無添加の国産キャットフードの人気おすすめ5選【避けたい添加物はコレ!】

「海外の方が猫の栄養学が進んでいるからキャットフードは海外の方がおすすめ!」という内容をよく目にしますよね。

でも、それを聞いても「安心安全な国産キャットフードをあげたい!」という方は少なくありません。

国産でも着色料など不必要な添加物を使ったフードもあるので、国産でなおかつ無添加のキャットフードだとより安心してあげられますよね。

そこで、ここでは無添加の国産キャットフード(ドライ)の選び方と、おすすめ商品をご紹介します。また、避けたい添加物についてもまとめました。

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趣味=キャットフード比較
mana
物心ついた時から猫と暮らしてきました。1匹目は何度か尿路結石になりましたが、ケアフードを食べながら18歳まで長生きしてくれました。現在は2匹目(5歳)と暮らしています。先輩猫同様に長生きして欲しいので、口コミや評判の良いキャットフードを貢ぐのが趣味です!これまで試したフードの情報が、少しでもあなたのキャットフード選びのお役に立てれば嬉しいです。

無添加の国産キャットフードの3つの選び方

無添加の国産キャットフードを選ぶ上で、個人的に大切だとポイントを3つに絞りました。各ポイントについて、できるだけ完結に分かりやすくまとめました。

原材料の産地も分かると安心安全がアップ!


日本の法律では、日本で最終工程(ドライフードなら成形した国)を行えば原産国を日本と表示できます。

そういったフードがあるかは別として、「海外産の原材料を混ぜ合わせた原料を日本でキャットフードに加工」すれば国産と表示できます。

最終工程を日本で加工すれば、原材料が輸入品であろうと国産になるわけです。もしかしたら食品衛生の感覚が気になる隣国の原材料を使っているかもしれません。

それどころか、原材料のブレンドまで隣国でやっている国産フードの可能性もゼロではない訳です。

これらの不安を解消するためにも、原材料の産地も公開してくれていると安心ですね。

Q3-15 加工工程が複数の国にまたがる場合、原産国はどのように決めますか。
A3-15 原産国は、販売用愛がん動物用飼料の製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載します。最終加工工程が完了した国とは「実質的な変更をもたらす行為が最終的に行われた国」のことです。
具体的な例としては、ドライやソフトドライタイプであれば押し出し成型工程(エクストルーダー)、ウェットタイプではレトルト殺菌工程、練り加工タイプであれば練り成型工程などが、該当します。なお、包装、詰め合わせ等は、最終加工工程に含まれません。

原材料がはっきりと分かるものを選ぶ


「国産」や「無添加」にこだわりのある人は、国産キャットフードでよく使われる「動物性油脂」や「フィッシュミール」なども避けた方が良いでしょう。

こういった原材料の不安はいくつかありますが、中でも心配なのは合成の酸化防止剤を使っている可能性があるという点です。

よく使われる抗酸化剤だとBHA・BHTは、人間の食品にも使われる添加物ですが、ラットを使った実験で発がん性や異変原性などを指摘されることがあります。

エトキシキンは日本では飼料用の抗酸化剤として認められていますが、食品添加物としては認められていません。

エトキシキンがキャットフードに直接使われることはありませんが、飼料やペットフードに使われるフィッシュミール(魚粉)を輸出入する際に高確率で使われます。

ペットフードの基準では「エトキシキン・BHA・BHAの合計が150ppm」(ドッグフードは75ppm)※1となっています。

また、これらの添加物を使った「動物性油脂」や「フィッシュミール」を使ってもキャットフードとして表示する義務はありません。※2

基準値は毎日食べても健康に影響のないとされる量になっていますが、こだわったメーカーは「鶏油(ミックストコフェロールで酸化防止)」などと記載している場合もあります。

※1、参考:環境省_ペットフード安全法_基準規格等

※2、Q.15 ペットフードの原材料に含まれる添加物を表示する必要はありますか。
A.15 原材料名にはペットフードの製造に使用した添加物を記載しますが、原材料に含まれる添加物の表示は任意表示となります。例えば「かにかま」や「チーズ」などの食品をペットフードに配合する場合、「かにかま」、「チーズ」を原材料名として表示します。
「かにかま」に赤い色素が使用されている場合、色素を原材料として表示することは任意ですが、消費者からの問合せには対応できるようにしておくことが望ましいと考えられます。

炭水化物が40%以下のものを選ぶ


健康な猫は「高たんぱく&低炭水化物」な食事が理想と言われていて、炭水化物は高くても40%以下が良い※とされています。

炭水化物の割合は【100-たんぱく質-脂質-灰分-繊維-水分】で求められ、穀物の使用量が多いフードは炭水化物の割合も増える傾向があります。

とは言え、炭水化物が40%以上で特に問題無い子もいるので、40%を超えるフードが問題という訳ではありません。

国産フードは特に穀物の使用量が多い低価格フードが多いので、炭水化物の割合も一つの判断基準とすると良いでしょう。

40%以上の炭水化物は、消化機能の低下(下痢、嘔吐、鼓腸等)や高血糖を引き起こすと報告(Meyer&Kienzle1991)されています。

国産キャットフードを3つのポイントで徹底比較!

商品名原材料の産地表示不安材料の有無炭水化物の割合
レガリエ32%
日本のみのり23%
無添加キャットフード 安心34%以下
マザー.nyan46%
シェフキャット24%
プロステージ ル・シャット ファーレ40.5%
ビューティープロ 下部尿路の健康維持 1歳から31.4%
スマック にゃんズ満足 3頭以上用 かつお味40%
メディファス 1歳から チキン味35.5%
ラシーネ 日本猫40.5%
JPスタイル 和の究み 避妊去勢後のデイリーケア 全ての年齢36%
プロフェッショナルバランス pHコントロール&エクストラケア 避妊 去勢した愛猫用34%
フローラケア 猫用グレインフリー 1歳以上 低脂肪フィ37%
金のだし かつお味40%
キャラットミックスネオ かつお仕立ての味わいブレンド
LUNA かつお節としらす&ほたて味ビッツ添
コンボ まぐろ味・かつお節・小魚添え
キャネットミックス まぐろ・かつお・舌平目・しらす味
懐石 2dish 海のおいしさ 瀬戸内の小魚ペア
ねこ元気 肥満が気になる猫用 まぐろ・かつお・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り

着色料と天然由来か分からない香料を使っているものは「-」としました。

「原産地」は原材料一つ一つの原産国・原産地を記載していれば「〇」国産としか記載がない場合、「△」としました。

不安材料は「ミートミール」や「フィッシュミール」「魚粉」「動物性油脂」など、元となる食材が不明な原材料は全て「×」としました。

比較結果を元に、国産&無添加でおすすめのキャットフードを5つご紹介します。

国産&無添加キャットフードのおすすめ5選

おすすめキャットフードを決めた基準

「原材料の産地表示」「不安材料の有無」「炭水化物の割合」に加えて、「1日あたりの費用」も考慮しました。「1日あたりの費用は」体重4kgの成猫にメーカーの給餌量通りにあげた場合の金額になっています。価格は全て税別表示になっています。

レガリエ

項目詳細
原材料の産地表記
不安材料
炭水化物の割合32%
分類総合栄養食
価格
  • 通常:5,480円/750g×2袋
  • 定期価格:4,280円/750g×2袋
1日あたりの費用
  • 通常:約213円
  • 最安値:約166円

レガリエはできるだけ国産材料にこだわった無添加の国産キャットフードです。グレインフリーなので穀物にアレルギーがある子も食べられます。

原材料は全て人間も食べられるヒューマングレードの食材を使用し、肉食動物である猫の食性を考えて全体の68.2%に動物性食材を使っています。

定期コースが条件となりますが、初めての人は税別500円(送料込み)で160g試せるお試しパックもあります。

お試しパックだけで定期コースの解約も可能なので、まずは500円で試してみてはどうでしょうか。

日本のみのり

項目詳細
原材料の産地表記
不安材料
炭水化物の割合23%
分類総合栄養食
価格
  • 1,100円/200g
  • 3,100円/800g
1日あたりの費用
  • 最安値:約220円

日本のみのり(ねこ用)は、原材料も国産の純国産の無添加キャットフードです。穀物を使っていますが、食物アレルギーになりにくい米を使っています。

原材料の産地も公表しているので安心ですし、玄米は炊いてから、野菜はボイルしてから使っているので消化にも良くなっています。

たんぱく質が50%と超高たんぱくなので、切り替えはゆっくりと時間をかけて切り替えてあげましょう。

厳選した国産材料を使っているためか、値段もかなり高くなっています。定期コースなどの割引があると嬉しいですね。

無添加キャットフード 安心

項目詳細
原材料の産地表記
不安材料
炭水化物の割合34%以下
分類総合栄養食の記載なし
価格
  • 1袋400g
  • 1,700円/1~14袋
  • 1,105円/15袋以上
  • 1,020円/30袋以上
  • 935円/60袋以上
  • 918円/120袋以上
  • 901円/240袋以上
1日あたりの費用
  • 通常:約204円
  • ※最安値:約122円

※体重4kgの成猫が1年間に食べきれる「30袋以上」の値段で計算

無添加キャットフード安心は原材料の原産国も全て公表している、無添加の国産キャットフードです。

たんぱく質が40%以上と超高たんぱくなので、切り替えは十分期間をとってゆっくりと変えてあげましょう。

特に不安な原材料もなく、「魚粉」も使っている魚の種類を詳しく記載しています。小麦にアレルギーがある場合、大麦も反応することがあるので注意してください。

「総合栄養食」の記載が見つからないので、栄養バランスが気になる方は他のフードの方が良いかもしれません。

マザー.nyan

項目詳細
原材料の産地表記
不安材料
炭水化物の割合46%
分類総合栄養食の記載なし
価格
  • 1,100円/200g
  • 3,100円/800g
1日あたりの費用
  • 最安値:約220円

マザー.nyanは国産で人間が食べられるレベルの素材を使った、無添加の国産キャットフードです。

公式サイトでは見つけられませんでしたが、楽天のショップでは主な原材料の産地を公表していました。少し炭水化物が高めなのが気になります。

原材料自体は特に不安な記載はありません。大豆やトウモロコシといった穀物を使っているので、穀物にアレルギーがある子は注意が必要です。

「総合栄養食」の記載が見つからないので、栄養バランスが気になる方は同社の「ねこままちょいす」をおすすめします。

シェフキャット

項目詳細
原材料の産地表記
不安材料
炭水化物の割合24%
分類総合栄養食の記載なし
価格
  • 1,000円/300g
  • 2,100円/800g
  • 5,200円/2.1kg
  • 10,000円/2.1kg×2袋
  • 14,000円/2.1kg×3袋
1日あたりの費用
  • 2.1kg1袋:約128円
  • 2.1kg3袋:約115円

シェフキャットはできるだけ国産材料にこだわった、無添加の国産キャットフードです。

原材料の産地は見つけられませんでしたが、Q&Aページには「出来る限り国産を使用していますが、一部国内では製造していない原材料も使用」と書かれていました。

安全な食材だとは思いますが、魚の種類が分からない「魚肉」や「魚粉」といった表記が気になりました。

「総合栄養食」の記載が見つからないので、栄養バランスが気になる方は別のフードにした方が良いかもしれません。

国産よりも輸入キャットフードの方が安心安全と言われる訳


ペットフードに関しては食品とは違い、国産だから衛生的で安心安全とは言えません。

日本で「総合栄養食」と表示するには、AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)の栄養基準を満たさなければいけません。

裏を返せば、日本には猫が必要とする栄養バランスなどを研究する十分な機関がなく、他国の基準を採用しているということになります。

衛生面も海外(特にヨーロッパ)の方が優れていて、海外はペットに対する意識が高く、動物愛護やペットフードに対する法律なども厳しく決められています。

例えば、ドイツではペットフードも人間が食べられる原材料を使わなければいけない法律があります。(規則 178/2002/EC)

また、ヨーロッパでは添加物だけでなく、原材料が育った土地や使った農薬などもチェックしています。

最近はヒューマングレードの材料を使った国産キャットフードも出てきましたが、海外のフードと比べるとまだまだ割高なフードが多いのが現状です。

日本でもペットフードへの関心が高まりつつありますが、栄養学や衛生基準は海外の後を追っている状況なので、輸入フードの方が安心安全と言われています。

総合栄養食とは
犬や猫が必要とする栄養基準を満たした、「毎日の主要な食事」として与えるためのフードです。新鮮な水と一緒に与えるだけで、それぞれの成長段階における健康を維持することができるように、理想的な栄養素がバランスよく調製されています。

キャットフードに使われる添加物で避けたいものはどれ?

  1. 仕方ない添加物
  2. 意見が分かれる添加物
  3. 避けたい添加物
  4. ※見たい項目をタップするとうつります。

ここからはキャットフードに使われる添加物についてご紹介します。キャットフードに使われる添加物には、大きく分けて3つあります。

「意見が分かれる添加物」と「避けたい添加物」を使わないものを「無添加キャットフード」と言いますが、厳密には添加物を使用しています。

それぞれの添加物について、できるだけ分かりやすく簡単にまとめました。

キャットフードに使われる仕方のない添加物


キャットフードには「ビタミンやミネラル」を加えたものがほとんどです。これは40種類以上ある猫に必要な栄養素を満たすためです。

ビタミンやミネラルも加えていない全くの無添加フードもありますが、そういったフードは「総合栄養食」とは表示できず、何らかの栄養素が不足する可能性があります。

また、酸化防止剤もキャットフードには避けられない添加物です。猫の栄養要求を満たすためには最低でも9%以上の脂肪を含まなければいけません。

脂肪は空気に触れることで酸化し食いつきの低下・下痢・嘔吐などを招くので、抗酸化剤は欠かせません。

抗酸化剤には天然由来のもの(ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物など)と、合成で作られたもの(BHA・BHT・没食子酸プロピルなど)があります。

合成の方が抗酸化力が高いと言われていますが、使用量には制限があり天然由来成分の方が好まれます。

キャットフードに使われる添加物で意見のわかれるもの

成分名使用量制限
BHABHA・BHT・エトキシキンの総量が150㎍/g
BHT
エトキシキン
没食子酸プロピルなし

合成の酸化防止剤はラットを使った実験によって発がん性や異変原性が認められていて、ペットフードへの使用には基準値も定められています。

ただ、BHAの発がん性については前胃のない動物(人や犬・猫)では発がん性は認められていません。

使用基準は実験で分かった健康被害が起こる量を、100分の1に減らした量を1日の摂取許容量として、それよりもっと少ない量が使用基準となっています。

こうした理由から、酸化したフードは健康被害が出るので、「天然由来成分」よりも抗酸化力の高い「合成の抗酸化剤」の方が安全という意見もあります。

ちなみに、エトキシキン以外は食品にも使われる添加物ですが、エトキシキンは飼料用の抗酸化剤の他、海外ではリンゴなどの焼け防止に使われる残留基準のある成分です。

キャットフードに使われる避けたい添加物

成分目的
着色料(赤色〇号、青色〇号)原材料による色のバラつきを抑える
香料・調味料(グルタミン酸、グリシリジン、コーンシロップ)嗜好性アップ
保存料(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム)細菌の増殖や腐敗を防ぐ

個人的には上記のような添加物は入っていない方が好ましいと思っています。

着色料は、季節によって原材料の色味が変わり、フードの色にバラつきが出るのを抑えるために使われています。

ナチュラル系のフードだとロット毎に色味が変わるのはこのせいです。猫は色で嗜好性は左右されないので、着色料は飼い主のために使っている添加物と言えます。

香料や調味料は嗜好性を上げる目的で使われますが、一括表示が認められていて※、何が使われているのか分かりません。

保存料は細菌の増殖や腐敗を防ぎますが、ドライフードの場合は水分量が10%程度と低く、細菌が増殖したり腐敗することはほとんどありません。

ソルビン酸カリウム自体は60年以上の使用実績がある食品添加物で、発がん性などの健康被害を示す実験結果は見つかりませんでした。

ただ、ほとんどのメーカーが使わずに賞味期限は約1年、開封後の賞味期限も1ヵ月程度としているので、できれば不使用の方がいいですよね。

※添加物の一括表示はできますか。
A.18 イーストフード、かんすい、酵素、光沢剤、香料、酸味料、調味料、豆腐用凝固剤、苦味料、乳化剤、pH調整剤、膨張剤として使用される添加物については、これら一括名での表示とすることも可能です。

例:酵素としてアミラーゼとパパインを使用している場合、「アミラーゼ、パパイン」と表示する代わりに「酵素」と一括名で記載することができます。

無添加の国産キャットフードまとめ

ここでは無添加の国産キャットフードを探すために、20商品を比較しおすすめの国産キャットフードを5つご紹介しました。

また、国産よりも海外のフードの方が安全だと言われる理由や、避けたい添加物などについてもまとめました。

最近は国産キャットフードもヒューマングレードの食材を使ったものが増えてきたので、安心安全な国産キャットフードを探している方の参考になれば幸いです。

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