日本を裁くのは国家権力か、黒幕か？　ノンストップサスペンス『連続ドラマＷ フィクサー Season2』がＷＯＷＯＷでスタート

“思わぬ裏”があるドラマは、目が肥えた大人を満足させる。「連続ドラマW」にてシリーズ展開されている『フィクサー』は、まさにそんな作品だ。

本作は『白い巨塔』、『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』、「連続ドラマＷ」の第1弾『パンドラ』シリーズなど数多くのヒット作を生み出した井上由美子が描く、フィクサーを主人公にしたサスペンスドラマ。season1が大好評となった本作は、2023年7月9日（日）に待望のSeason2の放送・配信がスタート！　今回は、Season1のあらすじや新シーズンの見どころを紹介しよう。

全5話とは思えない重厚感と満足度『連続ドラマW フィクサー Season1』の魅力とは

表舞台に立つ権力者を不敵な笑みで引き込む主人公のフィクサー・設楽拳一を演じるのは、実力派俳優の唐沢寿明。

すべての始まりは、総理大臣を乗せた車が事故に遭ったことだった。事故により、総理は意識不明の重体に。死亡した運転手には飲酒運転の疑惑があり、新薬の認可をめぐる密約スキャンダルも囁かれた。

そんな中、事故の対応に追われていた総理の秘書官・中埜弘輝（藤木直人）に近づくひとりの男が……。彼こそ、裏の世界で暗躍するフィクサー・設楽拳一（唐沢寿明）だ。過去に総理の不祥事をもみ消し、今回の事故直前にも総理と電話していた設楽は中埜に、「事故の真相を一緒に探ろう」と持ち掛ける。

そんな2人とは別の角度から事故の真相を調べるのが、新聞記者の渡辺達哉（町田啓太）。取材に没頭する達哉はやがて、思わぬタレコミを入手することとなる。

一方、副総理の須崎一郎（小林薫）は親密な関係のフィクサー・本郷吾一（西田敏行）と密談を重ね、自分が操りやすい人物を後継総理にしようと企てていた。果たして、総理の事故は偶然か、それとも欲望がうごめく政界で仕組まれたものだったのか―……。

そんな黒い疑惑が浮かぶ中、総理の容体が回復。しかし、辞任に追いこまれ、総裁選がスタート。拳一はキングメーカーとして政治家たちを手玉に取り、権力を掌中にしていく。

本作では、金と権力に群がる人間たちの欲望や思わぬ裏切りにゾクリとさせられる。もしかしたら、政界の裏側はこんなにも複雑で、本当にフィクサーは存在しているのかもしれない……。そう思わせるほどのリアリティーが本作にはあり、自分の目に映る日常が少し違って見えてくる。

謎多き総理の事故を機に、次々と現れる新たな謎。その答えを推理し、先の展開を考察しながら楽しむと、本作はより一層スリリングな作品となる。陰の黒幕はいるのか、いるとしたら一体誰が裏切り者なのだろうかとハラハラしながら、1話1話を見届けてみてほしい。全5話ながら緻密に練られたストーリーで、“ドラマ通”な方も大満足間違いなしだ。

主演の唐沢寿明を始め、町田啓太、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、内田有紀、小林薫など豪快俳優陣が演技力を遺憾なく発揮する『連続ドラマＷ フィクサー Season1』はＷＯＷＯＷの番組配信サービス「ＷＯＷＯＷオンデマンド」にて視聴可能だ。

さらに『連続ドラマＷ フィクサー Season1』は、2023年7月9日（日）午後5：00～午後10：00、ＷＯＷＯＷで全話無料放送、2023年7月1日（土）午前9：00～2023年7月16日（日）午後9：59まで、期間限定でＷＯＷＯＷオンデマンドの無料領域にて全話無料配信が決定！　この機会に『連続ドラマＷ フィクサー Season1』を楽しみ、新シーズンの放送に備えてみてはいかがだろうか。

▼放送・配信情報

 

今作のテーマは「冤罪」、待望の続編『連続ドラマW フィクサー Season2』の見どころをご紹介

あらすじ

次期東京都知事選挙が迫る中、再出馬を目指す現都知事・横宮三郎（石黒賢）。彼には東京湾埋め立て事業に関する疑惑が浮上していた。

その疑惑を追及するのが、新聞記者・渡辺達哉（町田啓太）。すると、達哉のもとに横宮から独自取材の機会が舞い込む。

だが、この一件が達哉の人生を狂わせることに……。約束当日、達哉が指定されたホテルの一室に入ると、思わぬ事態が。なんと、横宮の妻・妃呂子（真飛聖）が頭から血を流して倒れていたのだ。

これにより、達哉は殺人未遂容疑で逮捕・起訴されてしまう。このなんとも奇妙な事件を担当するのは、かつて設楽拳一（唐沢寿明）を刑務所に送った冷徹な検事・佐々木雪乃（江口のりこ）。それを知った拳一は破格の報酬を提示し、敏腕弁護士・杉谷菜穂子（鈴木保奈美）に達哉の弁護を依頼する。

実は達哉が冤罪になった裏には、政財界に影響力を持つ本郷吾一（西田敏行）と、拳一の右腕だったはずの丸岡慎之介（要潤）の影が……。不審な動きをするふたりの目的とは？　そして、達哉の運命はいかに――。

新シーズンの舞台は、法廷。主人公・設楽拳一を演じる唐沢寿明はもちろん、町田啓太、小泉孝太郎、小林薫、西田敏行など前シーズンにも登場した豪華俳優陣らが勢ぞろいし、今作でも見入る演技を見せてくれる。また、今シーズンから参加した江口のりこや鈴木保奈美、石黒賢、真飛聖の演技力にも注目。彼らの引き込まれる演技で、作品はさらにスリリングなものとなっているのだ。

今作のテーマは「冤罪」で舞台もガラリと変わっているが、前作同様、設楽は大活躍。設楽がどのように権力者たちを操り、社会を変えていくのか注目したい。

また、達哉を追い込む検察官と達哉の弁護士との間にある過去の因縁や、次期都知事選に絡んで達哉を有罪にしようとする権力者たちの思惑など、またしても物語には“裏”が隠されている。だからこそ、事件の背後には誰のどんな企みが潜んでいるのかを考察しながら楽しむのもおすすめだ。

ちなみに、鈴木保奈美と唐沢寿明の共演はドラマ『愛という名のもとに』以来。弁護士とフィクサーという、それぞれ違った立場に置かれている2人は、どんな“強力タッグ”を汲み、冤罪と闘うのだろうか。予測不能な展開に驚きつつ、唯一無二なこの世界観を楽しんでほしい。

さらにSeason1の全話無料放送に続いて、『連続ドラマＷ フィクサー Season2』は、2023年7月9日（日）午後10：00～午後11：00で第一話無料放送、2023年7月1日（土）午前9：00～2023年8月10日（木）午後4：59の期間限定で、YouTubeおよびＷＯＷＯＷオンデマンドの無料領域にて第一話無料配信が決定！

フィクサーファンの方も、一筋縄ではいかないサスペンス作品に目がない方も、ぜひチェックしてみてほしい。

▼『連続ドラマＷ フィクサー Season2』予告映像はこちら

▼放送・配信情報

 

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