京王電鉄と京王グループの高尾登山電鉄は2月28日、京王線・井の頭線および高尾登山電鉄のケーブルカー・リフトにおいて、クレジットカードのタッチ決済とQRコード認証を活用した乗車サービスの実証実験を行うと発表した。

  • 京王グループ、タッチ決済/QRコードで「高尾山きっぷ」を試験提供

    京王グループ、タッチ決済/QRコードで「高尾山きっぷ」を試験提供

現在は磁気券として自動券売機で発売している「高尾山きっぷ」をクレジットカードやスマートフォンなど様々な手段で利用できるようにし、利用の活性化を目指す。

高尾山きっぷとは、京王線・井の頭線各駅から高尾山口駅までの往復割引乗車券と、高尾山ケーブルカーまたはリフトの割引乗車券がセットになったものだ。

今回の試みのうち、まずタッチ決済を用いるパターンとしては、京王線・井の頭線の一部の駅に設置される対応自動改札機をタッチ決済で通って高尾山口駅まで乗車し、高尾山でも同じくタッチ決済でケーブルカーやリフトに乗車、そして帰りは高尾山口駅からタッチ決済で帰ると、これらが同日中の利用であれば後から自動的に「高尾山きっぷ」相当の請求額に割り引かれる。

QRコード認証を用いるパターンとしては、近日中に開設される「TAMa-GO Eチケットサイト」で「高尾山きっぷ(QR企画券)」を購入すれば、スマートフォンの画面上に表示させたQRコードを対応自動改札機に読み取らせるだけで発券不要で乗車できる。

  • 対応自動改札機/専用リーダー設置駅一覧

    対応自動改札機/専用リーダー設置駅一覧

なお、京王電鉄ではすでにタッチ決済/QRコード対応自動改札機の設置を進めている。2024年3月末時点(予定)の設置駅は、新宿(百貨店口、西口、新線口、新都心口)、笹塚、千歳烏山(北口、南口、西口)、つつじヶ丘、調布(中央口)、府中(北口、南口)、分倍河原(京王改札)、聖蹟桜ヶ丘(西口、東口、せいせき口)、高幡不動、京王八王子(中央口)、高尾(京王南口)、高尾山口、京王多摩センター(中央口)、橋本、渋谷(中央口)、下北沢(中央口)、明大前(中央口)、吉祥寺の18駅26カ所。

タッチ決済の対応ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardも追加予定としている。タッチ決済によるケーブルカーおよびリフトの乗車サービスは全国初の取り組みだという。