「シャイ」の意味やシャイな人の特徴は？　脈ありサインも紹介

「シャイな人」とは内気で恥ずかしがり屋な人のこと。

自分の気持ちをストレートに表現するのが苦手なので、相手からすると、本心が分からず気になることもあるでしょう。

特に恋愛において、シャイな人は奥手である場合が多く、なかなか距離を縮めづらいと感じるかもしれません。

そこで今回は、シャイな人の特徴や脈ありサイン、恋愛で上手にアプローチする方法まで紹介します。

そもそも「シャイ」とは？

「シャイ」は英語の「shy」が元になった外来語で、「内気」「はにかみ屋」といった意味があります。

シャイ【shy】 の解説

［形動］内気であるさま。恥ずかしがりなさま。「うぶで―な性格」

（『デジタル大辞泉』小学館）

シャイな人は、自分の感情や考えを表現するのが得意ではありません。そのため、あまり自己開示しない性格で、周囲には大人しい印象を与えます。

行動も積極的ではなく保守的なので、自分の意見を率先して言うよりは周りに合わせるタイプが多いでしょう。

つまり「シャイな人」は穏やかな印象があるものの、引っ込み思案であまり自分の話をしない人のことをいいます。

周囲からすると、「本当は何を考えているのか」ということが分かりにくく、どんな人なのか掴みにくいミステリアスな存在でもあります。

【行動編】シャイな人の特徴とは？

シャイな人には、どんな特徴があるのでしょうか？

まずは行動面の傾向について、背景にある心理を踏まえながら解説していきます。

（1）口数が少ない

シャイな人はあまり自己表現をしないので、自然と口数が減り無口になります。

相手から話を振られれば話しますが、自ら率先して話すことはあまりありません。

発言する時は、ゆっくり考えながら話します。

（2）大人数での行動が苦手

グループ行動があまり好きではなく、１人で過ごしたり一対一で会ったりすることを好みます。

騒がしい場所が苦手なので、イベントなど積極的に参加したがるタイプでもありません。

飲み会やパーティーではあまり交流しようとせず、早めに帰ろうとすることもあるでしょう。

（3）狭く深い交友関係を築く

大人数での交流は得意ではありませんが、人との関わりを拒むわけではありません。

シャイな人は、多数と広く浅い関係を築くのではなく、特定の人との狭く深い関係を築こうとします。

気を許した相手とはじっくり関わり、良い人間関係をつくっていくでしょう。

（4）聞き手に回る

自分の感情表現が苦手なので、誰かと話す時は自然と聞き手に回ります。

自分から話し掛けるより、相手から来てくれるのを待つことが多く、コミュニケーションは全体的に受け身なタイプでしょう。

【性格編】シャイな人の特徴とは？

続いてはシャイな人の性格について、特徴的な傾向を見ていきましょう。

（1）慎重

「自分が人からどう見られているか」ということを特に気にする傾向があります。

アクシデントや失敗によるイメージダウンを避けるため、慎重に行動するのです。

計画的に準備して、リスクを避けようとすることが多いでしょう。

（2）勉強家

シャイな人は内省的で、集中力や注意力が高く、忍耐力もあります。

そのため、興味を持った物事には熱心に取り組む傾向があるでしょう。

専門的なスキルを高めたり特定の分野で突出した成果を出したりすることも珍しくありません。

（3）繊細

シャイな人は自意識が強く、繊細で傷つきやすい性格です。

ちょっとしたことが気になってソワソワしてしまい、１人で気疲れしてしまう人も少なくありません。

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シャイな人の恋愛傾向

シャイな人は、恋愛においてどんな特徴があるでしょうか。

恋愛での行動傾向やその心理について、具体例を挙げて解説します。

（1）好き避けをしてしまう

シャイな人は「相手に嫌われたくない」と思うあまり、好きな人にそっけない態度をとって「好き避け」してしまうことがあります。

近くにいてもまったく相手のことを見なかったり、冷たい返事をしたりして自己嫌悪に陥る人も多いです。

（2）奥手でアプローチできない

シャイな人は恥ずかしがり屋なので、好きな人ができても恋愛感情をうまく表現できません。

奥手で積極的なアプローチができないため、「好き避け」同様に、なかなか相手に好意が伝わらないこともあるでしょう。

（3）勝手に深読みする

じっくり物事を考える傾向があるので、相手の行動を深読みして「もしかして嫌われてる？」などと考えすぎてしまう人もいます。

これによって誤解が生まれ、恋愛に発展しにくくなることも少なくありません。

シャイな人の脈ありサイン

なかなか恋愛感情を表現できないシャイな人が、好意のある異性に出す「脈ありサイン」を解説します。

（1）よく目が合う

シャイな人は、好き避けしたり無口だったりして好意を表現するのが苦手です。

しかし、好きな相手への興味はあるので、相手の様子を伺うことがあります。

すぐに目をそらされたとしても「なんだか目が合うなあ」と感じたら、あなたに興味があるのかもしれません。

（2）話をよく聞いてくれる

シャイな人の口数は多くありませんが、好きな相手の話はじっくり聞きます。

あまり多くを語らなかったとしても、あなたの話に耳を傾けて真摯に聞いてくれるようなら、それだけ大切に思ってくれている証拠でしょう。

（3）姿勢が前のめりになっている

人は興味がある話を聞く時、自然と前のめりの姿勢になります。

シャイな人は普段、人との距離感が開きがちですが、あなたが話している時に前のめりになって聞いていたら脈ありサインの可能性があります。

シャイな人へアプローチする方法

奥手でシャイな人に自分からアプローチするにはどうしたらいいのでしょうか。効果的な行動を解説します。

（1）自分の話をしながら相手に話を振る

シャイな人は自分の話をするのが苦手なので、質問責めにされると気疲れしてしまいます。聞き手の方が落ち着くタイプなのです。

シャイな人へアプローチするには、基本的にはあなたから話をしつつ「○○さんはどうですか？」と話を振って、相手にも話してもらうようにしましょう。

「この人は自分に興味を持ってくれているんだな」と感じ、あなたを意識するきっかけになります。

（2）具体的な行動を褒める

シャイな人に好意を伝える時は、具体的な行動をさりげなく褒めるようにしましょう。

「かっこいい」「すごい」といったストレートな言葉で大げさに褒めると、言われた相手は恥ずかしさばかりが先行して、落ち着かない気分になってしまうでしょう。

例えば、「いつも服にシワがなくて、キレイに着こなしてますよね」「○○を手伝ってくれて本当に助かりました」など、相手の行動を具体的に褒めてみましょう。

その方が喜ばれますし、あなたの好感度も上がります。

（3）押したら引く

シャイな人にぐいぐいアプローチすると、相手から引かれてしまい、かえって逆効果です。

「押したら引く」を意識して、例えば、1回アプローチをしたら数日間は連絡を控える、相手と返信のペースを合わせるなどしてみましょう。

恋は焦らず、じっくり仲を深めていく方がうまくいきます。

シャイな人に合ったコミュニケーションをしよう

「シャイ」の意味やシャイな人の特徴について紹介しました。

シャイな人はあまり自分の話をしないので、どう接したらいいか悩むこともあるでしょう。

ただ、あなたが気づいていないだけで、本当は相手が興味関心を持っていることもあります。

シャイな人に合った方法でコミュニケーションをとって仲を深めることで、少しずつ良い関係を築いていきましょう。

シャイな人は慎重な性格だからこそ、信頼した相手には自分をさらけ出してくれるはずです。

（秋カヲリ）

※画像はイメージです

※この記事は2021年07月21日に公開されたものです