「色男」の意味とは? 男前との違いと代表的な俳優
「色男」とは、ただイケメンなだけでなく女性が惹かれる艶っぽさのある男性です。ですが、具体的にはどんな男性が「色男」なのか気になりますよね。そこで今回は、恋愛コラムニストのさかもとみきさんに、色男の特徴や代表的な俳優を教えてもらいます。
色男という言葉は、イケメンや男前とちょっとニュアンスが違いますよね。褒め言葉のように使われることもあれば、女性からするとちょっと危険な匂いのする男性という意味を含んで使われることもあります。
今回は、そんな「色男」とはどんな特徴があるのか、代表的な俳優の方も例に挙げ解説します。
Check!
「色男」とは?
「色男」という言葉は、どういう意味なのか確認しましょう。
色男の意味
『広辞苑 第七版』(岩波書店)では、「色男」とは、「好色な男、色事師(芝居で色事を得意とする役者)」などと説明されています。他にも、好男子や美男など相手を褒める表現や、情夫などとして使う場合もあるようです。
つまり、ルックスの良い男性という意味もあれば、女性のことが好きな男性という意味もあり、この言葉が使われる場合は、前後の話の文脈からどちらの意味で使われているのかを判断する必要があります。
「色男」を言い換えるなら?
「色男」は、さわやかなだけのイケメンや、顔立ちが美しいだけの男性というよりは、女性との関係を示唆する傾向にあります。
よって、以下のような表現に言い換えられるでしょう。
「モテ男」
色男は、女性にモテる傾向があります。
ですので、「モテ男」といっても問題ないでしょう
「女好き」
色男の「色」は、色欲や欲情、情事などの意味も持ちます。
なので、「女好き」と言い換えてもいいでしょう。
「色気のある男性」
男性自身が色事を好むだけでなく、女性を引き寄せてしまう男性も「色男」といえます。
そこで、まとう雰囲気や動作が色っぽい「色気のある男性」と言ってもいいですね。
色男の特徴
ここからは、色男の特徴をさらに細かく説明していきます。
(1)とにかく色気がある
色男の第一条件は色気があること。色気とは整った顔立ちなど分かりやすいものだけでなく、なんとなく実体をつかみづらい雰囲気からも出ています。
その得体の知れない魅力に女性は惹かれてしまうのです。
(2)イケメンではない場合もある
色男は、イケメンとは限りません。
顔だけじゃなく、雰囲気や佇まい、彼らの持つ謎めいた魅力に、心をつかまれてしまう女性も多いでしょう。
(3)私生活がミステリアス
前述しましたが色男の魅力の1つは、「謎」です。全てが見え過ぎないことで、憶測や妄想を呼び、女心をくすぐります。
詮索されても上手にはぐらかし、何食わぬ顔でサラッと流せるのも色男の特徴です。
(4)女性の友好関係が広い
色男は、女性の知り合いやつながりが多く、顔が広い傾向にあります。
元カノや友達など、周りに女性がいるのが当たり前。そういう要素も色男を好きになった女性をやきもきさせ、嫉妬をあおり、恋心をより燃やす要因になります。
(5)女性がどうしたら喜ぶかを熟知している
色男は、女心を熟知している傾向があります。
どういうことをすれば喜び、嫉妬するのかを知っているからこそ、ハマってしまう女性が多いです。
色男といわれる俳優
色男とは、女好きなどの怪しいイメージだけでなく、どこかミステリアスで女心をくすぐる存在であることが分かりました。
ここからは、俳優さんを例に具体的なイメージをつかみましょう。
(1)斎藤工
個人的に「歩くセクシー」と呼んでいる俳優さんです。
できる男性役やモテ男役が似合う斎藤工さん。ドラマ『昼顔』ではさえない教師役をしていましたが、ほとばしる色気は全く隠れていませんでした。
色事や濡れ場、雨に濡れるような姿も似合う「色男」といえば彼でしょう。
(2)松坂桃李
雑誌『anan』でのセックス特集で表紙を飾ったこともある松坂桃李さん。映画『娼年』での娼夫の演技が記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。
セクシーな体つきや、時々見せる濡れた視線にそそられる女性も多いはず。色男といって差し支えないでしょう。
(3)綾野剛
悪い男性や影のある男性、過去に傷を負った男性を演じることも多い綾野剛さん。
ミステリアスな魅力があり「もっと知りたい」と相手を引き込んでしまう「色男」の要素を持った俳優さんです。
(4)竜星涼
さわやかな印象がありながら、長身でスタイル抜群。パリコレにも二度出演したこともある好男子といえば竜星涼さん。
ドラマ『アンナチュラル』では、いつも笑っているのに、どこかつかめない謎多き葬儀屋の役も見事で、ハマってしまった女性も多いのでは?
どことなくミステリアスな面も、「色男」の条件の1つです。
(5)ディーン・フジオカ
紳士的な振る舞いが印象的で、ドラマや映画でも品のある役の多いディーン・フジオカさん。
レディーファーストが板についていて、女性を口説くシーンも違和感を覚えません。あくまで自然に女性を気持ち良くさせ、とりこにする「色男」ではないでしょうか。
「色男」は雰囲気で作り出せる
例として挙げた俳優の方がイケメンでしたので、「結局自分にはなれない」と思ってしまうかもしれません。
ただ、お伝えしてきた通り、容姿だけが色男を構成する要素ではありません。
ですので、お手本となるような色男を見つけたら、よく観察しまねることで、色男に近づきましょう!
(さかもとみき)
※画像はイメージです
おすすめの診断
※この記事は2021年02月25日に公開されたものです