「私、絶対結婚する!」そう思ったらやるべきこと3つ
漠然と「結婚したい」と思ってはいるけれど相手もいないし覚悟もない……。「出会いはタイミング」と言いますが、年齢を重ねていくと焦りを感じることもありますよね。そこで今回は、恋愛コラムニストのさかもとみきさんに、理想の結婚をかなえる方法について解説してもらいます。
少女漫画を読んで育った私は、うっかり「大人になったら自然に運命の人と会って結婚できる」と思っていました。が、結婚って、ぜんっぜん自然にできない……。
なんせ、普通に暮らして、普通に仕事をしているだけだとなかなか新しい出会いもありません。
今回は、結婚したいけどできるか不安になっている人が、自分の理想に近い結婚をするために何をすべきなのかをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
結婚するためにやるべきことって?
結婚は、恋愛の延長線上にあると思っていましたが、婚活をしたり、周りの話を聞いたりしてみて、そうでもないことに気付きました。
実は、理想の結婚がしたいなら、「やるべきこと」があるんです。
(1)結婚したい理由を明確にする
恋愛は、直感やドキドキでしてOKです。しかし、結婚はそれが全てではありません。まずは自分が結婚したい理由を明確にしましょう。仕事でも、目的や理由が明確でないと目標は達成できません。
結婚したい理由を考えることで、自分が本当に結婚したいのか、どんな家庭を持ちたいかが明確になり、婚活する覚悟も固まってきます。
(2)具体的な結婚相手の条件を書き出す
結婚したい理由を明確にできたら、次はパートナーになってほしい相手の像を明確にしましょう。
例えば、自分の家族のような家庭を持ちたいなら、理想の人は自分の父親に近いかもしれません。
できればもっと具体的に、年齢・年収・性格・見た目なども具体的にしていきましょう。一度理想をたくさん挙げた上で、絶対に譲れない点を3つ程度に絞っておくとなお良しです。
必ずしも恋愛でときめく人が結婚相手としてふさわしいわけじゃないので、可能性を広げるためにも、結婚軸で男性像を考えてみましょう。
(3)自分磨きをする
婚活する理由と、選ぶ準備ができたら、次は自分が選ばれる態勢を整えていきましょう。
やみくもに自分磨きをするのもいいですが、せっかく結婚相手の条件を決めたので、そのタイプの男性が選ぶ女性像に近づくのがベストです。
具体的に思いつかない場合は、清楚、ナチュラルメイクを軸に……など、見た目で自分に自信がない部分を減らす自分磨きをしていってください。
「結婚したい」と思われる人の特徴
自分磨きは、外見だけでなく内面から行うことも大切です。そこでここからは、「結婚したい」と思われる人の特徴を挙げていきます。
(1)気配り上手
結婚相手として男性に歓迎されやすいのは、気配り上手な女性です。
日常生活はもちろん、親や周りにも気を使える女性でないと、自分が恥をかいたり、フォローしたりする必要がでてきてしまいます。
甘えたり、気を使ったりがバランスよくできる女性はパートナーとして受け入れられやすいでしょう。
(2)家庭的で家事全般が得意
結婚に男性が求めることとして、多いのが、家事スキルです。一通りできて当たり前と思っている人も多く、料理や掃除が得意だとなお良しとされます。
最近は、働く女性が増えたことで男性にも家事能力が求められることも増えましたが、家庭的で家事全般が得意な女性は未だ結婚相手として歓迎されやすい傾向にあります。
(3)穏やかで前向き
恋愛は、良いところだけ切り取って向き合うことでも成り立ちます。しかし、結婚して毎日一緒にいるとなると、良いところだけを見て過ごすのは難しくなります。
多少の気分の浮き沈みがあるのは仕方ないですが、基本的に自分の機嫌は自分で取れる穏やかな人が好まれます。
また、パートナーが落ち込んだ時には励ませるような前向きな性格だとなお歓迎されるでしょう。
(4)金銭感覚が身に付いている
婚活でも年収がクローズアップされやすい男性は、結婚相手の金銭感覚に敏感な人も少なくありません。
結婚するまでは心意気を見せてほしいと思う女性もいますが、男性は「自分と価値観が合うか、背伸びをし続けなくてもいい相手か」という部分が気になっています。
使うところは使うけれど財布のひもを締めるところもあるなど、しっかりとした金銭感覚を身に付けていくのも大切です。
理想の結婚をするための3ステップ
結婚への準備ができたら、次は具体的なアクションを起こします。
結婚するには相手が必要なので出会いの機会を増やし、結婚を前提にお付き合いをするところを第一目標にして動き出しましょう。
ステップ1:理想の人と出会う
結婚したい理想の人のイメージが固まったら、まずはそれを友達に話すことから始めましょう。条件に合いそうな人がいれば紹介してくれる可能性もあります。職業まで具体的になっている場合は、同じ職種の人に紹介を頼む方法もありです。
理想のタイプの人が行きそうな場所に出かけたり、自分が興味のあるイベントに参加してみたりするのも自分と感性の近い人に会うコツです。
そういうつながりがなかなかない場合は、まずはとっておきの写真と、相手に求める条件を書いて婚活アプリに登録してみるのもいいでしょう。
ステップ2:お付き合いをする
すてきな男性で、結婚したいなと思える人に出会えれば、お付き合いにつなげたいですよね。そういう人との出会いは貴重なので、できるだけ次につなげるようにしましょう。
おすすめのお店などを聞いて「今度○○に連れてってください」など、相手が連絡先を聞きやすい会話につなげてください。それでも聞いてくれない場合は遠慮なく自分から連絡先を聞いてデートにつなげるのが大事です。
気が合って、お互い結婚の意思がある場合、即付き合うのもありですが、相手の本音や結婚への意欲が見えない場合、付き合うまでは2~3回デートするのがおすすめです。
結婚前提のお付き合いがしたい場合、序盤に結婚願望があることや「何歳までに結婚したい」など結婚の意思を話したり、聞いてみたりしておくとよいでしょう。
ステップ3:結婚の準備をする
お付き合いも順調に進んできたら、結婚の準備をしていきます。結婚は、婚姻届を出せば成立します。しかし、カップルによってはそれ以外の準備も必要です。
結婚は、お互いの両親も関わってくるので、自分たちがしたいことだけでなく、両家が必要と思う段取りを踏んでいく必要があります。
また、結婚式をする場合、式の規模や地域によって異なりますが、相場は200万円~300万円程と考えておきましょう。
その他に、顔合わせ、指輪の準備などお金や段取りが必要なことも増えるので、2人で早めに話し合い、予算の確保をすることも必要です。
もし結婚前に同棲をするなら親に一度あいさつに行く、期間を決めて始めるのがおすすめです。また、結婚の意思が固まったらお互いの親へのあいさつはプロポーズ後の早めに行うようにしましょう。
結婚したい人を決めたら選ばれる準備を整えよう
「結婚したい」というふんわりとした希望から、「こんな人と結婚したい」と具体的に考えて周りに話せるようになれば、結婚できる可能性は上がります。
そして、自分が選ばれる準備をして動いていくことで、結婚するイメージも持てるようになるはずです。
今、自分が行動していくことで、数年後の未来が変わるとしたらモチベーションも上がりませんか? 選び、選ばれる幸せな結婚をかなえてくださいね。
(さかもとみき)
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※画像はイメージです
※この記事は2021年03月16日に公開されたものです