東京といえばランキングをご紹介します。東京は政治や経済の街であるとともに、国内外から多くの人が訪れる一大観光地。歴史や自然を感じられるスポットや、最新のグルメやファッションに触れられるスポットに簡単にアクセスすることができます。

今回は「東京といえば何が有名?」というアンケート調査を行いました。東京へのお出かけを計画中の方はもちろん、東京在住の方もぜひ参考にしてみてください。

  • 東京都といえばランキング

    東京都といえばをランキングで紹介します

東京に行ったことはある?

東京出身、あるいは旅行や仕事で東京を訪れたことがあるかを聞いたところ、結果は以下のようになりました。

はい…82%
いいえ…18%

今回のランキングは、「はい」と答えた方の回答を元に作成しています。

東京といえばランキング

東京といえば何が有名と思うかを聞いたところ、結果は以下のようになりました。

1位 東京タワー(22%)
2位 東京駅(13.8%)
3位 東京スカイツリー(8.5%)
4位 東京ディズニーリゾート(7.3%)
5位 皇居(5.7%)
6位 秋葉原(4.9%)
7位 浅草・浅草寺(3.7%)
8位 渋谷(2.4%)
8位 新宿歌舞伎町(2.4%)
10位 丸の内(2%)
11位 お台場(1.6%)
11位 アメ横(上野アメ横商店街)(1.6%)
11位 代々木公園(1.6%)
11位 築地市場・豊洲市場(1.6%)
15位 ラーメン二郎(1.2%)
15位 深川めし(1.2%)
15位 もんじゃ焼き(1.2%)
15位 表参道・原宿(1.2%)
15位 上野恩賜公園(1.2%)
15位 新宿御苑(1.2%)
21位 日本武道館(0.8%)
21位 国立新美術館(0.8%)
21位 六本木ヒルズ(0.8%)
21位 高尾山(0.8%)
25位 うな重(0.8%)
26位 江戸前寿司(0.4%)
26位 明治神宮(0.4%)
26位 すき焼き(0.4%)
26位 天丼(江戸前風)(0.4%)
26位 くさや(0.4%)
26位 八芳園(0.4%)
26位 国立西洋美術館(0.4%)
26位 深大寺そば(0.4%)
26位 三鷹の森ジブリ美術館(0.4%)
35位 くず餅
35位 両国国技館
35位 佃煮
35位 べったら漬け
35位 あんみつ
35位 どぜう鍋
35位 東京ミッドタウン

ここからは、10位までにランクインした項目について、おすすめのポイントやアンケートに寄せられたコメントなどをご紹介します。

1位 東京タワー(22%)

  • 東京タワーが1位という結果になりました

    東京タワーがランキング1位でした

東京といえばランキング、1位は「東京タワー」でした。港区芝公園に位置する鉄塔。1958年12月に電波塔として完成し、その高さは333メートルあります。150メートルと250メートルの2カ所に展望台があり、富士山が眺められる壮大な景色は観光客に人気。オリジナルグッズも充実しています。

2013年に電波塔としての役目を東京スカイツリーに引き継いだあとも、東京のシンボルとしての存在感は健在。また、ライトアップは100%太陽光発電でまかなわれているのだとか。東京の夜に、温かな光とともに浮かぶその姿は何とも幻想的です。

3つのポイント

  • 東京のシンボル: 東京都心にそびえ、東京を一望できる展望台は人気。
  • 太陽光発電: オレンジ色の温かな光は、自社の太陽光発電によるもの。実質CO2排出ゼロとなっています。
  • オリジナルグッズ: 模型や文房具、マスコット、お酒、スイーツなど、お土産に最適なグッズが充実しています。

おすすめする理由

「東京の観光といえば東京タワー。今見てもきれい」(48歳女性)
「東京スカイツリーはできましたが、私たちの世代にとって東京を象徴する存在といえばこちら」(56歳男性)
「東京に移り住むまで、東京タワーに行くことに憧れていたので」(51歳男性)
「小学生の頃、祖父によく連れて行ってもらった」(43歳男性)

住所 〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目2-8
webサイト 東京タワー

2位 東京駅(13.8%)

2位は「東京駅」でした。1914年、辰野金吾氏によって設計された東京の玄関口。頑丈な造りで関東大震災の被害は免れましたが、第2次世界大戦によってそのシンボルであるドーム型の屋根を焼失。修復工事では3階建てが2階建てになるなど、創建の頃とは違う姿となっていました。

2003年には東京駅丸の内駅舎が国の重要文化財となり、2007年からは壮大な復元工事がスタート。2012年にドーム型の屋根を含めて復元され、2017年には丸の内駅前広場も完成。正面に皇居を臨む、荘厳な雰囲気あふれる空間となっています。

3つのポイント

  • ドーム型の屋根: 外側だけでなく、内側にも美しい装飾が施されたレトロな雰囲気。
  • 東京ステーションホテル: 1915年に開業し、多くの著名人から愛されてきた歴史あるホテル。
  • 充実の商業施設: 駅構内には、話題の飲食店やショップが軒を連ねる「グランスタ」などがあります。

おすすめする理由

「東京駅に着くと東京に来たと感じる。帰りのお土産も、東京駅の品ぞろえが一番充実していて便利」(45歳男性)
「各種新幹線の発着駅だから」(70歳男性)
「日本建築のすばらしさを身近に体験できる」(41歳男性)
「東京の人の多さを、初めて知った場所なので」(49歳女性)

住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目
webサイト TOKYO STATION CITY

3位 東京スカイツリー(8.5%)

3位は「東京スカイツリー」でした。東京都墨田区押上にて2008年に着工され、2012年に誕生した地上デジタルテレビ放送の電波塔。高さは東京タワーの2倍に迫る、634(ムサシ)メートルです。

日本の伝統美と最新の建築技術が融合された姿が特徴的。足元は三角形、上に行くにつれて円形となる姿や、圧迫感を軽減して周辺地域の日照時間に配慮したという側面の格子部分など、高い技術が注がれています。東京タワーとは対照的な、洗練された青い光を放っています。

3つのポイント

  • 展望フロア: 地上350メートルに展望デッキ、445~450メートルに展望回廊があります。
  • プラネタリウムや水族館: 星空を見ながらリラックスしたり、地域密着の水族館で生き物に癒やされたりすることができます。
  • 東京ソラマチ: 東京スカイツリーの足元に広がる、話題のグルメやオリジナルグッズを扱う店などのエリア。

おすすめする理由

「脱帽するほどの混み具合だったが、景色と設備は見事でした」(40歳男性)
「どこからでも見つけられる高さだから」(57歳男性)
「東京タワーに代わる、新たな名所だと思うので」(61歳男性)

住所 〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目2
webサイト 東京スカイツリー

4位 東京ディズニーリゾート(7.3%)

4位は「東京ディズニーリゾート」でした。ディズニーファンに限らず、国内外から多くの観光客を呼ぶ滞在型テーマリゾート。1983年開業の東京ディズニーランド、2001年開業の東京ディズニーシー、パークをつなぐモノレール、パーク内や周辺に建つホテル、ショッピング施設などを含めた総称です。

所在地は千葉県浦安市舞浜ですが、羽田・成田空港および新宿駅、東京駅、池袋駅など、東京の主要な駅から直行バスで簡単にアクセスできます。

3つのポイント

  • 一大観光スポット: 2022年にはランドとシーを合わせて2,200万人以上が来園。
  • 滞在型リゾート: パーク内や周辺に提携するホテルが多く建ち並び、ホテルとパークとのアクセスも便利。
  • 公式アプリ: チケットや予約システムはデジタル化されており、待ち時間を短縮して時間を有効に使うことが可能。

おすすめする理由

「日常を忘れられる、楽しくて特別な場所」(35歳男性)
「細かくいうと東京ではないが、東京のイメージが強い」(56歳男性)

住所 〒279-0031 千葉県浦安市舞浜1-1
webサイト 東京ディズニーリゾート

5位 皇居(5.7%)

東京といえばランキング、5位は「皇居」でした。皇居とは天皇の住まいのこと。江戸時代まで主に京都御所が使われていましたが、明治天皇から江戸を「東京」と改め、今の場所に移されました。

広大な敷地には御所や宮殿、庭園が広がり、その一部は一般参観で見学することができます。皇居のまわりはおよそ5キロのランニングコースとしても人気で、美しい緑の風景を見ながら、ゆるやかなアップダウンの皇居ランを楽しむことができます。

3つのポイント

  • 日本古来の建築美: 国内外の来賓をもてなす宮殿など、日本の伝統技術が随所に生かされています。
  • 開放的な庭園: 皇居東御苑の江戸城史跡が残るエリアや、美しい芝が広がるエリアなどは一般開放されています。
  • ランニングステーション: 周囲には皇居ランのためのロッカーやシャワールームなどを完備した施設が点在。

おすすめする理由

「天皇の住まいがあるというのは、東京らしいと思う」(61歳男性)
「東京で一番広い敷地だと思うから」(59歳男性)
「憧れの東京で、初めて訪れた場所だから」(54歳女性)

住所 〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1 皇居東御苑
webサイト 千代田区観光協会

6位 秋葉原(4.9%)

6位は「秋葉原」でした。秋葉原といえばやはり「秋葉原電気街」。JR秋葉原駅から近い中央通りには家電量販店が建ち並び、アニメやフィギュアのほか、無線やパソコンの部品などを扱う店が集まっています。

オタク文化にわく秋葉原は「聖地」と呼ばれ、国内外からたくさんの観光客が訪れます。中央通りは毎週日曜日の午後に歩行者天国を実施。さらなる賑わいを呼んでいます。

3つのポイント

  • アキバ: 「アキバ」という呼び名は、外国でも広く認知されています。
  • オタク文化: アニメやフィギュア、パソコンなどの専門店が多く、愛好家が「聖地」として集います。
  • ホコ天: 毎週日曜の午後に実施されるホコ天は秋葉原の名物。

おすすめする理由

「アニメ、マンガ、サブカルチャーの聖地」(45歳男性)
「昔は、暇さえあれば通っていました」(51歳男性)
「自分がオタクなので」(37歳男性)

7位 浅草・浅草寺(3.7%)

7位は「浅草・浅草寺」でした。下町風情が感じられる浅草は、外国人観光客にも定番の人気スポット。地下鉄の浅草駅から地上へ出ると、すぐ近くに有名な雷門があります。朱色の門に下がる大きな提灯は、浅草を象徴するもの。テレビの中継でもおなじみです。

雷門からは仲見世通りが続いており、扇子やこけし、忍者グッズ、漢字Tシャツなどの土産物店がずらり。人形焼きや雷おこしなどの甘い香りも漂っています。

3つのポイント

  • 下町グルメ: 江戸前ずし、そば、天丼、もんじゃ、洋食など、下町情緒を感じながらの食事は格別。
  • 遊園地: 日本最古とされる「花やしき」は、アットホームな雰囲気でアトラクションなどを楽しめます。
  • 水辺エリア: 東京スカイツリーを間近に見られます。東京湾クルーズが楽しめる水上バスは、浅草駅からアクセスしやすいのでおすすめ。

おすすめする理由

「東京に行く時は、浅草寺でお参りをしてから買い物に行くのが定番」(58歳男性)
「毎年必ず築地に行き、浅草寺にも詣でている」(61歳男性)
「うな重やまんじゅうなど、おいしいものが食べられる」(63歳男性)

住所 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
webサイト 浅草寺

8位 渋谷(2.4%)

8位は「渋谷」でした。JRや私鉄が多く乗り入れる、東京屈指の繁華街。駅前のスクランブル交差点と、若者のファッションブランドが入る「109」ビルは渋谷のランドマークとなっています。

繁華街というイメージがある反面、同じ渋谷エリアには大学、高層のビジネスビル、高級住宅地、外国の大使館も。NHK放送センターや明治神宮もあります。

3つのポイント

  • 渋谷センター街: 回転寿司やファストフード店などが並び、昼も夜も賑わう。
  • 商業ビル: マークシティ、ヒカリエ、パルコ、マルイなど、最先端のファッションやグルメ、ゲームなどを発信するスポットが集結。
  • ショーや演劇: 東急シアターオーブやPARCO劇場などの施設は有名。

おすすめする理由

「スクランブル交差点をはじめ、メディアでよく取り上げられる場所だから」(49歳女性)
「東京を代表するグローバルな場所」(60歳男性)

webサイト 渋谷区観光協会

8位 新宿歌舞伎町(2.4%)

8位には「新宿歌舞伎町」も入りました。JR新宿駅の北側に広がる地域で、飲食店や映画館、ライブハウス、ホストクラブなどが並ぶ地域。夜になると色とりどりの電飾が光り、一層の賑やかさとなります。歌舞伎町エリアの南東端には、新宿区役所があります。

3つのポイント

  • 東急歌舞伎町タワー: 西武新宿駅の近くに建つ商業ビル。ホテルや映画館、シアターなど、最先端のサービスや技術に触れられます。
  • 年末年始の特別警戒: 年末年始の期間、多くの警察官が動員されます。警視総監による視察も。
  • 歌舞伎町の祭り: 5月に花園神社例大祭、7月に新宿エイサーまつりなどが開催されます。

おすすめする理由

「他の都道府県にはない日本一の繁華街で、常に活気があるから」(36歳男性)
「大学時代の友人と飲むときは、新宿の歌舞伎町周辺に集まっていたから」(41歳男性)

10位 丸の内(2%)

10位は「丸の内」でした。江戸時代、江戸城本丸近くの大名屋敷が広がっていたエリアのことで、東京駅や東京中央郵便局、東京国際フォーラムといった有名な施設のほか、銀行、企業の本社などが集まっています。

丸ビルや新丸ビル、丸の内オアゾ、TOKIAなどの複合施設もしており、平日のビジネスマンの憩いの場に。週末は観光客が訪れる人気スポットとなっています。

3つのポイント

  • 美しい街並み: 皇居へ続く行幸通りや、街路樹が美しい丸の内仲通など、丸の内ならではの洗練された景観が広がっています。
  • おしゃれなショップやカフェ: 大人向けの上質なインテリアショップやダイニングバーなどが集まっています。
  • イルミネーション: 冬は街路樹にイルミネーションが取り付けられ、幻想的な雰囲気に。

おすすめする理由

「東京駅を出たときの景色が印象的」(56歳男性)

東京のおすすめの季節は?

東京を訪れるのにおすすめの季節を聞いたところ、以下のようになりました。

1位 春(3月~5月)…35.2%
2位 年間通しておすすめ…34.7%
3位 秋(9月~11月)…14%
4位 夏(6月~8月)…11%
5位 冬(12月~2月)…5.1%

春(3月~5月)がおすすめの理由

「千鳥ヶ淵の桜並木がとてもきれいで美しいから」(56歳女性)
「東京にも代々木公園や皇居など、桜の名所が多いから」(69歳男性)
「相変わらず人は多いが、過ごしやすい季節だから」(58歳男性)
「暖かいし、浅草や原宿などの散策には良い季節だと思います」(65歳男性)

年間通しておすすめの理由

「都会には季節感があまりないので、いつ訪れてもいいと思う」(49歳男性)
「東京は自然だけが売りではないから」(48歳男性)
「季節に関係なく、東京は人が集まる刺激的な場所だと感じる」(63歳男性)
「夏はかなり暑いが、涼めるところもたくさんあるので」(43歳女性)

秋(9月~11月)がおすすめの理由

「秋は明治神宮外苑のイチョウ並木が見事」(51歳男性)
「散策するには涼しいほうがいいので」(43歳男性)

夏(6月~8月)がおすすめの理由

「夏のディズニーの催しが好きだから」(56歳男性)
「夏祭りが多い季節なので」(33歳女性)

冬(12月~2月)がおすすめの理由

「真冬のライトアップは本当にきれいです」(48歳女性)
「年末の賑わいを感じられる12月の東京もいいです」(36歳男性)

東京タワーの人気は健在。歴史や自然を感じるスポットも

東京といえばランキングをご紹介しました。1位「東京タワー」、2位「東京駅」、3位「東京スカイツリー」という結果に。あなたがイメージする東京と違いはありましたか?

上位にはタワーが2つランクイン。2012年の東京スカイツリー開業後も、東京の夜にオレンジ色に浮かぶ東京タワーの存在感は以前のまま。東京を象徴する光景と感じる方が多いようです。

東京といえばランキングの特徴に、ランキング上位にお土産物やグルメが入らず、地名が多かったことも挙げられます。渋谷や秋葉原、丸の内など、趣きの全く異なる街がアクセスしやすい場所に点在しているというのも、東京ならではの魅力といえるでしょう。

歴史を感じる東京駅や皇居周辺がある一方、最新のグルメやファッションに触れられるスポットも充実。東京への旅行を考えている方はもちろん、東京に住んでいるという方も、改めて出かける機会を作ってみませんか。

調査時期: 2024年3月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計300人(男性: 241人、女性: 59人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート