シニア犬(老犬)におすすめのドッグフード7選!評判の良い餌20種を比較!!

シニア犬には「低脂質・低カロリー」なフードが良いと言われますが、これは半分正解で半分間違った考え方です。

大型犬なら5歳頃、小型犬なら7歳頃からシニア期と言われていますが、この時期とさらに年齢が上がった老齢期とでは食べる量や消化能力に差が出てくる為です。

このページではそんなシニア向けフードの選び方と、シニア犬(老犬)におすすめのドッグフード7選をご紹介します。

このページを読めば、あなたのシニア犬に最適なドッグフードが見つかりますよ。

この記事を書いた人
ドッグフード愛好家
めぐみ
幼い頃からずっと犬の居る環境で育ってきました。今は住まいの関係で泣く泣く実家にお世話を頼んでいますが、小型のミックスと暮らしていました。実家はあまりフードに興味がなく、お世話をお願いしていることもあり、フードは私が送ったものをあげて貰っています。新しいフードは原材料をチェックして変なものが入っていなければ、自分でも味見する少しマニアックなドッグフード愛好家です。

シニア犬(老犬)にドッグフードを選ぶ3つのポイント

  1. 老化の進行具合に合わせてフードを変える
  2. シニアの悩みに配慮した成分入りがおすすめ
  3. 腸内環境に配慮したフードがおすすめ

シニア犬(老犬)用のドッグフードを選ぶ時は、上記の3つがポイントになります。なぜこの3つがポイントになるのか一つずつ分かりやすくご紹介しますね。

老化の進行具合に合わせてフードを変える


出典:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2221169116301587

国内1,198の動物病院から集めたデータ※によると、日本で飼育されている犬の大部分が7歳頃に「肥満傾向(overweight dogsでBCS4)」または「肥満(Obese dogsでBCS5)」の状態であることが分かります。

そのため、冒頭でも紹介したように太っている子の増える7~10歳頃のシニア初期については、低脂質&低カロリーなフードがおすすめです。

反対に10歳以上の老齢期になると食欲や代謝が落ちるのか、体重が減少する傾向にあるので栄養価の高いフードがおすすめです。

ただ、このデータは小型犬の人気が高いの国内のデータです。大型犬は上記より2~3歳マイナスして考えると良いでしょう。

また、老化の進行にも個体差があるので必ず上記の年齢で切り替える必要はなく、老化の具合を見ながら切り替えてあげましょう。

シニア期によく見られる変化の例
  • 寝ている時間が長くなる
  • 無意味にウロウロする
  • 散歩に行きたがらなくなる
  • 足を引きずる
  • 段差に登れない
  • 肉球が硬くなる
  • 口臭が気になるようになる
  • 食べ過ぎると吐く・下痢をする
  • 身体に触っても反応が少ない
  • 鼻が乾いている

Characteristics of obese or overweight dogs visiting private Japanese veterinary clinics(日本の民間獣医クリニックを訪れる肥満または太りすぎの犬の特徴 【翻訳機能を使った直訳】)
Shiho Usui、Hidemi Yasuda、Yuzo Koketsu

シニアの悩みに配慮したフードがおすすめ


メーカーによって成分は様々ですが、シニアに多いトラブル(関節や痴呆など)に配慮したフードを選ぶと良いでしょう。

これは必ずしも成分を加えるばかりではありません。腎臓や心臓に配慮してミネラル分を調節するといった場合もあります。

ただ、この辺りは各メーカーの「当社比」だったりする場合もあるので、参考程度に見ておくだけでも良いでしょう。

また、加齢に伴って歯周病も増えますし噛む力も弱まるため、必要に応じてドライフードをふやかしたり、ウェットフードを取り入れるのも良いですね。

腸内環境に配慮したフードがおすすめ

種類 代表的な菌及び原材料
プロバイオティクス ラクトバチルス(乳酸菌)、ビフィズス菌、エンテロコッカス(フェシウム、フェカリス)
プレバイオティクス ふすま、米ぬか、セルロース、ビートパルプ、酵母、イヌリン、オリゴ糖など

加齢に伴い犬の腸内細菌が減少することが分かっています。(ただしそれによって健康にどう影響するかは分からない)※

簡単にまとめると「プロバイオティクス=菌そのもの」「プレバイオティクス=菌のエサとなるもの」という違いがあります。

腸内環境は個体差があるので、「何か一つを沢山」よりも「色んな種類」がとれるフードがおすすめです。

また、プロバイオティクスについては犬に対する安全性や効果が良く分かっていないものもあり「〇〇菌」ならなんでも良いという解釈で手当たり次第に試すのは疑問です。

Transition of the intestinal microbiota of dogs with age. Bioscience of Microbiota(年齢とともに犬の腸内細菌叢の移行【翻訳機能を使った直訳】)
MASUOKA H, SHIMADA K, KIYOSUE-YASUDA T, et al., Food and Health. 2017;36(1):27-31. doi:10.12938/bmfh.BMFH-2016-021

シニア犬(老犬)に評判の良いドッグフード20種類を徹底比較!

商品名 タンパク質・脂質・カロリー(100gあたり) シニア向け成分 プロバイオティクス:プレバイオティクス

ポンポンデリ
21.3%
9.2%
351㎉
1:4

ピッコロ
32%
15%
355㎉
0:1

うまか
24.5%
11.5%
345㎉
1:2

モグワン
27%
10%
363㎉
1:1

カナガン
29%
15%
376㎉
0:1

アカナ
(シニアドッグ)
33%
14%
332.5㎉
1:0

オリジン
(シニア)
38%
18%
394㎉
3:0

アーテミス
(ウェイトマネージメント
&スモールシニアドッグ)
22%
12%
355㎉
3:0

ロイヤルカナン
(エクストラスモール
アダルト)
22%
16%
401㎉
0:2

サイエンスダイエット
(小型犬用 シニア 7歳以上
高齢犬用 チキン)
16%
12%
364㎉
0:1

ユーカヌバ
(スモールシニア)
27%
15%
401㎉
0:3

シュプレモ
(エイジングケア 7歳以上)
27%
13%
350㎉
0:2

ナチュラルチョイス
(小型犬用
エイジングケア 7歳以上)
26%
14%
365㎉
0:2

ソルビダ
(室内飼育 7歳以上用)
23%
10%
330㎉
3:5

アイムス
(健康サポート チキン小粒)
24%
10.5%
369㎉
0:2

ピュリナワン
(7歳以上 ほぐし粒入り
これからも健康ケア チキン)
28%
13%
379㎉
0:0

スーパーゴールド
(フィッシュ&ポテト
子犬・成犬用)
28%
13%
379㎉
0:0

ファーストチョイス
(高齢犬 小粒 チキン)
21%
7%
327㎉
0:4

プロプラン
(成犬用 9歳頃~
小型犬 チキン)
26%
13%
364㎉
0:1

シーザー
(チキンと4種の農園野菜入り
11歳 小粒)
25%
12%
355㎉
0:1

※体重10kgの子の給餌量と給餌量通りにあげた場合のエネルギー

シニア犬に人気で評判の良い20種類のドッグフードを比較しました。

次に比較結果をふまえて、シニア犬におすすめのドッグフード7種類をまとめました。

シニア犬(老犬)におすすめのドッグフード7選!

評価の基準

ここで紹介する7種のドッグフードは、シニア犬に多い悩みや食性などを考えた上で、上段でご紹介した「選ぶ3つのポイント」の他、原材料や価格、合成添加物の有無など様々な要素を考慮した上で高く評価した商品となります。完全さを保証するものではありません。

ポンポンデリ

価格(税込) 通常価格:3,980円(1袋)
定期初回価格:2,980円(1袋)
定期価格:6,960円(2袋)
内容量 800g
100gの単価※ 約372円
シニア向け成分 コラーゲンペプチド
お腹に配慮した成分 ビール酵母、イヌリン、フラクトオリゴ糖、乳酸菌(フェリカス菌)
評価 5.0

※初回定期コースの100g単価(税込み&送料込み)

ポンポンデリは腸内環境に配慮した小型犬に特化した腸活フードで、成犬~シニア(初期)までおすすめのフードです。

成犬向けとすることでヘルシーなつくりになっているので、体型の乱れが多くなる10歳頃までおすすめです。

もちろん10歳以降の高齢期も食べられますが、加齢によって食欲が落ちた子にはもう少し栄養価の高いフードに変えてあげても良いでしょう。

オリジン シニア

価格(税込):内容量 1,265円:340g
5,500円:2.0kg
11,660円:5.9kg
19,800円:11.3kg
100gの単価※ 約372~175円
シニア向け成分 グルコサミン、コンドロイチン
お腹に配慮した成分 乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物
評価 4.9

※価格は2021年9月3日にTRUMPETSにて調査
※340g~11.3kg入りの100g単価

オリジン シニアはシニアの高齢期におすすめのドッグフードです。かなり栄養価が高いので、成犬期に比べて食欲の落ちた子も少量で栄養を補給できます。

もちろん7~10歳頃の子も食べられますが、まだ食欲のある子だと物足りなさを感じたり体型維持が難しくなるかもしれません。

10歳未満のシニアで体型が気になる子は、100gあたりのエネルギーが低い「フィット&トリム」を試しても良いでしょう。

アーテミス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグ

価格(税込):内容量 2,116円:1.0kg
4,235円:3.0kg
7,425円:6.0kg
100gの単価※ 約216~123円
シニア向け成分 グルコサミン、コンドロイチン
お腹に配慮した成分 ラクトバチルスアシドフィルス、ビフィドバクテリウム アニマリス、ラクトバチルスロイテリ
評価 4.9

※通常~定期2袋価格の100g単価(税別)

アーテミス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグも10歳頃までのシニア初期におすすめです。

商品名からも分かるようにヘルシーなつくりになっているので、食欲は変わらず代謝だけが落ちてしまい体型が崩れてきた子におすすめです。

2種類の軟骨成分に加えて、3種類のプロバイオティクス配合です。10歳以上の子も食べられますが、食欲の落ちた子には通常の「アダルト」に変えてあげても良いでしょう。

ソルビダ 室内飼育 7歳以上用

価格(税込):内容量 2,486円:900g
4,356円:1.8kg
8,085円:3.6kg
11,814円:5.8kg
100gの単価※ 約276~203円
シニア向け成分 グルコサミン、コンドロイチン
お腹に配慮した成分 乾燥ビール酵母、マンナンオリゴ糖、イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌
評価 4.7

※価格は2021年8月28日にsolvida.jpにて確認
※900g~5.8kg入りの100g単価

ソルビダの室内飼育 7歳以上用も10歳頃までのシニア初期におすすめのドッグフードです。

100gあたりのエネルギーはかなり低めになっているので、食べるのが好きな子や体型が気になる子におすすめです。

2種類の軟骨成分に加えて、色んな種類の「〇〇菌」を配合しています。

UMAKA(うまか)

価格(税込) 【通常価格】5,478円:1.5kg
【定期価格】4,930円:1.5kg
内容量 1.5kg
100gの単価※ 約328~365円
シニア向け成分 グルコサミン、コンドロイチン
お腹に配慮した成分 ビール酵母、フラクトオリゴ糖、ビフィズス菌
評価 4.5

※通常~定期価格の100g単価

UMAKA(うまか)もヘルシーなので10歳頃までのシニア初期におすすめのドッグフードですね。

2種類の軟骨成分に加えて、プロバイオティクスを1種類、プレバイオティクスを2種類配合しています。

10歳以上の高齢犬も食べられますが、食欲や体重の落ちてきた子にはもう少し栄養価の高いフードでも良いでしょう。

ユーカヌバ スモールシニア(7歳以上 シニア用 小型犬用)

価格(税込):内容量 1,790円:800g
3,795円:2.7kg
6,600円:7.5kg
100gの単価※ 約223~88円
シニア向け成分 グルコサミン、コンドロイチン
お腹に配慮した成分 ビートパルプ、酵母及び酵母エキス、フラクトオリゴ糖
評価 4.5

※価格は2021年9月4日にAmazonにて調査
※800g~7.5kg入りの100g単価

ユーカヌバのスモールシニアもおすすめです。栄養価が高いので10歳以上の高齢犬や加齢で食欲の落ちた子におすすめです。(腎臓などの値が正常な子)

2種類の軟骨成分に加えて、3種類のプレバイオティクスを配合しています。

添加物を気にする方は敬遠しがちな保存料(ソルビン酸カリウム)を使用しています。

ファーストチョイス 高齢犬 7歳以上 小粒 チキン

価格(税込):内容量 1,580円:1.2kg
1,814円:2.7kg
4,100円:6.7kg
3,580円:700g×10(Amazon限定)
100gの単価※1 約131~51円
シニア向け成分 グルコサミン、コンドロイチン
お腹に配慮した成分 マンナンオリゴ糖、乾燥チコリ、 酵母、ビートパルプ
評価 4.3

※価格は2021年9月4日にAmazonにて調査
※1.2kg~700g×10の100g単価

ファーストチョイスの高齢犬 7歳以上 小粒 チキンも体型が乱れやすい10歳頃までのシニア初期におすすめです。

2種類の軟骨成分に加えて、お腹に配慮した成分を4種類配合しています。(ユッカ抽出 エキスについては犬に対する効果を裏付ける資料が見つからなかったため不明)

けっこうヘルシーにつくられているので、食欲の落ちたシニア犬にはもう少し栄養価の高いフードに変えてあげても良いでしょう。

シニア犬(老犬)にはポンポンデリドッグフードがおすすめな5つの理由!

ポンポンデリがおすすめな理由
  1. 腸内環境に注目した腸活フード
  2. 小型犬 成犬専用でヘルシー
  3. 食品工場と同等の基準を採用した国内工場で製造
  4. ヒューマングレードの原材料(ビール酵母除く)
  5. 保存料、着色料、酸化防止剤、香料不使用

上記の他にもおすすめポイントはあるんですが、私がシニア犬にポンポンデリをおすすめする理由を5つに絞りました。

ポンポンデリは腸内環境に注目した腸活フードで、プロバイオティクスとプレバイオティクスをバランスよく配合しています。

オールステージ対応のフードとは違い、小型の成犬専用とすることでヘルシーになっているので、体型が崩れやすいシニア初期(10歳ころまで)におすすめです。

原材料や工場も安心安全で、敬遠されがちな添加物についても不使用なので安心してあげられます。

シニア犬用と成犬用ドッグフードの違いは何?


メーカーや商品によって異なるので一概には言えませんが、一般的にシニア(初期)になると代謝が落ちて太りやすくなります。

なので、子犬用や成犬用と比べると栄養価が低めでヘルシーなフードが多い傾向にあります。

ただ、さらに老化が進むと食べる量も減り筋肉量が落ちて痩せる傾向があるので、10歳以上の高齢犬用は逆に栄養価の高いフードが多い傾向にあります。

ただ、これも考え方による部分が大きくて、加齢によって腎機能が低下した老犬には低たんぱくなフードが良いという考えもあります。

なので、年齢や腎臓の数値を見ながら栄養価の高いフードと低いフードを使い分けるのが良いでしょう。

シニア犬(老犬)用のドッグフードに切り替える年齢・タイミングは?

大きさ シニア(初期) シニア(後期)
小型犬
(9kg以下)
8~10歳 11歳以降
中型犬
(10~20kg)
7~9歳 10歳以降
大型犬
(20kg以上)
6~7歳 8歳以降

上記は体の大きさによってシニア期の初期と後期を分けたものになります。小型犬の方が長寿な傾向があり、老化のスピードも遅いと言われています。

ただ、老化の進行は日々の食事や生活環境によって差が出るので、上記の年齢にこだわる必要はありません。

「ポイントその1(シニア期によく見られる変化の例)」で紹介したようなサインが出てきたタイミングで切り替えを検討してあげると良いでしょう。

シニア犬(老犬)に1日に与える餌の回数・量はどれくらい?


シニア犬の場合、1日2~3回に分けてあげます。老化の進行には個体差があるので「食べきれるか」や「うんちの硬さ」などを見ながら回数を調節してあげましょう。

うんちが緩い場合は1回にあげる量が多すぎる可能性もあるので、1回の量を減らして回数を増やしてあげると良いでしょう。

1日にあげる量
  • 給餌量通りにあげてみる
  • 翌日のウンチの硬さをチェック
  • 理想的な硬さになるまで微調整する

また、1日にあげる量(給餌量)も同じことが言えます。まずは給餌量通りにあげてみてうんちの硬さをみながら量を調節することで、その子にあった1日の量が分かります。

そのうえで、「BCS(ボディ・コンディション・スコア)」も取り入れ、理想体型となるBCS3を維持できるように調節しましょう。

パッケージに記載されている給餌量は多くの場合BCS3を維持している場合の目安量です。そのため多くの場合、量の調節が必要になるので給餌量にこだわる必要はありません。

シニア犬(老犬)がドッグフードを食べない原因と対策

シニア特有の食べない理由
  • 歯周病で痛くて食べれない
  • 食べ物の好みが変わる
  • 代謝の低下により食べる量が減った

犬がご飯を食べなくなる理由はたくさんありますが、老犬に的を絞ると上記のような内容が多くなります。

犬は加齢に伴って歯周病が増えます。歯がグラついていたり口から腐敗臭がする場合、痛くて食べられないことも考えられるので早めに動物病院へ連れて行きましょう。

人間も歳を重ねると食べ物の好みが変わるように、犬も加齢によって好みが変わることがあります。状況に応じてヘルシーなフードや栄養価の高いフードを試してみると良いでしょう。

シニア後期(老齢期)に入ると代謝の低下によって食べる量が落ちるケースが見られます。体重が落ちてしまう場合、栄養価の高いフードに変えてあげると良いでしょう。

まとめ

ここではシニア犬に多いトラブルや特徴をふまえて、ご飯を選ぶ3つのポイントと、私のおすすめするドッグフードをご紹介しました。

シニア期といっても初期と後期(老齢期)では食欲や代謝も異なるので、その子に合わせてフードを使い分けてあげましょう。

自分での判断が難しいようなら、診てもらっている獣医さんに相談してみるという方法もありますよ。

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