2026年版レポートによれば、ランサムウェア攻撃を受けた組織の56%でデータの暗号化が成功しており、その割合は前年から上昇に転じている。つまり半数以上のインシデントで、防御側はランサムウェア攻撃の早期検知と阻止に失敗したといえるだろう。

一方、身代金の支払額(中央値)は減少しており、被害組織側が交渉力を高めつつあるようだ。ただし復旧コストは平均170万ドルに達し、前年比で11%も増加しているのが実情である。

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ランサムウェアの現状 2026年版
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ランサムウェアの原因トップは悪意のあるメール

ランサムウェア攻撃の半数以上でデータ暗号化に成功。多要素認証の限界も明らかに

注目したいのは、ランサムウェア攻撃の主要な原因として、悪意のあるメール(26%)とフィッシング(24%)が上位を占め、これまで首位だった脆弱性の悪用は18%へと大きく減少したことだ。

また、認証情報の侵害が起因となる攻撃を受けた組織の97%が、一定レベルの多要素認証(MFA)を導入済みであった。多要素認証だけで侵入を防ぐのは困難という厳しい現実を突きつけられた形だ。

さらに、ランサムウェアの被害組織の67%は、そのインシデントが自組織で最も重大なアイデンティティ攻撃と同一のものだったと回答している。これは、組織が受けたアイデンティティ攻撃とランサムウェア攻撃の多くは、ひと続きの攻撃だったことを意味する。

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リンク先のコンテンツでは、ランサムウェア攻撃の原因から、多要素認証やファイアウォールの役割、アイデンティティとの関連性、身代金の要求額や支払額の推移、復旧コストや人材への影響まで、ランサムウェアにまつわる最新の調査結果をレポートしている。いま求められるセキュリティ対策のあり方を知るためにも、ぜひ一読してほしい。

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