化石系男子とは? 特徴や相性が良い女性、恋愛傾向を解説
「化石系男子」とは、古風な考えの男性のこと。亭主関白で、素直になれない人が多いようです。この記事では、化石系男子の特徴や恋愛傾向、仲を深めるための方法を紹介します。
「化石系男子」という言葉を聞いたことはありますか? 「草食系男子」や「肉食系男子」という言葉はよく聞きますが、化石系男子はあまりなじみがないかもしれません。
一体、化石系男子とはどんな男性なのでしょうか。
この記事では、化石系男子の特徴や恋愛傾向、相性が良い女性について解説していきます。参考にしてみてくださいね。
化石系男子の特徴
化石系男子とは、古風な気質な男性のことを指します。一体、どんな特徴があるのでしょうか?
(1)亭主関白
亭主関白な性格で、家庭的な女性を好む傾向が強いのが化石系男子の特徴。
「男は仕事、女は家庭」という考えの人も多いため、仕事一筋な女性には冷たいことも。
化石系男子は料理や掃除といった家事全般は苦手ですが、仕事に対して熱心なので優秀な人は多いでしょう。
(2)常に優位でいたい
常に自分が優位でいたいと思っている化石系男子。
自分の非を認めない性格でもあるので、交際や結婚となると、なかなか大変なこともあるかもしれません。
化石系男子の恋愛傾向
昔ながらの考えを持つ化石系男子。恋愛ではどのような傾向があるのでしょうか?
(1)素直になれない
化石系男子は亭主関白なところがあるため、付き合うとなると難しい相手になる可能性も。「扱いにくい」と感じることもあるでしょう。
化石系男子はプライドが高いため、自分の非を認めたり、素直に感情を表現したりするのは苦手です。
しかし決してモラハラ男というわけではなく、ただ不器用すぎる人なのです。
(2)デートプランは全て自分で決めるか彼女に丸投げ
化石系男子は、デートに行く時は自分で全て決めるか、相手に全て任せるかのどちらかというパターンが多いようです。
仕切りたいタイプの化石系男子であれば、どこへ行くか決めてくれるので、デート中も「どこにしようか……?」と悩むことはないでしょう。
一方で、デートの予定を立てるのが面倒で全て彼女に丸投げする化石系男子だと、毎回のデートプランに迷う可能性も。
「一緒に楽しくデートプランを立てたい!」という人には、あまり向いていない相手といえます。
化石系男子は結婚相手としてはどう?
化石系男子は気難しい性格ではありますが、仕事熱心な一面があります。そして真面目で責任感も強く、浮気の可能性も低いので安心感があります。
人を引っ張ることもできるので、いざという時も頼りになる存在です。そのため、「昔ながらの男らしい人」を求めている女性にとっては理想の人となるでしょう。
ただし、家庭のことになると非協力的な面もあるので、揉めてしまう可能性もあります。そのため「仕事も家庭も両立させたい」という人にはあまり向いていないといえます。
逆に「専業主婦になりたい」「仕事や金銭面に関しては夫に任せたい」という人にとっては良い結婚相手となるでしょう。
化石系男子と相性が良い女性ってどんな人?
ここでは、化石系男子が好む女性とはどんな人なのか紹介していきます。
化石系男子に振り向いてほしい人は、参考にしてみてくださいね。
(1)尽くすのが好きな人
化石系男子は、自分が優位でいたい気質から、尽くしてもらうのが好きです。そのため、あれこれ気遣いができる女性に惹かれる傾向があります。
化石系男子は良くも悪くも素直で、わかりやすい性格の持ち主。
尽くすと喜んでくれるので、それをうまく使えばプライドが高い化石系男子でもコントロールしやすいという側面があります。
尽くすのが好きな人は、自然と化石系男子との関係を良好に保つことができるので、相性が良いといえるでしょう。
(2)家事を苦だと思わない人
昔ながらの感性を持った化石系男子は、あまり家事や料理をしない傾向があります。そのため、家事を苦だと思わない人とは相性が良いででしょう。
逆に、家事があまり好きではない人にとっては、化石系男子のような人と一緒に生活をするのは難しいかもしれません。
料理や掃除が得意な人ほど、化石系男子との相性が良いといえます。
(3)包容力がある人
化石系男子は不器用な性格の持ち主です。威張ったり、うまく感情表現ができなかったりして誤解を招いてしまうことも。
そのため、自己主張が強く意見を貫く女性とは相性が悪く、包容力のある女性の方が良い関係を築きやすいという傾向にあります。
たとえ正論だとしても、反発するとなかなか納得してくれず、雰囲気が悪くなりがちです。
化石系男子のわがままも許してあげられる、器の広い女性の方が相性は良いでしょう。
(4)受け流せる人
化石系男子には不器用なところもあるので、言葉を発する前によく考えない人もいるでしょう。そのため、時に言葉がきつくなることも。
その言葉を真に受けると精神的に負担になりますし、けんかにもつながります。特に繊細な女性は、化石系男子と付き合うと心が折れてしまいがち。
たまにきついことを言われても「また何か言ってるな」と軽く流せる女性が、化石系男子には向いています。
化石系男子と良い関係を築くコツ
化石系男子は頑固で気難しい傾向があるので、良好な関係を保つのは難しいと感じる人もいると思います。
既に「化石系男子とけんかが絶えない」と悩んでいる人もいれば、これから「化石系男子と仲良くなりたい」と思っている人も、読者の中にはいるのではないでしょうか?
そこでここでは、化石系男子と良い関係を築くコツを4つ紹介していきます。
(1)プライドを傷つけない
化石系男子は批判されることを嫌がります。とにかくプライドが高いため、傷つけるような言動は避けるのが無難です。
何でもかんでも否定しないこと、見下した発言をしないことを心掛けましょう。
(2)相手を褒める
化石系男子のような亭主関白の人には、褒められることで「尊敬されている」と感じて喜ぶ人が多いです。そのため、相手を立ててあげることが大切です。
例えば、家事や雑用を手伝ってくれた時は、たくさん褒めたりお礼をしたりすると良いでしょう。
褒められることで自尊心が満たされ、どんどん手伝ってくれるようになる可能性も。
(3)相手に依存しない
もし化石系男子と付き合うことになった場合、相手に依存しないこと、自分の考えを否定しないことが重要です。
相手の言いなりになってばかりだと、自分に対して自信をなくしてしまいます。
たとえ化石系男子が好きであっても「あの人が言う事は絶対」と、言いなりにならないよう注意しましょう。
(4)優しい口調で話し合う
化石系男子には自分の考えを否定されることを嫌がる人が多く、相手の発言を批判するとけんかになりやすいです。
しかし、いつも「うん、うん」とうなずいてばかりで自分の意見を全く伝えないのも、良い関係とは言えません。
良い関係を築くには、優しい口調で、対等に話し合いましょう。
大きな心を持って接してあげると、化石系男子も向き合ってくれる可能性が高くなります。
化石系男子と仲良くなるには性格を理解することが大切
化石系男子は少し気難しい性格で、家庭的ではない女性には冷たいことも。
そのため、「仕事が一番大切!」「家庭だけに収まりたくない」という女性とは相性が悪いといえます。
これだけ聞くと、「面倒な男性だな……」と思う人もいるかもしれません。
しかし、一方で化石系男子には不器用で純粋な部分もあります。
化石系男子と仲良くなるのは大変なこともありますが、性格を理解すれば良い関係を築いていくこともできるでしょう。
(なかむらみほ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年10月12日に公開されたものです