティブなサイクルを作っていきたいというのが、コンセプトのひとつですね。自分のためのSNSという点が他のSNSとの大きな違いだと思っています。

――最近はSNS疲れという言葉もよく耳にするようになりましたよね。

多くのSNSは「見られること」を前提にポストされています。僕にも体験があるんですけど、いいねの数やコメントの内容によって自分の価値観がずれていくことがあるんですよね。本来そういうストレスはゼロで、ただ自分が生きたいように生きていればいいんですよ。

――まさに、現代社会にぴったりなSNSですね。

現代は、インターネットで調べれば知りたいことがすぐにわかるとても便利な時代です。しかし、裏を返すと情報があふれていて何が自分にフィットするのかを見つけるのが難しく、ストレスを感じることが多い時代でもあります。結局、何を信頼すればいいかわからないんです。

そういう時って、結局は自分のこれまでの行動が、一番信頼できる指針になるのではないかと考えています。自分の行動パターンが見えてくれば「この状況の判断はこっちが正解のことが多い」とか「こういう状況だと、次はコレに挑戦してみたらいいかもしれない」などと自信を持って次の一歩を踏み出せるんです。情報を探しに行かなくても、手元に最も正確なデータの蓄積があればストレスなく生きていけるのではないかと思っています。

ピースを集めて、自分の体験や興味を可視化

――どのようなピースがあるのか教えてください。

たとえば、水族館の「伊勢シーパラダイス」では来館者向けのデジタルカードラリーを開催しました。また、神戸市で開催された震災チャリティ音楽イベント「COMING KOBE23」では、限定ピースを配布して、1ピース取得されるごとに100円が寄付されるという取り組みも実施しています。ピースの取得をきっかけに、震災を知らない世代の人たちが震災について考えたり触れたりする機会になっていたら嬉しいですね。

すでに、出産証明書や散骨セレモニーの参加証明書など、人生の節目で取得できるピースの作成もはじまっています。さらに、卒業証明書や、結婚式の証明書も作成がはじまっているので、そういう人生の中で度々訪れる記録したい瞬間に取得できるピースも今後増やしていきたいですね。

そして「PAZR(パズル)」が、その人自身の過去と未来、まだ見ぬ誰かとの出会いなど、あらゆるもののハブになってくれればいいなと思っています。将来的にいろいろなものと連携できるよう、Polygonチェーンにも対応しています。ただ、まずはピースを集めてライフログを作っていく楽しさを、多くの人に体験してほしいですね。

――「PAZR(パズル)」は、ズバリどのようなところがおもしろいと思われますか?

生きていれば自然とピースがたまり、それを自分で楽しんだりシェアしたりできるところですね。自分にとって大事だったもの、感動したもの、良いなと思ったもの……そういうものが集まるので、とても居心地の良い場所になる。そこに自分の特徴がにじみ出てくるのがおもしろいと思います。

たとえば今日のインタビューで、私たちは初めて出会いましたよね。この出会い自体をピースにして「PAZR(パズル)」に残すとします。何十年か経って、あの日あの時に私たちは取材の場で会っていたことがピースによって証明されて、何があっても消えることはない。そこに僕は大きな価値があると考えています。

――今後、ピースの活用方法としてはどのようなことを想像されていますか?

たとえばアーティストの方だったら、売れる前に開催したファーストライブのピースを持っているファンに長年の感謝を込めて大きいライブで特別席の権利をプレゼントするなど、エンタメ方向の活用も考えられると思います。

卒業証明書のピースなら、同窓会などのイベントにも活用できるでしょう。このように「PAZR(パズル)」の中にコミュニティを作って交流できるのも特長です。ピースがあることで人との距離が近くなるので、アーティストとファン、ファンとファン、企業とお客さんなど、いろんな人たちとの距離が縮むメリットがあると考えています。

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」でいろいろなピースを展開

――10月26日から開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」では「PAZR(パズル)」が公認アプリとなっているそうですね。

そうなんです。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」の公認アプリとして、イベントに参画させていただくことになりました。今回開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」は、「TOKYO MOTOR SHOW」から新たに名前も変え、大きく進化したイベントです。日本のモビリティがどう進化していて、どう日本の未来を作っていくのかをお見せして楽しんでもらうイベントとなっており、さまざまな体験をすることができます。

その体験をピースとして取得していただいて、たとえば次に開発される車のスペックや特長がそのピースから得られるなど、日本のモビリティをより深く知っていただけるような内容になっているんです。フードコーナーにもお店のピースがあって、普段メニューに並んでいるお店の料理を知ることができたりもします。そのピースをきっかけに、お店にも行ってみようとかモータースポーツを観に行こうとか、次のアクションに繋がったら嬉しいですね。

――「PAZR(パズル)」をどのような人たちに、どのように楽しんでもらいたいですか?

あらゆる世代の方に使っていただきたいSNSです。なかでも10代から40代くらいの間は、人生の転換点が多く訪れるんですよね。入学、卒業、就職、結婚、出産、転職と人生のマイルストーンがたくさんある。そこを軸にピースを集めていきつつ、些細だけど残したい出来事や日々の感動などもピースにしていくと、かなり濃い時間になると思います。

きっと50代60代になったとき、ライフログとしての価値を感じていただけるのではないでしょうか。そして、ピースによっていろいろな人や場所と繋がって、それでいい体験ができた、いいことがあった、というポジティブな連鎖を作れたら嬉しいです。

「PAZR(パズル)」はこの先、様々な機能やサービスの実装、展開を予定しています。「ピースを持っていたからこんな体験ができたんだ」という驚きと喜びを、これからどんどん作っていきたいと思います。

* * *

ブロックチェーン技術を使った「ピース」を取得し、自分だけの体験を証明しましょう。自分のためにピースを集めるも良し、他の「PAZR(パズル)」ユーザーと共有して新たな体験を作るも良し! 人生の転換点から日常の些細な一コマまで、どんなことでも記録可能な「PAZR(パズル)」を使って、人生を豊かにしてみませんか?

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