
AI駆動開発がもたらす革新と、未知の課題への戦略的備え
AI駆動開発は、もはや特別なものではなく当たり前の開発スタイルとして定着しつつあり、その活用範囲もコーディング領域からソフトウェア開発ライフサイクル全体へと広がっています。一方で、フロンティアAIがもたらす脅威といったセキュリティ課題や、未管理AI利用による情報漏洩といったガバナンス課題にも関心が集まりつつあります。
GitLab Epic Tour Japanは、AI駆動開発のトレンドをお届けする年次カンファレンスです。今年度は、生産性向上という「光」だけでなく、こうした「影」の部分にも踏み込んでまいります。最新のテクノロジーの動向はもちろん、国内企業の具体的な事例をはじめとした知見を共有し合うことで、日本のAI駆動開発をともに前進させる場でありたいと考えています。ご参加を心よりお待ちしております。
K-1
13:00 - 13:30
K-1

GitLabChief Product and Marketing OfficerManav Khurana
Manav Khuranaは、GitLabのChief Product and Marketing Officer(最高製品・マーケティング責任者)として、製品、デザイン、マーケティングの各部門を統括しています。Manavは、エンジニアが最高の力を発揮し、優れたソフトウェアを構築できるようなツールづくりに情熱を注いでいます。
Manavはこれまで25年にわたるキャリアを持ち、GitLab入社以前はNew RelicでChief Product Officer(最高製品責任者)を務めていました。また、Twilio、Aruba HPE、Motorolaでも製品・マーケティング部門のリーダーシップポジションを歴任しています。新しいテクノロジーカテゴリーを確立し、データドリブンなアプローチで数十億ドル規模のビジネスを構築することに深い専門性を持っています。
学歴としては、ロチェスター大学(University of Rochester)で電気・コンピュータ工学の学士号(B.S.)を取得し、サンタクララ大学(Santa Clara University)でMBAを取得、さらにスタンフォード大学のリーダーシッププログラムを修了しています。
13:40 - 14:10
K-1

GitLab合同会社ソリューションアーキテクト本部長藤田 周
国内SIerを経てSalesforce/MuleSoftで15年にわたり大手企業のDX支援とCustomer Successに一貫してプリセールス及びマネジメントとして従事。Workday Japanのプリセールス責任者を経て、2025年よりGitLabソリューションアーキテクト本部長。
A-1
14:40 - 15:15
A-1
大規模・ミッションクリティカルな公共システムの開発現場でも生成AI活用への期待が高まる一方、セキュリティ確保が大きな壁となっています。
この制約の中で生成AIをいかに実開発へ組み込むかが、大きなチャレンジとなっています。
本講演では、既存GitLabとローカルLLMを組み合わせた閉域AI基盤を構築し、
GitLab Duo Agent Platformを実開発の一部へPoC導入した取り組みを紹介します。
実践を通じて見えてきた技術・開発プロセス・組織定着の課題と、個人利用からプロジェクト標準、AI前提の開発へ広げていく展望を共有します。

株式会社NTTデータ第二公共事業本部 第二ソーシャルセキュリティ事業部
事業部長野尻 高行 氏
公共分野における大規模システムの開発・運用に従事。ITアーキテクトとして、システム刷新プロジェクトを中心に、提案から開発、運用まで一貫して携わる。現在は、これまでのシステム開発やITアーキテクチャ、事業マネジメントの経験を活かし、大規模システム開発におけるAI適用を模索している。

株式会社NTTデータ第二公共事業本部 第二ソーシャルセキュリティ事業部 第二統括部第六システム担当
課長笠嶋 健吾 氏
公共・保険分野で20年以上、幅広いシステム開発と大規模プロジェクトマネジメントに従事。技術・人材・組織・プロジェクト特性を俯瞰し、難局の立て直しから大規模案件の推進までをリードしてきた。現在はミッションクリティカルシステム開発を牽引しながら、生成AIを活用した開発プロセス変革と実案件への適用に向けて検証を進めている。
15:15 - 15:50
A-1
フロンティアAIの登場により、脆弱性発見や攻撃コード生成の自動化が進み、サイバー攻撃の「質・量・速度」は大きく変化しています。
従来の人手中心・後追い型のセキュリティ対策では、この変化に追従することが難しくなりつつあります。こうした時代に求められるのは、開発・リリース・運用の各工程にセキュリティとガバナンスを組み込む「AI統治」の考え方です。
日立システムズでは、GitLabとSLM(System Lifecycle Management)を連携させた「AI統治型DevSecOps」を推進し、開発段階での脆弱性対策(シフトレフト)、統制の取れたリリース、稼働後の継続的な脆弱性管理を実現しています。
銀行・保険・証券など、厳格なガバナンスや規制対応が求められる金融機関を中心に、GitLab Duo Agent Platform(DAP)の活用を進めながら、脆弱性チェックの高度化とセキュリティチェックリスト確認の自動化にも取り組んでいます。
本講演では、Claude Mythosのような高度な脆弱性発見能力を持つAIモデルが攻撃側にも利用されうる時代を見据え、開発・リリース・運用の全フェーズで防御力を強化する取り組みと、その知見を活かした社外向けソリューション展開への展望をご紹介します。

株式会社日立システムズ金融事業グループ 金融DX事業部
第一本部 本部長中島 真広 氏
2002年に日立システムズの前身である日立電子サービスに入社。SEとして金融機関向け運用管理基盤の構築・維持保守に従事した後、金融機関向け更改案件のPMとして多数のプロジェクトを担当。
現在は金融DX事業部第一本部本部長として、フロンティアAI時代のセキュリティガバナンス実現に向け、SLMとGitLabを活用したAI統治型DevSecOpsの展開を推進している。
B-1
14:40 - 15:15
B-1
Sonyグループの一員であるソニービズネットワークスでは、グループ全体で求められる厳格なセキュリティ基準に対応するため、SVNからGitLabへ移行し、セルフマネージド環境でセキュリティ基盤を約10年かけて整備してきました。この基盤を土台に、現在はグループ基準に沿ったAI駆動開発の実現を目指しています。要件定義から実装・テスト・リリースまでの開発関連情報をGitLab上に集約し、一貫性のあるコンテクストを生成。これを元にAIによる要件ドラフト作成・差分要約・レビュー支援を活用することで、手戻り削減と開発リードタイムの短縮を推進しています。AIの成果物は必ず人が承認するルールを設けることで統制を効かせる一方、コード生成ツールについてはエンジニアが自分に合ったものを自由に選べるよう、Claude CodeやKiroとの連携を進めるなど、統制と自由度を両立させています。AI活用推進のための専門組織設置や、マインドセットに依存しない「仕組み」としてのセキュリティ統制など、組織的にAI駆動開発を推進する実践知をご紹介します。

ソニービズネットワークス株式会社執行役員 開発本部 本部長平山 智史 氏
NTT東日本を経て、ソニーに入社。同社でエンジニアとして法人向けサービス開発や、ブロードバンド・ソリューションの事業推進を牽引。
現在は、ソニービズネットワークスにて、ソリューション事業、サービス開発、エンジニアリングおよびソリューション営業部門を管掌する執行役員を務めている。
15:15 - 15:50
B-1
AIで開発の反復が速くなるほど、仕様とコードは少しずつズレていきます。このズレを防ぐために、私たちは要件・仕様・設計といった決めごとを「DNA」として文書化し、軽量なオントロジーとしてAgentに読ませる方法を取っています。ただ、DNAは書いて終わりではありません。DNAの記載品質をチェックするエージェントと、DNAと実装の乖離をチェックするエージェントの2つをGitLab Duo Agent Platform上に用意し、GitLabの階層構造を使って全プロジェクトに配布・適用しています。個人の規律ではなく仕組みで方法論を組織に定着させる、その実践をお話しします。

吉積ホールディングス株式会社上級執行役員 CTO
クラウドエース株式会社 取締役 CTO高野 遼 氏
都城工業高等専門学校卒業後、富士通株式会社に入社。社内 SE として、プライベートクラウドシステムの開発に携わる。 退職後、吉積情報株式会社に入社し、Google App Engine による多数のシステム開発を行う。フリーの IT コンサルタントを経て、クラウドエースに参画。 現在はクラウドエースの取締役 CTO に就任し、Google Cloud コンサルタント・Google Cloud 認定トレーナーとして活動中。
A-2
16:20 - 16:55
A-2
フロンティア AI による脆弱性検出能力の高度化が、新たなセキュリティ課題を生んでいます。ソースコードの厳格な管理に加え、継続的な検査と迅速な修正、ソフトウェアサプライチェーン全体の可視化、そしてインフラのコード化(IaC)と合わせた管理が、セキュリティとガバナンスの観点から重要になっています。
官公庁ではこれまでソースコードを納品物として管理してきましたが、今後はより能動的なガバナンス管理、運用が求められます。
こうした課題に対し、デジタル庁は、府省庁や地方公共団体、準公共団体、公共 SaaS のガバメントクラウド利用システムに向けて、GCAS DevStack を提供します。ガバメントクラウド上で GitLab を提供することで、ソースコードの一元管理、変更履歴の追跡を可能にし、CI/CD パイプライン環境が検査と修正の基盤となります。「Shift-Left」アプローチは開発早期の AI による高度な脆弱性検出に対応しつつ手戻りコストを削減します。さらに、SBOM の自動生成でサプライチェーン全体を可視化します。IaC の実践的サンプルはインフラ構築の厳格な管理を実現し、AI による脆弱性検出の高度化にも寄与します。GCAS DevStack は、GitLab Duo Agent Platform を初めとした AI 駆動開発を迅速かつ安全に実現する基盤にもなります。
本講演では、こうした AI を活用したソースコードの能動的ガバナンス管理を実現するGCAS DevStack についてご紹介します。

デジタル庁Chief Cloud Officer山本 教仁 氏
2021 年のデジタル庁発足時からガバメントクラウドの開発・運用を技術的にリードし、 2023 年より Chief Cloud Officer に着任。これまで、10 年以上のクラウドコンサルタント 経験と 15 年以上の IT アーキテクト経験を持ち、大規模組織でのクラウドを活用したデジタルトランスフォーメーションに数多く従事。
16:55 - 17:30
A-2

Coming Soon
B-2
16:20 - 16:55
B-2
フィックスターズ社は、SVN+チケット管理から GitLab へ、そして AI 活用基盤である Duo Agent Platform(DAP)へと、開発環境を段階的に進化させてきました。受託開発というビジネスモデル特有の、案件ごとに異なるセキュリティ要件や AI 活用ポリシーという制約に向き合いながら、Self-Managed 環境とローカル LLM のホスティングという選択により、閉域網でも安全に AI を活用できる仕組みを構築しています。
本講演では、Gemini・Claude など複数の AI ツールが混在した現場から、DAP を軸としたセキュアな運用体制へと整理していった実践の過程をご紹介します。コーディングエージェントと DAP を組み合わせ、生成したコードのレビューを自動化する仕組みや、レビューの強制化・社内トレーニングといったガバナンス面での取り組みに加え、高まり続けるエンジニアの AI 活用ニーズと、セキュリティ確保との両立に向けた今後の展望をご紹介します。

株式会社フィックスターズ / 株式会社 Fixstars Amplify取締役 SaaS カンパニープレジデント松田 佳希 氏
フィックスターズ取締役 COO 兼 Fixstars Amplify CEO。
グループの経営に携わりながら、子会社の全製品を自ら開発してきたテックリードであり「コードを書く経営者」を自負しています。
経営の意思決定とエンジニアの現場を直結させ、最先端の計算技術と AI 時代のモダンな開発組織のあり方を追求しています。報株式会社に入社し、Google App Engine による多数のシステム開発を行う。フリーの IT コンサルタントを経て、クラウドエースに参画。 現在はクラウドエースの取締役 CTO に就任し、Google Cloud コンサルタント・Google Cloud 認定トレーナーとして活動中。
16:55 - 17:30
B-2
「KDDI GPU Cloud」は、最新GPUサーバー(GB200 NVL72)をレンタルできる新クラウドサービスとして、開発本格化からわずか3か月での商用リリースを実現。その裏側にあったのが、GitLab Duo Agent Platform(DAP)を活用し、AIを前提に開発プロセス全体を見直すAI駆動開発、AI-DLC(AI-Driven Development Lifecycle)への転換です。
コーディング以外の「70%の周辺業務」こそ真のボトルネックと捉え、計画・要件定義から設計、実装、テスト、トラブルシューティングまで開発ライフサイクル全体にAIを組み込みました。AIの提案を起点にチームで議論・検証・合意する開発スタイルへ転換し、AIが提案し人が判断する体制を構築することで、最大60%の工数削減を実現しました。
本講演では、GitLab Duo Agent Platform(DAP)を活用したAI-DLCの実践を題材に、導入における組織・プロセス面での課題とその乗り越え方、そしてAIを開発ライフサイクルの中心に据えた開発スタイルへの転換から得られた知見をご紹介します。

KDDI株式会社クラウドサービス開発部
グループリーダー岩間 解 氏
KDDIに2011年入社。顧客向けにネットワークの提案・構築を担うSEの経験後、法人向けクラウドサービスであるKCPSベアメタルやKDDI GPU Cloudを担当。スクラムマスターとしてチーム立ち上げから開発を推進し、PM・アーキテクトとして技術とプロセスの両立に取り組む。

KDDI株式会社クラウドサービス開発部 コアスタッフ杉田 修斗 氏
2020年KDDI入社後、社内・モバイル系向け事業用IaaS基盤の開発に従事。開発・運用業務の自動化を主軸として、利用者向け技術支援、ソフトウェアアップグレード、PoCなども担当。現在はKDDI GPU Cloudにおいて、お客さま向けコントロールパネルの開発に携わり、アプリ開発チームのスクラムマスターを務める。
A-3

GitLab合同会社執行役 エンタープライズ営業本部長村上 裕紀
R-1
懇親会は座席数に限りがあるため抽選制とさせていただきます。
ご参加が確定した方には、10月2日までにメールにてご連絡いたしますので、あらかじめご了承ください。
※講演内容は事前の予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
※セッションへのお申込みは、席をお約束するものではございません。
満席/もうすぐ満席セッションは、当日、混雑が予想されますので、参加される方は、お早めに会場へお越しくださいますようお願いいたします。
※講演会場により収容人数が異なります。
※掲載は社名50音順
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