働くなかで、「いまの会社の年収は周りと比べてどうなのかな?」と疑問を感じることはありませんか?周りや自己評価と比べて自分の給料が低いと感じて、転職を決意する人も少なくありません。

自身のスキルや実力に見合った給料をもらえるかどうかは、仕事に対するモチベーションにも大きく影響します。
本記事では、自分に見合う適正年収がわかる年収診断ツールを6つ紹介します。アンケート感覚で質問に答えるだけで、簡単に適正年収を調べることができて便利なサービスばかりです。
また、年収が高い職業や年収を上げる方法も解説するので、今後の働き方や仕事選びにぜひ役立ててください。
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年収診断ツールを使う前に知りたい!適正年収の基本
診断ツールを使って適正年収を調べる前に、適正年収についての基礎を押さえておきましょう。
この章では、そもそも適正年収とはなにか、適正年収はどうやって調べるのかの2点を解説します。

基本を理解している人は、次章適正年収がわかる!おすすめの年収診断ツール7選へ読み進んでください。
適正年収とは?
適正年収とは、簡単にいえば自身に見合った年収のことです。年齢・業種・職種・スキルなどさまざまな要素を踏まえて判断されます。
適正年収を知ることは、今後のキャリアの見直しをするうえで不可欠です。例えばいまの年収が自分に見合っていない場合は、会社への交渉や転職を検討する動機になります。また、理想の年収と自分の適正年収に差がある場合には、経験を積んだりスキルアップを試みたりする必要があるでしょう。

適正年収は平均年収と混同されがち。平均年収はあるカテゴリで分けたときの平均的な数値のことで、一方適正年収は働く個人にフォーカスし、市場価値に見合うかどうかで判断した数値のことです。
自分の適正年収の調べ方
適正年収は、主に2つの方法で調べることができます。
- 各種平均年収や求人情報を参考にする
- 年収診断ツールを利用する
特におすすめなのが年収診断ツールを利用する方法です。それぞれの方法を詳しく解説します。
各種平均年収や求人情報を参考にする
適正年収と平均年収は別物ですが、自分の年収の水準を確認するために平均年収を知ることも大切です。性別や年齢、職業別の平均年収や求人広告の給与情報を参考にすることで、適正年収の目安を把握することができます。
平均年収は、国税庁「民間給与実態統計調査」の結果で確認できます。カテゴリ別に平均年収を算出しているので、自分に当てはまる条件の平均を調べてみるとよいでしょう。
また、求人広告を参考にする際は求人サイトの利用がおすすめです。自分が働いている条件で求人検索してみましょう。
おすすめの転職サイトを紹介したこちらの記事も参考にしてください。

年収診断ツールを利用する
簡単に適正年収を調べる方法としておすすめなのが、年収診断ツールの利用です。
平均年収や求人を調べる方法では、自分に似たような人がどう評価を受けているかという視点で概算的な適正年収を計ることしかできません。一方年収診断ツールでは、自分の年齢や経験社数・スキルなどを総合的に見て診断されるので、より正確な数字を導いてくれます。
年収診断ツールは転職サイトが運営するものが多く、結果を受けて適正年収に見合う転職求人を探したり、エージェントに相談したりすることもできます。
適正年収がわかる!おすすめの年収診断ツール6選
では、適正年収を調べるのにおすすめの年収診断ツールを紹介します。一覧を以下にまとめましたのでご覧ください。
サービス名 (サービス元) |
市場価値診断 (ミイダス) |
年収査定 (doda) |
年収診断・年収査定シミュレーション (パソナキャリア) |
あなたの年収現在地 (日経転職版) |
年収査定 (平均年収.jp) |
年収チェッカー (Ann株式会社) |
所要時間 | 約5分 | 登録から約3分 | 約2~3分 | 非公開 | 約3分 | 約1分 |
問題数の目安 | 20~30問 | 10問 | 7問 | 非公開 | 22問 | 12問 |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
個人情報登録の有無 | 不要 (本サービス利用には必要) |
必要 | 不要 (本サービス利用には必要) |
必要 | メールアドレスのみ必要 | 必要 |
公式サイト |
※2023年1月時点の情報をもとに作成
今回紹介する診断ツールはすべて無料で利用できます。以下の章で各診断について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
市場価値診断|ミイダス
※画像引用元:ミイダス公式ホームページ
ミイダスは、スマートフォンで気軽に利用できる転職アプリです。スキルや経歴だけでなく、客観的な診断で判断した志向や傾向によってスカウトを受けることができます。
ミイダスの市場価値診断では、ミイダスで自分に似たユーザーに届いたスカウトの年収平均額を知ることができます。簡単な質問に答えながらプロフィールを入力していくだけで、選考条件に一致した企業求人の数もチェックが可能です。
市場価値診断には名前や住所といった個人情報の入力は必要ありません。結果を見てから本サービスに登録するか選べるので安心です。
また、ミイダスに登録すると職種適性がわかるコンピテンシー診断や、認知バイアスが診断できるバイアス診断ゲームなども利用できます。
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- 年収以外にも診断を受けて就職や転職に役立てたい人
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年収査定|doda
※画像引用元:doda公式ホームページ
大手転職サイトdodaでも、適正年収の診断を受けることができます。doda年収査定ではdoda会員186万人のビッグデータを用い、これまでの経歴から適正年収が算出されます。実際に転職したユーザーのデータが使われるので、信用できる結果が得られるでしょう。
また、診断されるのはいまの適正年収だけではありません。転職可能性のある職種別に、今後30年の年収推移をグラフで見ることもできます。将来の年収を知り、今後のキャリアの見通しを立てておきたい人にもおすすめです。
ただし、年収査定の利用にはdoda会員になる必要があります。dodaは豊富な転職求人を保有しているので、転職を目的として適正年収を調べたい人に向いているでしょう。
- ビッグデータを用いた信用性の高い診断を受けたい人
- 今後のキャリアプランを立てるために年収推移予想を確認したい人
- 転職を目的として適正年収を調べたい人
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年収診断・年収査定シミュレーション|パソナキャリア
※画像引用元:パソナキャリア公式ホームページ
年収診断・年収査定シミュレーションは、ハイクラス向け転職エージェントのパソナキャリアが提供する診断ツールです。簡単な質問に答えていくだけで、年収相場が診断されます。適正年収ではありませんが、自身の年収が相場と比べてどうか確認するのによいでしょう。
ただし、診断結果として得られる相場は、東京・大阪・名古屋エリアのデータを参照しています。その他の地域で勤めている場合には、実際の相場と差が出ることがあるので、他のサービスとの併用がおすすめです。
エージェントサービスの利用には会員登録が必要ですが、シミュレーションは登録なしで利用できるため、誰でも気軽に利用できます。パソナキャリアはハイクラスの求人を多く取り扱うので、査定結果を見て年収アップを考えたなら、ぜひエージェントにも登録してみましょう。
- 自分の年収を相場と比べてみたい人
- 東京・大阪・名古屋エリアで働いている人
- 年収アップを目指して転職を検討している人
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あなたの年収現在地|日経転職版
※画像引用元:日経転職版公式ホームページ
あなたの年収現在地は、転職サイト日経転職版に登録すると利用できます。日経転職版は、ビジネスにもしばしば役立てられる日本経済新聞のグループサービスです。会員登録すると、日経会社情報DIGITALと連携した最新情報が閲覧できたり、キャリアセミナーが受けられたりします。
あなたの年収現在地では、日経グループならではのビッグデータを利用して市場年収を調べることができます。年齢や業種・職種ごとに市場年収がわかるので、現在の年収とのギャップがわかりやすいです。
市場年収がわかったら、その情報をもとに年収アップが期待できる求人紹介も受けられます。自身の市場価値がわかった状態で転職活動が進められるので、キャリアアップを目指す人にもおすすめです。
- 企業情報を得たりセミナーを受けたりしながら転職活動したい人
- 市場年収と自分の年収のギャップを知りたい人
- 転職を機に年収アップやキャリアアップを目指したい人
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年収査定|平均年収.jp
※画像引用元:平均年収.jp公式ホームページ
平均年収.jpが提供する年収査定では、約3分で適正年収を調べることができます。個人情報の入力や会員登録の必要はありませんが、査定結果を受け取るメールアドレスのみ必要なので用意しておきましょう。
年収査定は、入力された経歴やスキルをもとにAIが適正年収を算出します。データは国税庁や総務省、厚労省の資料といった公的なものを利用しているため参考になります。チャット形式で質問に答えていくだけなので操作も簡単です。
平均年収.jpでは、さまざまなカテゴリの平均年収や年収中央値を無料で公開しています。平均年収に関するコラムも充実しているので、就職や転職に役立つでしょう。
- チャット形式で簡単に適正年収を調べたい人
- 会員登録なしで気軽に年収を調べたい人
- 平均年収に関するさまざまな情報を集めたい人
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年収チェッカー|Ann株式会社
※画像引用元:年収チェッカー公式ホームページ
年収チェッカーでは、おおよそ1分の診断で3,600万人のデータから算出した適正年収がわかるツールです。アンケート感覚で質問に答えるだけの簡単診断なので、時間がない人でも利用できます。
いまの会社で働いたときの年収と、転職したときの年収の予想が比較できるので、転職により具体的なビジョンを持つことができます。ただし、おすすめの転職エージェントの紹介も兼ねているため、名前やメールアドレスといった個人情報の入力が必要です。
また、年収チェッカーでは企業名で年収情報を調べることもできます。応募するか迷っている企業の年収を調べることで、より理解を深められるでしょう。また、グループサービスcareerMineのAI診断で就職軸を診断するなど多岐に活用できます。
- 簡単なアンケートで適正年収を調べたい人
- 転職エージェントに登録して、適正年収以上の企業に勤めたい人
- 応募先企業の給与情報をより詳しく知りたい人
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自分の市場価値を調べたい人はこちらの記事で紹介する診断ツール・転職サービスもおすすめです。

年収を増やしたい!どうしたらいいの?
適正年収を調べて、自分の年収と思わぬギャップを感じることもあるでしょう。年収を上げるには、次の方法が考えられます。
- 昇進試験を受ける
- 残業を増やすか副業を始める
- 給与の高い企業へ転職する
それぞれ詳しくみてみましょう。
昇進試験を受ける
まず実践しやすいのが、社内の昇進試験を受けるなどして昇格・昇給を目指す方法です。いまの仕事を続けたまま確実に年収アップにつながるため、誰でも挑戦しやすいでしょう。
また、社内評価に影響のある資格の取得もおすすめです。評価が上がるだけでなく、取得すると資格手当がもらえる場合もあるので、会社の規定などを確認してみましょう。
しかし、昇進試験の多くは実施時期が決められており、思い立ったらいつでも受けられるというものではありません。試験に受かるための勉強にも半年から1年程度かかることも多いので、短期間での年収アップは難しいでしょう。
残業を増やすか副業を始める
収入を増やすことを考えると、残業して就業時間を増やすことをイメージする人も多いでしょう。また、副業で副収入を得ることもできます。
残業を増やすとわかりやすく収入が増えるため、収入のために働いているならモチベーションにつながりやすいです。しかし、プライベートの時間が取りづらくなったり、疲れが出やすくなったりするので、限度を超えた残業は控えましょう。
副業の場合も、休日や仕事終わりの時間に稼働する必要があるのでプライベートの時間が減ってしまう可能性があります。スマートフォンで簡単におこなえる仕事を探すなど、本業に影響がないようにしましょう。

会社の規定によっては副業ができない場合もあります。副業を始める前に企業規則を確認しておきましょう。
ITエンジニアの人や、完全リモートで副業したい人におすすめのフリーランスエージェントを紹介したこちらの記事も人気です。
給与の高い企業へ転職する
昇進試験や残業などで努力しても、企業によっては適正年収に到達しない場合があります。将来的にも年収アップが期待できないなら、思い切って給与の高い企業への転職も視野に入れましょう。
特に、診断で算出された適正年収といまの年収に大きな差があった人は、スキルや経験を高く評価してくれる企業に移ったほうが働きやすくなる可能性が高いです。
転職は時間や労力のかかることですが、今後のキャリアや生涯年収を考えれば挑戦する価値はあります。転職サイトや転職エージェントを利用して、自分の可能性を最大限に活かしましょう。
プロが厳選したおすすめの転職エージェントを紹介したこちらの記事もおすすめです。

平均年収が高い職業は?
収入は職種によっても大きく異なります。転職を考えるなかで、「せっかくなら年収の高い職種に挑戦したい」と考える人もいるでしょう。そこで本章では、各職種の平均モデル年収をランキング形式でまとめました。
【職種別】平均モデル年収TOP20
2021年4月~2022年3月のマイナビ転職の掲載求人によると、職種別の年収ランキングは次のようになりました。
順位 | 職種名 | 職種分類 | モデル年収(平均) |
1 | コンサルタント(経営戦略) | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 1,335万円 |
2 | システムアナリスト | ITエンジニア | 1,295万円 |
3 | アクセス解析・統計解析 | Web・インターネット・ゲーム | 1,048万円 |
4 | コピーライター | クリエイティブ | 1,019万円 |
5 | 不動産営業 | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 992万円 |
6 | システムコンサルタント(業務系) | ITエンジニア | 974万円 |
7 | コンサルタント(業務プロセス) | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 970万円 |
8 | 経営幹部(CEO・CFO・COO等) | 企画・経営 | 950万円 |
9 | クリエイティブディレクター | クリエイティブ | 937万円 |
10 | 用地仕入 | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 925万円 |
11 | 金融営業(個人)・リテール・FP | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 847万円 |
12 | 営業・企画営業(個人向け) | 営業 | 801万円 |
13 | セキュリティコンサルタント | ITエンジニア | 800万円 |
13 | 弁理士・特許技術者 | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 800万円 |
15 | 投資銀行業務(インベストバンキング) | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 793万円 |
16 | オペレーター・アポインター | 営業 | 790万円 |
17 | コンサルタント(営業・マーケティング) | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 746万円 |
18 | 海外営業 | 営業 | 743万円 |
19 | アカウントエグゼクティブ(AE)・アカウントプランナー | クリエイティブ | 733万円 |
20 | 特許技術・調査 | 建築・土木 | 725万円 |
“参考:マイナビ転職「2022年版 職種別モデル年収平均ランキング」”
上位には、コンサルタント・金融・不動産専門職、ITエンジニア、クリエイティブといった仕事が多くみられます。このような専門的な知識を必要とする仕事は、収入が高くなりやすい傾向にあるようです。
高収入の仕事につながりやすい資格は?
資格を取って高年収の仕事に就こうと考える人もいるでしょう。高収入につながりやすい資格として、次のような資格が挙げられます。
- 秘書検定:ビジネスに役立つマナーが身に付く
- 日商簿記:経営・会計の知識が身に付く
- ファイナンシャルプランナー:金融・保険業に役立つ
- 社会保険労務士:労働や保険に関わる知識が身に付く国家資格
- 中小企業診断士:中小企業のコンサルタントに携われる国家資格
- 宅地建物取引士:不動産業に関わる知識が身に付く国家資格
- 不動産鑑定士:不動産鑑定評価に関わる仕事ができる国家資格
資格によって取得の難易度や試験が実施される頻度は異なります。取りたい資格や年収アップに活かせそうな資格があれば、詳細を調べてみるとよいでしょう。
未経験から挑戦しやすい高収入の仕事は?
高収入が目指せる仕事は、専門性が高く経験やスキルがないと厳しいものが多いです。しかし、ものによっては未経験から経験を積んでいけるものもあります。
- ITエンジニア
- 生活インフラ業(営業、接客等)
- 不動産営業
- 金融・保険営業
上記のような仕事は、未経験者でも採用される可能性があります。ただし、入社後の成長や活躍を期待したポテンシャル採用が多いため、20代~30代の若い世代のほうが有利です。
IT業界への転職を検討するなら、こちらの記事もおすすめです。

フリーランスとして活躍したいITエンジニアの人に、おすすめのフリーランスエージェントを紹介したこちらの記事も人気です。

年収診断ツールに関するよくある質問
記事の最後に、年収診断ツールに関して寄せられるよくある質問と回答をまとめました。気になる疑問はここで解消しておきましょう。
診断結果に残業代は含まれるの?
一般的に、年収には残業で稼いだ金額も含まれます。診断ツールが参照しているデータにも残業代が含まれる場合が多いため、診断結果にも残業代が含まれていることが多いでしょう。ただし、試用するサービスやそのサービスが参照するデータによって異なるので、一概にはいえません。
企業や業界によっては、固定残業代が初めから給与に含まれていることもあります。転職サイトなどで求人を調べて、固定残業代が含まれた求人が多ければ、診断結果にも残業代が含まれている場合が多いです。
診断結果の詳細が気になるなら、診断ツールの運営サイトに問い合わせるなどしたほうが確実です。
平均年収はあてにならないって本当?
算出された平均年収は、鵜吞みにせず参考程度にとらえたほうが無難です。
そもそも平均年収は、条件に当てはまるすべてのデータを対象に計算されます。例えば業界別の平均年収の場合、同じIT業界でもエンジニアと営業とでは年収の層が異なります。また、時短勤務をしている人や未経験で転職したばかりの人など、給与が比較的低い水準のデータが含まれる場合もあるでしょう。
平均年収は、こうしたさまざまな条件のデータが集まって算出されているため、100%あてになるとはいえません。自分の年収と比べてみるなど、あくまでも参考として活用しましょう。
年収診断ツールの診断基準は全部一緒なの?
利用する診断ツールによって診断基準は異なります。国税庁や厚生労働省の調査といった公的なデータを使用しているサイトもあれば、自社で取得したデータを参照するサイトもあるためまちまちです。
例えば先に紹介した年収チェッカーでは、上場企業のデータを参照するため平均値が高めな傾向があります。
利用する診断ツールによって適正年収に差が生じることもあるため、複数のツールを使ってみるのもおすすめです。
まとめ
自身のスキルや経歴に合った適正年収を把握することは、今後のキャリア形成や転職に大いに役立ちます。適正年収を手軽に調べるなら、年収診断ツールの利用がおすすめです。
年収診断ツールは転職サイトやエージェントサービスに付随するものも多いです。診断ツールを利用して適正年収を知り、結果に見合った転職先を探すことができます。一方登録や個人情報の入力がいらないツールなら、空いた時間に適正年収を調べて今後のキャリアの参考にできるでしょう。
適正年収と現在の年収にギャップを感じるなら、給与の高い企業への転職もおすすめです。しかし転職は時間や労力がかかります。本記事で紹介したツールを利用して適正年収を知り、年収アップに向けてできるだけ早く動き出しましょう。
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。