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(a)外部磁場の大きさに関する相図。ゼロ磁場および低磁場ではD弦AとB両方が存在するHH格子が現れる。磁場を大きくしていくと、D弦Bに属するHHとAHHの対消滅が起き、D弦Aのみで構成されるHH格子に相転移する。(b)理論計算で得られた光吸収スペクトル。ピークが固有の周波数を持つ特徴的な振動パターン(固有振動モード)に対応しており、3つのモード(L1、L2、L3)が見て取れる。振動数の数値は規格化された単位系で書かれているが、これらのモードはおよそ数百GHzの周波数帯に現れている。D弦の振動に対応するL2、L3モードを見てみると、D弦A、B両方が存在する低磁場側のHH相ではL2、L3両方のモードが現れる。一方、弦Bが消滅し、弦Aだけで構成される高磁場側のHH相では弦B由来のL2モードが消失し、弦A由来のL3モードだけが残っている(出所:早大Webサイト)

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