似た者同士カップルのメリットやデメリットは? 恋愛や結婚の注意点も解説
「相手と自分が似た者同士」ということに運命を感じて始まる恋もあるでしょう。そんな似た者同士カップルが付き合うことには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか? 恋愛や結婚での注意点と併せて紹介します。
似た者同士の2人が惹かれ合って、お付き合いに発展するパターンもありますよね。
このように似た者同士が付き合うと、どのようなカップルになるのでしょうか?
今回は、まず似た者同士カップルの特徴を紹介。その上で、似た者同士で付き合うメリット&デメリット、恋愛や結婚での注意点を解説します。
似た者同士カップルの特徴3つ
まずは、どのような特徴があると「似た者同士カップル」ということになるのか確認しましょう。
(1)しぐさや表情が似ている
似た者同士カップルの特徴として、しぐさや表情が似ているということが挙げられます。
例えば、考えている時の動作や笑顔など。お互いにまねをしているわけではなくても、共通する部分が多いようです。
それが理由で、周りから「なんか2人って双子みたいだね」と言われるカップルもいるかもしれません。
(2)趣味や価値観が合う
趣味や価値観が合うのも、似た者同士カップルの特徴です。
どんなに仲良しな2人でも、趣味が全く合わない場合もありますよね。また、同じ環境で育った兄弟・姉妹でも、価値観はそれぞれ異なるもの。
似た者同士カップルには共通する趣味や価値観が多く、意見がぶつかる機会は少ないようです。
(3)発言のタイミングがかぶる
言葉を発する時、一緒にいる相手とタイミングがかぶった経験を持つ人は多いでしょう。
似た者同士カップルは、発言のタイミングがよくシンクロする傾向にあります。例えば、友達へのツッコミや飲食店での注文など。
さらに、セリフまで一致しているというパターンも少なくありません。
同時に同じことを考えているからこそ、上記のような現象が起こりやすいのでしょう。
似た者同士が付き合うメリットとデメリット
ここからは、似た者同士が付き合うメリットとデメリットを紹介します。
メリット
似た者同士が付き合うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
(1)運命を感じて惹かれ合うことがある
好きな人との共通点が見つかるとうれしいですよね。似ている部分が多い場合、「もしかして、これって運命?」と感じ、相手に特別な感情を抱く人もいるのでは?
似た者同士のカップルには食べ物の好みや価値観、金銭感覚など共通する部分が多いです。
そのため、付き合い始めてからもお互いに「運命の人なのかも」と感じ、惹かれ合うことがあります。
こうして相手に惹かれる機会が多ければ、ずっとラブラブでいられる可能性が高いでしょう。
(2)けんかになるリスクが低い
相手が言われて嫌なことやされたくないことを把握できていないと、けんかが起こりやすくなるものです。
例えば、「こんなことでは怒らないだろう」と軽く考えて発した一言で、相手の機嫌を損ねてしまうことがあります。
その点、似た者同士のカップルは価値観も似ているため、相手がどんなことで怒るのかイメージがつきやすいです。
つまり、けんかになるリスクが低いのは、大きなメリットといえます。
(3)デートプランを立てやすい
好きなことも行きたい場所も大きく異なっているカップルは、2人が楽しめるデートプランを立てるのに苦労する場合があります。
一方、似た者同士のカップルは趣味や理想とする休日の過ごし方が似ているケースも多いです。そのため、両方が満足できるデートプランを立てやすいといえます。
何をして過ごすか妥協せずに決められるため、毎回のデートが一層楽しみになるでしょう。
デメリット
次に、似た者同士で付き合うデメリットをチェックしましょう。
(1)コンプレックスを刺激される場合がある
似た者同士だと、長所だけでなく短所も似ていることが多いです。
そのため、一緒にいると恋人から自分の悪い部分を見せつけられているような気持ちになり、コンプレックスが刺激される場合も。
自分の短所を受け入れられれば良いのですが、それができないと相手のネガティブな面を見るたびにつらくなってしまうかもしれません。
(2)新しい価値観を取り入れにくい
新しい価値観を取り入れることで、視野が広がり物事を柔軟に考えられるようになります。
反対に、同じ考え方の人とばかり過ごしていると、知らず知らずのうちに思考が凝り固まってしまうことも。
似た者同士のカップルは価値観が似ているのでコミュニケーションが取りやすい一方、ずっと一緒にいると新しい考え方に触れる機会が少なくなりがち。
これは、似た者同士で付き合うことのデメリットといえます。
似た者同士カップルが恋愛や結婚生活で注意したいこと
似た者同士カップルがさらに楽しく恋愛をしたり結婚生活を充実させたりするためには、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?
(1)自分が苦手なことにも挑戦する
似た者同士のカップルは、得意なことや不得意なことも一致している場合があります。
そのため、例えば「自分は料理が苦手だから相手に任せよう」と思って押しつけると、相手の負担になってしまうことも。
そうならないように、自分が苦手な家事や作業にも挑戦しましょう。お互い「一緒に頑張る」という意識を持って協力し合えば、フェアな関係を保っていけるはずです。
(2)意見がぶつかることもあると理解する
普段は「価値観が合う」と思っているからこそ、たまに意見が割れた時、相手が同意してくれないことにショックや怒りを感じる人はいるかもしれません。
しかし、いくら似た者同士の2人でも、元は他人です。全てにおいて価値観が同じである方が不自然でしょう。
「時には意見がぶつかることもある」ということを理解し、しっかり話し合う姿勢を忘れないでくださいね。
(3)相手を喜ばせることを意識する
恋人同士、または夫婦の関係を良好に保つには、相手を喜ばせることを意識してみましょう。
喜ばせるといっても、毎回手の込んだことをする必要はありません。相手が疲れている時にマッサージをしてあげたり、好きなお菓子を買って帰ったりといったささやかなことでOK。
似た者同士カップルは考え方が似ているので、相手が望んでいることを察しやすいでしょう。
その強みを生かして日々相手に小さな喜びをプレゼントすれば、幸せな関係を維持しやすくなるはずです。
似た者同士のお付き合いにはメリットも多い
似た者同士のカップルは、価値観が似ていてお互いの気持ちをくみ取りやすいので、コミュニケーションがうまくいく傾向にあります。
そのため、結婚してからも仲良し夫婦でいられるカップルは多いでしょう。
「自分たちは似た者同士のカップルだ」という人は、この記事を参考にして2人の仲をさらに深めていってくださいね。
(木暮奈央)
※画像はイメージです
※この記事は2022年05月20日に公開されたものです