OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「モジュラー」です。

複数の情報をコンパクトにまとめた「モジュラー」

  • 情報系文字盤の元祖と言える「モジュラー」

    情報系文字盤の元祖と言える「モジュラー」

「モジュラー」はApple Watchデビュー当初からある文字盤の一つで、当時はもっともコンプリケーションが多く配置されたデザインでした。現在も、Apple Watch Series 3以前のモデルで情報量の多い文字盤を選ぶなら「モジュラー」が筆頭でしょう。

カラー選択で「マルチカラー」を選ぶと各コンプリケーションの色で表示されます。特定のカラーを選んでバンドとコーディネートすることもできます。

情報量と実用性

コンプリケーションは中央にある大きい枠1つと、アイコン表示の枠4つの合計5カ所。大きい枠はテキストを3行表示できるので、カレンダーやリマインダー、アクティビティなど、情報の詳細が一目でわかります。情報量が多めの割に画面が整理されているため視認性が良く、iPhoneの"出張所"となる手元の情報端末として活用するのに最適です。

なお、Apple Watch Series 4以降ではさらにコンプリケーションが多く、大きくなった「インフォグラフモジュラー」が利用できます。

おススメの使い方

Apple Watch Series 3以前のモデルで情報量の多い文字盤を使いたい場合におススメ。ガジェット感を求めるなら「マルチカラー」、スッキリデザインなら単独カラーを選ぶと良いでしょう。

また「インフォグラフモジュラー」だと賑やかすぎるとお思いの方にも、情報量をあまり減らさずちょっと控えめなデザインにすることができるのでおススメです。

アレンジ例

  • マルチカラーに設定。情報量は多いですが画面が整理されているので視認性は良好です

  • 同じ設定を単色のカラーに設定。見え方がおとなしくなり、バントとのカラーコーディネートにも最適です

「モジュラー」文字盤のバランスは?

  • 情報デバイスとして活用することをメインにした文字盤だけに、情報量や実用性に強いデザイン。ガジェット感はマルチカラー表示の方が強調されそうです