映画『キングダム 運命の炎』(公開中)の全国舞台挨拶ツアーが2日・3日に行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、吉沢亮、大沢たかおが登場した。

  • (C)原泰久/集英社 (C)2023映画『キングダム』製作委員会

    (C)原泰久/集英社 (C)2023映画『キングダム』製作委員会

同作は原泰久氏による、人気コミックスの実写化作。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍となる戦争孤児・信(山崎)と、後の始皇帝となるエイ政(吉沢亮)が、ともに中華統一を目指す。2019年、2022年に公開され大ヒットを記録、今回が第3弾となる。

公開から3日間のオープニング観客動員数が本年度の実写映画No.1というスタートを切った同作。大ヒットの感謝を伝えるべく、2日から2日間にわたり札幌、福岡、大阪、名古屋の全4都市を巡る全国舞台挨拶キャンペーンを実施した。

キャンペーン初日、まず北海道・札幌に降り立った山崎と大沢は、約500名のお客様の間を通り、大きな歓声のなか登壇。山崎は「北海道に来れて嬉しいです、劇場に足を運んでくださってありがとうございます! 天下の大将軍になるまでやりたいと思ってたので3作目ができて嬉しいです!」とあいさつする。事前に公式SNSで募集した質問から「自分にはできないかもと思うことがあった時どうやって気持ちを奮い立たせてますか」と聞かれると、大沢は「今回この役をいただいて漫画の王騎は人間を超えたような存在だったので、さすがにこれは自分でも無理かなと思いましたが、すぐにトレーニングを始めて盲目的にトレーニングして、プロテインも普通に飲むわけじゃなくてアイスクリーム、生クリーム、そこにシリアルを入れたものを1日3回飲んだりして、恐怖と隣り合わせになりながら20kgの増量をしました」とストイックな役作りを明かし、観客を驚かせた。

息つく暇もなく福岡に移動した2人は吉沢と合流すると、2回目の舞台挨拶を実施。福岡での思い出を聞かれると、山崎は「原作の原先生の作業場にお亮(吉沢)と一緒に行かせてもらったことがあります。かなり貴重な経験をさせてもらったので、すごく思い出に残ってます」と語り、吉沢も「凄く貴重な経験でしたし、その時に王騎のフィギュアをいただいて未だに飾ってあります。あと、全然別の映画でも賢人とロケにきたりもしていて、福岡はいろんな思い出があるので好きです」と当時を回顧しながら笑顔で話した。

続く2日目は大阪からスタート。山崎は「今日は大阪の皆さんに会いに来ることができて嬉しいです。“ほんまに”ありがとうございます!」と関西弁を交えて挨拶。すると、吉沢も「映画は楽しんでいただけましたか? 俺も何か言いたいので、“なんでやねん”!」、大沢も「“せやねんな~”。流れでやっておこうかなと思いまして(笑)。朝からご覧いただき、ありがとうございます! 皆さんに4年越しに直接顔を合わすことができてドキドキワクワクしております」とサービス精神たっぷりにコメントした。

その後、名古屋での舞台挨拶を終えると、キャンペーンの締めくくりとして、2,000名を超える観客を迎えた屋外トークイベントを実施。シリーズで行った野外イベントの中で最大規模となる光景に、「すごい! 圧倒されてます!」と山崎は多くの熱狂的なファンを前に驚きを隠せない様子。大沢も「暑い中待っててくださりありがとうございます。人が全然いなかったらどうしよう、と移動の車の中で思ってましたが、こんなに多くの方々が足を運んでくださって嬉しいです」と笑顔で語っていた。

総移動距離約3,230㎞に及ぶ全国キャンペーンを終えた吉沢は、「コロナがあったので何年かぶりにあれだけの声援をいただいて、思わず挨拶するのを忘れちゃうくらいテンションがあがりました」と喜びを表現。大沢も「本当に圧巻でしたよね、たくさんの方が待っててくださっていて。ずっとご挨拶できずここまできてたので、全国にご挨拶できたことを本当に嬉しく思います」と感謝を伝える。

山崎は「普段こういう機会がなかったので凄く怒涛でしたが各都市の方みんな温かくて熱があって、応援してくれてるんだなと思うとキングダムの魅力をもっと届けられたらなと思いました。楽しかったです!」と興奮冷めやらぬ様子でコメントした。