さまざまなマルウェアが拡散し、標的型攻撃の報道を耳にすることも珍しくなくなった昨今、企業システムのセキュリティ施策を講じるうえで、すべての攻撃を防ぎきるという考え方は通じなくなっています。
大切なのは「レジリエンス」。一定の防御策は施しつつも、システムダウンやデータ損失、データ窃取が起きることを念頭に、有事の際にも被害を最小限に食い止め、できる限り早急にシステムを復旧させる設計が必要です。
そのために担当者が今できることは何なのか。
本セミナーでは、ANAグループのCSIRTを率いる阿部 恭一氏を招き、有事を想定した運用面の備えについて紹介しつつ、レジリエンスを高めるための最新テクノロジーについても解説いたします。
ANAシステムズ株式会社
品質・セキュリティ管理部
エグゼクティブマネージャー/ANAグループ情報セキュリティセンター ASY-CSIRT
阿部 恭一 氏
【講演概要】
ランサムウェアを始めとしたデータを人質にとった脅迫犯罪が高度化している。
これらのサイバー技術を使った脅迫に対してどのような対策がとれるのか、
また、万が一防衛が突破された時の対応については企業のレジリエンスを
リスク管理として捉え、綺麗事では解決できない考え方を解説する。
デル・テクノロジーズ株式会社
DPS事業本部
事業推進担当部長
西頼 大樹 氏
【プロフィール】
Dell EMCデータ保護ソリューションの専門集団において、同ソリューションの認知度を市場やデル・テクノロジーズのエコシステム内で高めるミッションの元、
マーケティング/広報・デマンドジェネレーション活動の企画・立案業務に従事しつつ、各種イベントにてデータ保護にまつわる講演を担当。
【講演概要】
デジタル革新が進むなか、ビジネスの源泉となるデジタルデータを狙う攻撃から護り、被害から立ち直る「復旧」機能は、昨今のサイバーレジリエンスに不可欠となりつつあります。
本セッションでは通常バックアップの延長線でデータへの攻撃兆候を検知し、被害時の迅速復旧を支援するソリューションをご紹介します。
RSA Security Japan合同会社
マーケティング部 部長
水村 明博 氏
【講演概要】
2020年8月にNIST(米国標準技術研究所)スタンダードとなり、ますます話題のゼロトラストは、DX時代の重要なファクターになるのか?
一見遵守の難しい要求にあるポイントとその見解を示し、今後のセキュリティにお役立て頂ければと考えています。
※スケジュールおよびセッション内容は予告なしに変更になる場合があります。
※セミナーの講演者や講演内容、講演時間は都合により変更となる場合がございますのであらかじめご了承ください。