中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう23日に放送。ゲストに、若槻千夏と桜井日奈子が出演する。

  • 「ギョーザW」

新潟県・長岡市で見つけた、創業46年の中華料理店が登場。営業が22時~午前2時の深夜帯ということもあってか常にシャッターが閉まっていて、客が自らシャッターを開けて営業中かどうかを確認する珍しいスタイルとなっている。

若者ですら「やば」とつぶやくボリュームで知られ、銀色のボウルで運ばれてくる「ラーメン(大)」(950円)は、自家製中華麺が6玉。さらに、ゆでたまご、チャーシュー、ほうれん草、メンマ、ネギなどがトッピングされ、総重量は約3kgにもなる。

普通盛りの「ラーメン」(850円)ですら麺は600g以上で、男性が2人でシェアする光景も。「通常は麺が2玉だけど、お客さんの状況によっては3玉、3.5玉くらいかも」と、注文より麺の量が増えることに頓着しない店主。だが、「少なめ」のリクエストにはなぜかあまり応えてもらえないのがお約束となっている。

「塩ラーメン」(850円)は、にぼしやリンゴに加え、ワタリガニなど約20種の食材を使った深みのある黄金スープが特徴。客も「スープがね、出汁がめっちゃ効いてて、これは全然違うわ」と、その味にうなる。40年通う常連客がおすすめするのは、自家製ワンタンを使った「ワンタンメン」(950円)。一般のお店では6~7個というワンタンが13個も入る。

店主自慢の餃子は、かつてアルバイトしていた今は無き有名店のものを「完全コピー」したという。キャベツの甘みがわかる餡を使った「ギョーザS(シングル)」(500円)は約16個だが、かつて3人前を頼んだ客は「100個来た」と、ラーメンに負けず劣らずのボリュームで提供したことも。「おいしいってのは量が多くないとダメ。おいしいものを安くいっぱい食べ(させ)る。これ基本」というポリシーを持つ店主。その考えのルーツには、幼い頃の祖母との思い出があった――。

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