「恋のキューピット」とは? 向いている人の特徴と役割・恋愛成就のコツ
恋のキューピッドとは「恋の協力者」の意味。具体的な役割は? キューピッドばかり頼まれるのは、あなたが向いているから? 頼まれた時に何をすればいいのか、恋を成就させてあげるコツを恋愛ライターが解説します。
「友だちが恋のキューピットになってくれて、今の恋人と付き合えた」という話はよく聞きます。実際に「実はあの人のことが好きなんだよね」と打ち明けられたり、協力を求められたりしたことがある人も多いのでは?
誰かと誰かの縁を結び、その人を幸せにできるかもしれない恋のキューピット。
今回は、キューピットになって恋愛成就させる方法や向いている人を解説します。
また、好きな人に恋のキューピット役を頼まれたら……。その場合の対処法も紹介していますので、そちらも参考にしてください。
恋のキューピットとは?
そもそも、恋のキューピットとはどういった意味を指すのでしょうか。
恋のキューピットは「恋の協力者」の意味
ずばり「恋の協力者」のことを指します。
誰かと誰か、例えば「友人」と「友人の好きな人」の縁をつないだり、2人の関係がうまくいくようにアドバイスやアシストをしたりする存在のことです。
恋のキューピットを頼まれるということは、友人にとってあなたが「信頼できる人」であるという証拠かもしれません。
「恋のキューピット」の語源
ちなみに恋のキューピットは、ローマ神話に登場する「愛の神クピド」が語源と言われています。
「キューピッド」という言葉自体が、「クピド」の英語名なのだそう。絵画などで、弓矢を持ち裸に羽を生やした少年の姿をしている、天使のような男の子を見たことはありませんかか? その人物こそが「愛の神クピド」です。
彼が放つ矢に当たったものは、恋心を起こすと言われています。
また、ギリシャ神話における恋心や性愛の神は、「エロス」にあたります。
「恋のキューピット」の言い換え表現
「恋のキューピット」を別の言葉に言い換えると、以下のようなフレーズが使えます。
・橋渡し役
・媒介役
・取持ち役
どれも「恋のキューピット」と同様に、2人の間に入って仲を取り持つことを意味する言葉です。
恋のキューピットに向いている人の特徴
恋のキューピットは、しようと思えば誰でもできますが、向いているかどうかはまた別の話です。
あなたは、恋のキューピッドに向いているのでしょうか? これらの特徴に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。
(1)噂話をしない人
人の噂話が好きな人は、恋のキューピットに向いていません。
口が軽い人や、噂話が好きな人にキューピットをお願いすると、意図しない形で「好き」という気持ちが相手に伝わってしまう可能性が考えられますよね。
したがって、向いているのは「噂話をしない人」「口が堅い人」でしょう。
(2)面倒見がいい人
面倒見がいい人なら、最後までしっかりサポートしてくれるはずです。
途中で放置したり、無責任なことを言ったりすることもないでしょう。「世話焼き」や「面倒見がいい」人こそ、恋のキューピットに向いています。
とはいえ、「面倒見がいい」を越して、「おせっかいな人」には向いていません。求めていないことまで首を突っ込んで、結果的に恋の邪魔をしてしまう可能性があります。
(3)知人や友人が多い人
友人や知り合いが多いということは、いろんな人の気持ちを理解し、人間関係を築くのが上手であるとも言えます。そういった人であれば「恋のキューピット」も適任でしょう。
アプローチの方法や、相手の懐に入るコツをアドバイスできるはずです。
(4)自分の考えをハッキリ言える人
自分の考えをハッキリ言える人や、思っていることを言える人も、恋のキューピットにぴったり。
今の状況や、何が足りないのかなど、恋愛をする上で「改善した方が良い点」をハッキリ言える人の方が向いています。
ただし、「自分の意見を押し付ける人」は向いていません。あくまでサポート的な立ち位置で、自分の意見を交え、アドバイスできるポジションでいることです。
(5)人の話をしっかり聞ける人
恋のキューピットになるには、友人がどのように恋愛を進展させたいのか、しっかりヒアリングすることが重要です。そのため、人の話や意見を聞けない人は向いていません。
恋のキューピットが一番大切にしなければいけないのは「友人の気持ち」です。
当事者の気持ちを無視すると、その恋愛は暴走してしまいがち。人の話を聞くのが苦手な場合は、その状況に合わない一方的なアドバイスをしてしまうかもしれません。
▶次のページでは、恋のキューピットの役割や、他者の恋愛を成就させる方法を紹介します。
※この記事は2021年04月17日に公開されたものです