女優の橋本環奈とジャニーズWESTの重岡大毅がW主演を務める、映画『禁じられた遊び』(9月8日公開)の場面写真が8日、公開された。

  • 橋本環奈

    橋本環奈

同作は清水カルマ氏による同名小説の実写化作。映像ディレクター・倉沢比呂子(橋本)は、かつての同僚である伊原直人(重岡)の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。謎の呪文、トカゲの尻尾、指、白い影、蠢く盛り土、封印された家……そして彼女の身に異常な現象が起こりはじめる。それは、子どもの純粋な願いによって解き放たれた災いだった。

この度公開されたのは、比呂子(橋本環奈)とその周りで次々とおかしくなっていく登場人物たちの闇落ちシーン。ホラー映画の金字塔『シャイニング』を彷彿させる覗き見ショット、ジャパニーズ・エクソシストともいえる霊能者の異変直前のカットに加え、どう見ても様子がおかしい元同僚の表情、そして、恐怖に戦慄する比呂子を収めた場面写真が到着した。

まず全てのきっかけを作ってしまった元凶が、比呂子の元上司・川崎(新納慎也)。過去にOLをしていた比呂子は、上司のセクハラに悩まされ、その行為が徐々にエスカレートしていった。ある日、恐怖に怯える彼女を助けたのが、同僚の伊原直人(重岡大毅)だった。彼の優しさに惹かれていく比呂子の想いに、妻・美雪の強い嫉妬が生霊とへんげし、比呂子に襲い掛かる。

その後比呂子は、会社を辞め、WEB動画のディレクターへと転身を遂げる。ある日、直人の妻が事故で亡くなったことを知り、直人と再会を果たすも、7年前と同様に次々と不気味なことが起き始めてしまう。

番組で一緒になった霊能者・大門謙信(長谷川忍/シソンヌ)、幸せいっぱいだった比呂子の元同僚の平丘麻耶(堀田真由)の身にも異変が起こり、比呂子に向かっておかしな行動に出る。耐えきれなくなった比呂子は恐ろしい現象の根源を知るため車で伊原家へ向かうが、それを食い止めようとするのが、生霊から怨霊へと姿を変えた美雪だった。7年間積りに積もった彼女の嫉妬心は、限界まで巨大化、遂に、車中までにも忍び寄っていた。

橋本は、本作について「生まれ変わっても、呪いや怨念が生き続けている。そこが新しいですし、自分の中でも納得しました。劇中、大門のセリフにもありましたが、一度死んで蘇った人間の方が、怨念がより強いというのは、正にその通りで。一回で消滅できないというのは、その執念が、その間蓄積されていたということ。漫画やアニメで、生き延びている妖怪は、大体強い。生まれ変わりが、一番怖いと感じられる映画だと思います」と、数多あるホラー映画作品の中でも、本作の魅力、そして、恐ろしさの本質を語った。

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