【バッグの中身】香りの総合プラットフォーム「カラリア」PRの愛用品。ビジネスウーマンにおすすめの香水は?
いつも輝くあの人は、仕事でどんなバッグを使っているんだろう? バッグとその中身は、仕事への姿勢や価値観を映す鏡。企業で働くマイナビウーマン世代の女性をインタビューし、彼女たちの仕事バッグをのぞく連載です。
取材・文:ミクニシオリ
撮影:三浦晃一
編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部
忙しい私たちには、自分のテンションを上げてくれるものが必要。
でも、お金のかけどころがなかなか見つからない、好きなものがある人はいいな……そんなお悩みを持つ女性もいるはず。
株式会社ハイリンクで、香りの総合プラットフォーム「カラリア」の広報として働く日浦さんも、かつてはそんな迷える子羊の一人だった。
「コスメは好きだけど、何を買えばいいか悩んでいるうちにバズっているアイテムを手に入れ損ねてしまう……」そんな悩みのあった日浦さんだけど、カラリアに出会って「サブスクで気軽に試す」という新しい道を見つけ、人生が変わったと言う。
香水にあまり興味が無かったという日浦さんが、カラリアの広報として働き、香水オタクになるまでのストーリーとは?
日浦さん
1999年11月15日生まれの22歳。広島県出身。趣味は料理とサウナ、特技はバスケットボールとギターの弾き語り。自社サービス「カラリア」が好きで、そこから香水にもハマり、今では香水集めや香水の店舗巡りも趣味。大学時代、バンクーバーにて短期の語学留学を経験し、日常会話程度の英語力を身につけると同時に異文化に興味を持ち、それ以来韓国語を勉強している。
今年の3月に駒澤大学を卒業し、4月から大学時代からインターンをしていた株式会社ハイリンクに広報として抜擢で入社。大学時代はフレグランスアドバイザーのインターン生だったが今年度から広報兼任となり、現在は広報業務がメイン。
日浦さんは学生インターンの時から株式会社ハイリンクで働いており、そのまま入社。現在新卒1年目だ。
「ハイブランドのしごとバッグで通勤……とかも憧れるけど、今は自分の手に届く範囲で、いいなと思うものをそろえられたらと思っています。WHO’S WHO galleryのバッグは、たくさんついた大小のポケットが、便利でかわいいなと思って購入しました。
学生の頃から使っていますが、PCを入れても余裕の大容量サイズ。バッグの中で物を探すのが苦手なので、ポケットが沢山あるのが好きです。人となかなか被らなそうなところも気に入っています」
●バッグの中身
1 『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(野澤直人・著/すばる舎)
2 MacBook Air
3 Francfrancの晴雨兼用折り畳み傘
4 iPhone 13Pro
5 マーガレット・ハウエル アイデアの名刺入れ
6 カラリアのアトマイザーケース+香水アトマイザー
7 クロエの財布
8 AirPods
9 PRADAのメイクポーチ
10 ランバン オン ブルーのキーケース
日浦さんのしごとバッグの中は、少数精鋭の持ち物ですっきりタイプ。中でも、学生時代から使っているPCケースが一番のお気に入りなんだとか。
「PCケースは、いつも使っているピンクのMacBookと色合いを合わせました。ネット通販で何気なく買ったものだったけど、今はすごくお気に入りのアイテムです。仕事で使うものも、これからどんどん買い足しては行きたいのですが、まだ二の足を踏んでいる部分も。名刺入れだけは社会人になった意気込みも込めて、入社する直前に買いました。ブランド自体も好きなので、長く使いたいなと思っています」
広報やPRの知識を勉強中の日浦さん。月に1〜2冊は仕事に関する本を読むことに決めているのだそう。
「大学時代、株式会社ハイリンクのインターンでお客様にぴったりな香水を提案するフレグランスアドバイザーとして働いており、所属していた他の企業のプロジェクトチームではSNSマーケティングに携わっていました。現在はカラリアの広報としてSNSで発信をしており、投稿内容の作成や写真撮影など、SNSのお仕事をする時はスマホをよく使うので、私にとっては立派な仕事道具です」
株式会社ハイリンクで働くまでは、香水をつけたことがあまり無かったという日浦さん。自分で買うのには二の足を踏んでいたという彼女だけど、カラリアに関わる中で香水が大好きになったんだとか。自身も「カラリア 香りの定期便」のユーザーとして、毎月サービスを利用しているそう。
「もともと慎重派で、お買い物も長く悩むことが多いんです。優柔不断なので、流行っているコスメなども、SNSで見ていいなとは思っても、なかなか購入するまでに至れなくて。
香水もそれと同じで、憧れはあっても値段が高くて、なんとなく買わないまま過ごしてきました。でも、カラリアに関わるようになってから、香水が大好きになりました! 毎月違う香りを纏えるので季節を感じやすくなりましたし、その日の気分で香水を変えたりしていて、日々の楽しみが一つ増えたような感覚です」
その日も、お気に入りの香水をカラリアのアトマイザーケースに入れて持ち歩いていた日浦さん。お気に入りの香水はたくさんあるそうですが、今日は「BYREDO(バイレード)」の「ローズ オブ ノーマンズ ランド」という香り。
「私はあまり人と被るのが好きじゃなくて……この香水は少し個性的な一面もありつつ、すっきりとした香りでシーンを選ばずに使えるので気に入っています。中性的な香りなのもお気に入りポイントです。『カラリア 香りの定期便』では初回注文で専用のアトマイザーケースがもらえて、ワンタッチで専用の香水アトマイザーを入れ替えたり、持ち運んだりすることができるんです」
サブスクの一番の魅力って、気になるものを気軽に「お試し」しやすい部分だと思う。香水はブランドによっては数万円することもあり、しかも大容量を買っても使い切れないかも……と思うと、購入に二の足を踏むこともある。でも、「カラリア 香りの定期便」なら月1,980円から、気になる香水を使い切りサイズでお試しできる。
「香水って香りを試してから買いたいという人も多いですよね。実際にカラリアを利用してくださっている方の中には、地方に住んでいてなかなか気になる香水の香りを確かめる機会が無いというケースも多いんです。近くの百貨店では気になる商品の取り扱いが無いという方が、まず手ごろに試したい! と使ってくださっているパターンもあります」
「また、香水はつけているうちに香りが変わるものです。そんな香りの変化を確かめるため、『お気に入りはボトルで欲しい』という方からも、まずは『カラリア 香りの定期便』で試したいというご意見もあります。少ボトルで月に2〜3種類の香水を購入できるサブスクプランもあるので、日によっていろいろ変えたいという人にもおすすめです!」
「カラリア 香りの定期便」の香水アトマイザーはワンボトル4mL。毎日さまざまな香りを楽しんでいる日浦さんは、あえて一カ月で使い切らずに少し残しておいて、二、三カ月後にその香りがつけたくなった時に使えるようにしているそう。一カ月に1種類届くプランでも、長く続けていくうちに気分で香水を変えることができるようになる。
広報としてだけでなく、ユーザーに香水のアドバイスをする「フレグランスアドバイザー」としても活躍している日浦さん。フレグランスセールススペシャリストの資格も取得していて、その人の好きな雰囲気、好きなシーズン、好きな香りなどから、似合う香水をアドバイスしているそう。そんな日浦さんに、ビジネスウーマンにおすすめの香水も聞いてみた。
「フレグランスアドバイスはLINE上で行っているのですが、ユーザーの皆様の好きな香りのお話を聞くのも楽しくて。
たとえば、仕事に集中したい時には『アクア アレゴリア マンダリン バジリック』という香水がおすすめです。柑橘とバジルのスッキリとした香りなので、気分を切り替えてもうひと仕事がんばりたい時にぴったりですよ!
くつろぎたい時には『李氏の庭』という香りがおすすめです。柔らかくて甘いキンカンの香りがふんわり続くので、仕事終わりのリラックスタイムや、就寝時に癒してくれるかと思います」
カラリアの広報として、香水に関する様々な情報を発信している日浦さん。せっかくなので、香水に関する「みんなが意外と知らない」ハックも聞いてみた。
「手首に香水を出した後、両手首をこすりつけてしまう方がいると思います。でも実は、こすると香りが飛んで、香り立ちが変わってしまうんです。手首に香水を出す時は、手首を重ね合わせるくらいに止めるのをおすすめしています。
あとは、私もそうだったんですけど……『香水は好きだけど強く香ると周りに気を使う』という方もいますよね。そんな時は、ふとももの内側やくるぶしにつけることで、香り方が柔らかくなります。歩いた時に少し香る程度にしたい時にぴったりですよ!
また、なるべく長く香りを楽しみたい時は、香水をつける場所を保湿しておくと持続時間が延びやすくなります。秋冬であれば腕の袖に隠れる部分につけると、服の中に香りが残って、さらに香りが長く楽しめますよ」
香水に関するハックを聞いたら、話が止まらなくなってしまった日浦さん。香水にあまり興味が無かったところから、今や「香りオタク」となりつつあるそう。日々、新作の香水の情報を確かめながら、より多くの人に香水を気軽に楽しんでもらえるように奮闘している。
「SNSを見れば、世の中にいろいろな物や情報があることを実感します。私もそれでどんどん多趣味になって、気づけばどこにお金を使えばいいのか分からなくなっていました。でも、カラリアのように体験を提供するというサービスも増えています。実際にカラリアは、お客様に香水を届けているだけではなく、『新しい香りと出会える体験』を提供しているんです。
私自身、カラリアと出会ってから大きな変化を感じていて。香水を毎日つけることで、毎日がこんなにワクワクするなんて思ってもみませんでした。サブスクに登録するのにもハードルを感じる方がいるかもしれませんが、カラリアは初めての方でも使いやすいサイト設計や休止機能の導入などによって、気軽に試せるサービスになっています。私自身、そう思うと『もっと気軽に試してみていいんだな』と思えたんです」
物も情報も飽和する世の中。インターネットネイティブ世代も、サブスクを上手に活用しながら「私らしさ」を模索していた。香水は、自分を形づくるアイデンティティの一つになってくれる。自分を表現するものとして持ち歩く香水は、きっと自分のお守りになるはず。そんな風に日浦さんのバッグから感じ取ることができた。
※この記事は2022年11月28日に公開されたものです
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