OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回はアーティストです。

「アーティスト」は一期一会の出会いがある

  • タップする度に絵柄が変わる「アーティスト」の文字盤

「アーティスト」は、watchOS 7で新しく登場した、グラフィックアートがモチーフの文字盤です。Geoff McFetridgeとのコラボレーションによるもので、人物画の目鼻がデジタルの時刻表示になっています。今時っぽいシンプルでフラットなタッチは、スタイリッシュでもあり、どこかシュールな雰囲気でもあります。文字盤をタップすると人物の絵柄が変化し、その組み合わせは何百万通りにもなります。

情報量と実用性

表示される情報は時刻のみで、カスタマイズもできないため、情報端末的な実用性を求めるのには向いていません。しかし、タップすると絵柄が変わるというインタラクションもスマートウォッチならではの特性を活かした仕様です。Apple Watchの、ヘルスケアや情報処理端末「ではない」方面を向いたコンセプトの存在感を示す文字盤と言えるでしょう。

おススメの使い方

文字盤ギャラリーから追加するだけで、何も手を加えずにスタイリッシュなグラフィックアートを楽しめます。ゆるい気持ちで過ごしたいときや、カスタマイズを気にせず使いたいときにピッタリです。

アレンジ例

  • 意図的にアレンジすることはできません。文字盤をタップして、一期一会のポートレートを楽しみましょう

「アーティスト」文字盤のバランスは?

  • 情報量は少なく、見た目の楽しさやスタイリッシュ感を楽しむ文字盤。スマートウォッチの特性が遊び心方面に活かされています