歌手で女優の安斉かれんが主演を務める短編映画『イマジナリーフレンド』が、dTVで配信開始した。

映画『イマジナリーフレンド』

映画界からも注目を集める新進気鋭の映画監督・坂部敬史氏が脚本と演出を務めた同作。ある日、カレンは空の買い物かごを持った少年・ナナシと出会う。カレンは目に見えるモノしか描けない画家ヒカリを加えて、かごの中に猫がいたと言い張るナナシとともに、猫を探し始める。

主人公・カレンを演じたのは、ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で演技初挑戦ながら主演を務めた安斉。ヒカリ役には松本怜生、ナナシ役を志水透哉が演じている。また、安斉が歌う同作の主題歌「未来の音」も、23日にリリースされた。

コメントは以下の通り。

■安斉かれん
自分には見えないモノが別の誰かには見えていて、自分には見えているモノが他の誰かからは見えない。これはファンタジーなようで、実はすごくリアルな話なのかもって思ってます。それが物なのか、人なのか、夢なのか、未来なのかは人それぞれだと思います。この作品を通じて、自分には見えないけど否定しない優しさとか、自分にしか見えないけども信じる勇気とか、そういったことを感じてもらえるかもしれません。

■志水透哉
目に見えないものしか信じない2人と一緒にナナシにしか見えていない猫を探して、色々な話をしたり絵を描いたり歌を歌ったりして、仲良くなるけど不思議な関係で、最後猫が見つかったときどうなるかが見どころです。

■松本怜生
作品全体の自分が個人的に好きな見どころは、10歳の少年ナナシ、22歳の歌い手カレンさん、24歳の絵描きのヒカリ。この3人が河川敷で1匹の猫を探している光景が現実世界では味わえないすごい特別な青春感を感じさせられる絵になっているところです。