東武鉄道は、南栗橋車両管区に保管されている「8111F」に関して、南栗橋車両管区七光台支所への転属を記念し、「転属記念回送列車ツアー」と「ライトアップ撮影会」を10月28日に実施すると発表した。その後、東武アーバンパークライン(野田線)で営業列車として運行する。

  • 「8111F」イメージ

「8111F」の転属について、東武博物館が所有し動態保存している8000系で唯一の原形前面形状車両であるため、多くの人に乗車してほしいという思いから、通常の営業運転に使用する判断をしたとのこと。その上で、8000系6両編成での営業運転が可能な東武アーバンパークライン(野田線)への転属を決定した。10月28日に開催されるツアーと撮影会の終了後、順次、東武アーバンパークラインでの営業運転が開始される。

「転属記念回送列車ツアー」は、「8111F」に乗車し、南栗橋駅から東武日光駅までの旅を楽しめるツアー。記念品として硬券記念乗車証と8000型特製ネクタイピンなどが用意される。申込みはクラブツーリズムのウェブサイトにて受付中。募集人数は150名(最少催行人員70名)。参加費は大人1万5,000円・小児1万3,000円。

  • 実際のテストライトアップの様子

「ライトアップ撮影会」は、10月28日の18時から20時30分まで、南栗橋車両管区七光台支所(最寄駅は東武アーバンパークライン七光台駅)にて開催。「8111F」「8150F」の2編成が並んだ状態で撮影を行える。申込みは「TOBU MALL」にて10月27日12時まで受け付ける。募集人数は最大40名(18歳未満の参加は不可)。参加費は3万円で、「8111F方向幕タオル」が付属する。