ポータルサイト継続に向けサテライトオフィスに相談
1968年の創業以来、「靴下屋」「Tabio」「Tabio MEN」などのブランドで靴下専門店を展開するタビオ。靴下の企画・製造・卸・小売を一貫して行う靴下専業の会社だ。確かな品質と技術にこだわり、国内生産を中心とする高品質でファッション性の高い靴下を、全国の店舗やEC、さらに海外店舗でも販売している。
現在はスポーツ向けの「TABIO SPORTS」ブランドにも注力しており、スペインのサッカーチーム・FCバルセロナとのコラボレーションソックスも販売するなど、スポーツ分野での認知度が高まってきている。
他のアパレル会社と大きく異なるのは、仕入先との関係が密であること。SDGsが注目されるはるか以前、すでに創業の時代から、在庫を残さないためにはどうすればいいかを考え、靴下を生産する仕入先との関係を大切にして、“売れる分だけ作る”仕組みづくりに力を入れてきた。一部の仕入先ではタビオで開発した生産管理システムを利用しており、この点にも関係性の深さを垣間見ることができる。
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タビオ株式会社 システムソリューション部 部長 井上武尋氏
そのタビオにおいてIT部門の役割を果たすシステムソリューション部の井上武尋部長は、同社が直面していた課題について次のように明かす。
「当社ではもともとGoogle Workspaceを導入していました。そのためGoogle サイトの機能を利用し外部ベンダーにて構築した社内ポータルサイトを長年運用していたのですが、2021年頃にGoogle サイトの仕様変更が行われ、そのままではサイト自体が近日中に使えなくなる事態を迎えたのです。構築を依頼したベンダーでも対応が難しいとのことで、社内ポータルサイトの継続・移行が大きな課題となりました」(井上氏)
その際に相談を持ちかけたのが、インターネットの検索で見つけたサテライトオフィスだった。
「サテライトオフィスに話を聞いたところ、サイト移行の対応が可能ということで、移行を決定しました」と井上氏。選定の理由は対応スピードの速さと、コストパフォーマンスの高さだったと振り返る。
「サイト継続のデッドラインが間近に迫り、とにかくスピーディーな対応を求めていた中で、レスポンスが速く、ソリューションとなるGoogle Workspaceアドオンツール『サテライトオフィス・ポータルサイト』の紹介も含め、とにかくクイックに対応してもらえました」(井上氏)
シングルサインオンや掲示板などのアドオンツールも同時に採用
旧ポータルサイトからの移行にあたっては、仕様変更に伴うレイアウトや機能の再現、既存データや別ツールからの切り替え作業などをスムーズに進める点で配慮が必要だったという。
「ただ、その点はサテライトオフィスのサポートもあり、旧ポータルサイトで実現していた役割をまったく途切れさせることなく、無事に移行・切り替えを完了できました。先ほども言ったようにすべてがクイックに進められ、しかも旧ポータルサイトのデザインや機能がきちんと再現されていたので、ありがたかったですね」と井上氏は評価する。
このポータルサイト移行に併せて、同社では他の様々なGoogle Workspaceアドオンツールも導入した。まずは全社的な情報共有のハブとして前出のサテライトオフィス・ポータルサイトと、サイト移行を機に他社ツールから切り替えた「サテライトオフィス・掲示板/回覧板 for Google Workspace」(以下、掲示板/回覧板)を中心に運用。
それに加えて、セキュリティや利便性強化の観点から「サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Workspace」を採用し、SSO(シングルサインオン)によるアクセス管理を行っている。
さらには「サテライトオフィス・組織アドレス帳 for Google Workspace」(以下、組織アドレス帳)、「サテライトオフィス・組織カレンダー for Google Workspace」(以下、組織カレンダー)といったアドオンツールもサイト移行と同タイミングで導入し、日々の業務で活用している。
ポータルサイトやSSOは言うまでもなく様々な業務の起点として、日々の始まりから利用されている。「メールはもちろん、掲示板や申請、各種Webアプリケーション、生成AI(Gemini等)へのアクセスもこのポータルサイトから行うようになっています」と井上氏。組織アドレス帳、組織カレンダーについては主に会議室や各種備品の予約・予約管理に使われている。
「社員やスタッフの予定などはGoogle Workspaceの標準機能からも見ることはできますが、サテライトオフィスのアドオンツールは日本企業の風土や習慣に即したユーザーインターフェースになっているため、標準機能よりもわかりやすく使いやすいですね」(井上氏)
ユーザーからも運用する立場からも不満なく活用が浸透
ポータルサイト移行と併せて新たなアドオンツールも数々実装されたわけだが、社員・スタッフのユーザー教育もそれほど必要ではなく、アクセスするポータルサイトのURLが変わることとログイン方法が変更されることを周知した程度。「とにかく、苦労もなくスムーズに稼働を開始できたことを覚えています。そもそもポータルサイトが以前とほぼ変わらないレベルで再現されているので、変わったことに気づいていない社員すらいるかもしれませんね」と井上氏。
現在の環境については「機能が豊富で業務における網羅性が高く、ポータルサイトを中心にサテライトオフィスの各種アドオンツールやGoogle Workspaceの機能へスムーズにアクセスできる環境が整っています」と高く評価している。
同社は社員数が現在268人だが、サテライトオフィスのアカウント数は600を超えている。これについては店舗にもGoogleアカウントを導入していることから、アルバイトや嘱託のスタッフなども利用できるように用意しているとのことだ。
ユーザーからの評判も順調で、「みなさん不自由なく利用しています」と井上氏。導入を推進した立場としても「コストパフォーマンスを高く保ちながら、社内ポータルサイトやSSOなどの重要インフラを滞りなく継続運用・集約できた点が最大のメリットです。しっかりとしたポータルサイトが存在することで、社員が日常的にアクセスする導線が確保され、Google Workspace自体の活用促進はもちろんのこと、Geminiなどの新ツールの社内展開や活用定着にも大きく貢献していると感じています」と上々の手応えを教えてくれた。
1点、掲示板については運用を担う総務部門から操作性の点で改善を求める声が出ているものの、こちらもユーザーからはとりわけ不満は出ていないという。ちなみに、掲示板は掲示板/回覧板の標準機能を利用して作られているため、総務部門から依頼のあった機能の改善要望をサテライトオフィス側に伝え、サテライトオフィスも対応するということで話が進んでいるようだ。併せて、ポータルサイトのモバイル対応についても今後サテライトオフィスに相談していく予定だという。
一方、各種アドオンツールのシステム面の運用管理を手掛ける立場としては、「とくにこれといった管理が必要であるわけでもなく、やはり苦労はありません。運用においては、サテライトオフィスのアドオンツールは多機能であるからこそ、社内の運用ルールや権限設定を明確にし、社員が迷わず使える状態を維持することを意識しています」と話す。加えて、Google Workspace本体のアップデートや機能追加に合わせ、ポータルサイト上の導線と活用方法をアップデートしていくよう配慮していることも教えてくれた。
多彩な機能とコストパフォーマンスの高さが大きな魅力
総じて満足度の高い、タビオにおけるポータルサイト移行及び各種アドオンツールの導入・運用状況だが、今後同様のサイト移行やアドオン導入を検討している企業に向けては、次のようなアドバイスを送る。
「サテライトオフィスのアドオンツールには、Google Workspaceの標準機能だけではカバーしきれない多様な機能や、組織アドレス帳、組織カレンダーなどのように日本企業の組織構造と運用文化に合わせた機能が用意され、しかも優れたコストパフォーマンスで導入できる点が魅力です。自社の課題やコストバランスを見極めながら、必要な機能を柔軟に選び、組み合わせて導入されることをお勧めします」(井上氏)
なお、現在は利用している各種アドオンツールのさらなる定着と最適化を優先して進めているが、今後も業務効率化のニーズやGoogle Workspace・生成AIの活用進捗に応じて、必要なアドオンツールがあれば随時検討していきたいと井上氏。「繰り返しますが、本当に多彩な機能が用意されているので、当社としてもうまく情報にキャッチアップし、業務の効率をより高めるツールを選び取っていきたいですね」と笑顔で話してくれた。
サテライトオフィス
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さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界トップクラスの導入実績を持つGoogle WorkspaceやMicrosoft 365、LINE WORKS、ChatGPT など、AI関連ならびにクラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。
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