シニア・中高年の方々が交流するコミュニティサービス趣味人倶楽部を運営するオースタンスは、1384名のシニアを対象に、脱マスクやコロナに対する意識調査を実施した。調査は4月21日~25日に実施した。

新型コロナウイルスが「5類感染症」へ移行することに対して、シニアの44.9%が賛成する結果となった。

賛成の理由としては、「社会生活を回さないといけないと思うので」(60代女性)、「ワクチンだけではなく、薬も開発されたこともあり、恐れなくても良いと考えるから」(70代女性)といったコメントが寄せられた。

一方で、懸念する声や、経済効果と感染拡大の中で迷いのある意見もみられた。5類感染症へ移行することに対して、反対する意見としては、「感染が落ち着いたとはいえないと思うから」(70代男性)、「再流行などまだまだ油断出来ないと思います」(50代女性)といったコメントが寄せられた。

5類引き下げへの不安や懸念点については、医療費の自己負担が最も多い52.7%。次いで海外からの旅行客に対する検疫の廃止、いわゆる水際対策がなくなることに対する不安が46.0%という結果になった。

外出や旅行に対して前向きな意見が多いものの、感染対策については引き続き行ってほしいとの声が多い結果となっている。