今回はMicrosoft Teamsの旧バージョンのアンインストールと新バージョンのインストールを紹介します。
当連載でも何度も取り上げているMicrosoft Teamsのデスクトップアプリですが、2024年3月31日に大幅なバージョンアップが発表され、それ以降、従来の旧Teams(クラシックTeamsとも呼びます)のユーザーにも順次バージョンアップが行われました。早くバージョンアップが行われたユーザーと遅かったユーザーでは1年近い時間差があったようです。いずれにせよ、現在は、ほぼ全てのユーザーが新しいTeamsを使えるようになっていると思われます。
旧Teamsの画面(クラシックTeams)
直線的なデザインで、ウインドウ上部にタイトルバーを色分けして表示します。
新しいTeamsの画面
新しいTeamsデスクトップアプリでは、デザインが刷新されて今風の明るい見やすいデザインになっています。また、チャットや通話、ファイル共有などの共同作業を行うメイン画面と、オンライン会議を行うウインドウが別になりました。これによって、オンライン会議のウインドウで会議をしながら、チャットやファイル転送、スケジュール調整などの操作を行うのが簡単になりました。
(1)チャットやスケジュール管理、ファイル共有を行うメインウインドウ
(2)オンライン会議用の会話ウインドウ
ただ、自動アップデートに任せていると、旧バージョンをアンインストールしないまま新バージョンがインストールされて、トラブルの原因になることがあります。
Teamsインストール状況の確認と旧Teamsの削除
まずは、自分のPCのインストール状況を確認しましょう。
(1)スタートボタンをクリックします
(2)「設定」をクリックします
(3)「アプリ」をクリックします
(4)「インストールされているアプリ」をクリックします
インストールされているアプリの一覧をスクロールして、Teamsのデスクトップアプリを探します。
(5)インストールされているTeamsデスクトップアプリが見つかった例
上の画面は、新旧2つのTeamsがインストールされていた例です。
この例のように、新しいTeamsと古いTeamsの両方がインストールされているときは、どちらもアンインストールしてください。古いTeamsだけがインストールされているときも、アンインストールします。 新しいTeamsだけがインストールされているときは、何もしなくてかまいません。
新旧2つのTeamsがインストールされているとき、古いTeamsだけをアンインストールすればいいようにも思えますが、古いTeamsをアンインストールすることで新しいTeamsの動作が不安定になる場合がありますので、念のため、どちらもアンインストールしてから新しいTeamsを再インストールします。
(6)Teamsアプリ右側の「…」(その他)ボタンをクリックします
(7)「アンインストール」メニューをクリックします
Teamsが2つインストールされているときは、同じ操作でどちらもアンインストールしてください。
新しいTeamsのインストール
古いTeamsをアンインストールしたところで、新しいTeamsをインストールします。 WebブラウザでMicrosoft 365にサインインしてください。
(1)アプリ起動ツールボタンをクリックします。
(2)「Teams」をクリックします。
Web版のTeamsが開きます。
(3)「…」(設定など)ボタンをクリックします
(4)「デスクトップアプリのダウンロード」メニューをクリックします
マイクロソフトの英語サイトに接続してしまうので、日本語のサイトに切り替えます。
(5)アドレスバーに表示されているURLの一部「en-us」を「ja-jp」に書き換えてから、F5キーを押してページを再読み込みします
(8)「Windows用のTeamsをダウンロードする」をクリックします
インストールパッケージ「MSTeamsSetup.exe」をダウンロードしたら、実行してインストールします。
なお、Android版、iOS版のTeamsをインストールするには、このページの下部にあるQRコードをデバイスで読み取ります。
(7)スクロールバーを下にドラッグしてページ下部を表示します
(8)スマートフォン、タブレットなどのデバイスでQRコードを読み取ってインストールします
新しくなったTeamsについては、また機会を改めて紹介する予定です。
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