TECH+セミナー IoT活用 2025 Sep.製造業DXを加速させるIoT活用

AI・IoT活用で拓く競争優位の条件

2024年5月にIDC Japanが公表した調査によると、日本のIoT市場は2023年に約6.5兆円、
2028年には約9.5兆円へ拡大し、年平均成長率(CAGR)は8.0%に達すると予測されています。
背景には、人手不足の深刻化や新技術の普及、政府によるセキュリティ認定制度の整備があり、
物流・建設・医療など幅広い分野でIoTへの関心と投資が加速度的に高まっています。
特にスマートメンテナンスやコネクテッドカーといったソリューションは、
新たな市場機会として注目を浴び、ITサプライヤーには変化を即座に捉える俊敏さが求められます。

IoT導入の目的も、従来の単純な数値計測から、配送経路の最適化や設備の予防保全(predictive maintenance)
といった高度な活用へとシフト。この進化に伴い、センサ/モジュール中心だった支出構造は、
導入サービスやアナリティクスソフトウェアへの投資比率が拡大しつつあります。
ユースケースの高度化こそが、国内IoT市場の成長を牽引しているのが現状です。

さらに、AIとIoTを掛け合わせたAIoTは、2026年に向けて最も注目されるトレンドの一つです。
マルチモーダルAIの進展により、画像・音声・テキスト・センサーデータなど多様な情報を横断的に解析し、
リアルタイムで最適な意思決定を実現。生成AIのマルチモーダル化やセキュリティ規制の強化は、
動画解析の活用やハードウェア更新を促し、製造業におけるIoT市場をいっそう加速させるでしょう。

「テクノロジーとビジネスの課題解決を”つなげる” メディア」を掲げるTECH+では、
エンジニアやIT管理者に限らず幅広い全てのビジネスパーソンに向け、日々情報発信しています。
特に生成AI技術においてビジネス発展に不可欠な要素と考え、連載記事を筆頭に積極的な情報提供を行っております。

本セミナーでは、『製造業のAI・IoT活用』をテーマに、
「ものづくりの未来を切り拓く指針」にたどり着くヒントを
識者・先進的な企業の取り組みとともに提供いたします。

プログラムProgram

13:00-13:30

13:00-13:30

A-1基調講演生成AIとの融合で進化するシン・IoT~「×AI」でデータが真の意味で価値となる時代の競争戦略~

生成AIとの融合の中でIoTが進化してきています。今まで「データはオイル」と言われていたものの膨大なシステムやIoTデータの中で、処理能力を超えるデータが溢れ活用し切れていませんでした。生成AIによって膨大なIoTデータが処理・意味付けできるようになることで新たなデータ戦略が可能になるとともに、オペレーションの再定義が求められています。本講演では生成AI時代のシン・IoT戦略について提示させて頂ければと存じます。

株式会社d-strategy,inc /
株式会社Third Ecosystem,in
代表取締役小宮 昌人 氏

【プロフィール】
野村総合研究所、産業革新投資機構JIC-VGIなどを経て現職。戦略・DX支援企業のd-strategy,incを創業し代表取締役として、生成AIをはじめとするデジタル化・技術変化の中での企業のDX/ソリューション・イノベーション戦略や、AI活用を通じたビジネス創出・オペレーション変革を支援。また、グローバルでのスタートアップエコシステム連携プラットフォームのThird Ecosystem,incの代表取締役CEOとして海外・国内のスタートアップエコシステム(VC/CVC/企業/大学/政府機関/スタートアップ)の連携・活性化に取り組む。近著に『メタ産業革命~メタバース×デジタルツインでビジネスが変わる~』(日経BP)、『製造業プラットフォーム戦略』(日経BP)、『日本型プラットフォームビジネス』(日本経済新聞出版社)、2024年11月に生成AIの産業活用に関する書籍『生成DX~生成AIが生んだ新たなビジネスモデル~』(SBクリエイティブ)を出版。

13:35-14:05

13:35-14:05

A-2AI・IoT時代の製造業に求められる“つながる現場”─ローカル5G"Celona"ユースケースに学ぶDX実装の鍵

製造DXを進める中で多くの企業が直面している“見えない壁”は、実は「通信インフラ」が原因かもしれません。 本講演では、Wi-Fiの不安定さや老朽設備の後付け対応、拠点間のデータ分断など、製造現場でよくある課題を「通信」の視点から紐解きます。 その解決策として、安定性・セキュリティ・エッジ活用に強みを持つローカル5G、中でも“Celona”という現実的な選択肢を、海外導入成功事例と共にご紹介。 「うちの現場でも使えるかも」「一度検討してみよう」──そう思っていただける30分になるはずです。

双日テックイノベーション株式会社ネットワークインテグレーション事業本部 事業推進部 二課
課長
門馬 崇 氏

【プロフィール】
2007年日商エレクトロニクス(現、双日テックイノベーション)に入社。ネットワークやセキュリティの営業・PMを経験。2022年から2025年の3年間、米国に駐在し、シリコンバレーにおける新規商材発掘を経験。ローカル5G製品であるCelona社製品を発掘し、現在はCelona社製品を含めたネットワーク・セキュリティ製品の事業推進を積極的に行う。

15:20-15:50

15:20-15:50

A-5特別講演業務変革を目指したときの、IoTからデータ解析に至る開発チームマネジメント

DXは手段であって目的ではありません。ありたい-未来の仕事の仕方をイメージしてから必要なDX技術を選びましょう。装置とのやり取りにはIoTが、人に対する分かり易さには主にWebを駆使したUIが有効です。この様な、あるべき姿を実現する為の開発チーム構築と運用に関する躓きポイントを理由と共にご説明します。

住友金属鉱山株式会社工務本部 設備技術開発部(青梅)
担当マネージャー
佐藤 健司 氏

【プロフィール】
2016年からデータ解析システムのチームを立上げ、IoTから始まり、見える化(Web)やデータ解析を経てのレコメンドシステム開発まで行うチームを構築しました。
社外所属:JPUG分科会担当理事,インダストリアルアドバイザー(滋賀大学),日本粉体工業技術協会 環境エネルギー・流動化分科会 幹事

17:05-17:35

 17:05-17:35

A-8特別講演デジタルICTが切り拓く未来のプラントオペレーション

キリンビールでは、2027年までに「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業になる」というビジョンを掲げている。社会課題を解決しながら自社の利益も創出するCSV(Creating Shared Value)の実現に向け、工場におけるICT戦略や具体的な取組事例について説明する。

キリンビール株式会社生産本部 技術部
主務
宮浦 直人 氏

【プロフィール】
2010年:キリンビール㈱ 北海道千歳工場 エンジニアリング・環境安全担当
2013年:キリンビール㈱ 取手工場 エンジニアリング・環境安全担当
2019年:キリンビール㈱ 技術部ICTチームリーダー現職

開催概要Overview

イベントタイトル
TECH+セミナーIoT活用2025 Sep.
製造業DXを加速させるIoT活用
開催日程
2025年 9月 25日(木)13:00~
開催場所
webセミナー
申込締切
2025年 9月 25日(木)12:00 まで
開催形式
ウェビナー
※視聴URL・ID/PASSはお申込みいただいた後の自動返信メールに記載がございます。
参加費用
無料
キャンペーン
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※当選発表は厳正な抽選の上、当選者ご本人様への当選通知メールをもって代えさせていただきます。

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主催
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お問い合わせ先
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