iOS 15で初めて搭載された「画像を調べる」機能が、iOS 17でかなり強化されました。以前からあった動物、植物、ランドマークなどに加え、食べ物の写真からレシピが検索できるようになりました。

「画像を調べる」の使い方

「写真」アプリでライブラリを開くと、一部の写真では下部の[i]アイコンが少し異なるデザインで表示されることがあります。これが表示された写真では、「画像を調べる」機能を使用できます。

  • 写真を開く。下部の[i]アイコンが図のようになっていたらタップします。右の図のようになっている場合もあります

  • 写真の撮影情報や位置情報が表示されます。[調べる]をタップすると、その写真を元に調べたSiriの情報やWeb検索の結果が表示されます

なお、料理の写真はあくまで料理名や類似した写真から検索されるため、被写体そのもののレシピが探せるわけではありません。

被写体を選択して直接調べる方法

写真に写っている被写体から直接調べることも可能です。

  • 写真を開いて被写体を長押し。被写体の輪郭が光ったら指を離し、メニューが表示されたら[調べる]をタップします。検索結果が表示されます

  • 検索できない被写体の場合は、長押ししてもメニューに「調べる」が表示されません

「画像を調べる」の使い方例

「画像を調べる」機能では、この他に下記のような使い方ができます。

  • 複数の被写体が認識された場合、タップして調べたい被写体を選択します

  • バラやダリアなどポピュラーな花は高い精度で検索可能。名前のわからない植物を検索することも可能です(結果が微妙な場合もあります)

  • 建物や橋、タワーなどのランドマーク、絵画や彫刻などのアート作品も検索可能。多少タイムラグはありますが、見歩きながら情報を調べることもできます

  • 犬や猫は種類を検索できます。その他の動物も検索が可能です