東京ガスが障害調査工数を30%削減。顧客体験を向上させたオブザーバビリティ戦略とは

エネルギー小売自由化やペーパーレス化の波を受け、顧客とのデジタル接点の重要性はかつてなく高まっている。東京ガスもその例外ではなく、個人向けWeb会員サービス「myTOKYOGAS」が顧客との関係を維持する上での生命線となりつつあった。

しかし、従来のシステムは安定性に課題を抱え、デジタル接点の強化は必須の状況だった。この課題を抜本的に解決するため、同社はサービス基盤のMicrosoft Azureへの移行とフロントエンドのフルリプレースという大規模なモダナイゼーションを決断する。

プロジェクトの成否を分ける鍵は、複雑化するシステム全体を俯瞰し、問題の早期発見と原因究明を可能にする「オブザーバビリティ(可観測性)」の確立であった。

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「myTOKYOGAS」のフロントエンドとバックエンドをDatadogで監視
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障害検知率が5~10倍向上し、調査工数が約30%削減

同社は新たな監視基盤を導入し、フロントエンドからバックエンド、さらには基幹システムとの連携部分まで、単一のプラットフォーム上でシームレスに監視できる体制を構築した。

これにより、これまでブラックボックス化しがちだったアプリケーションサーバー内部の処理遅延や、システム間の通信におけるレイテンシー、エラーレートなどが明確に可視化された。その効果は劇的で、障害検知率は従来比で5~10倍に向上し、インシデント発生時の原因調査から解決に至るまでの工数は約30%も削減できたという。

特筆すべきは、直感的なUI/UXにより、SREエンジニアやインフラエンジニアだけでなく、アプリケーション開発者やビジネス部門の担当者までもがダッシュボードを駆使し、それぞれの立場でデータに基づいた判断を下せるようになったことである。

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リンク先のコンテンツでは、東京ガスが「myTOKYOGAS」のリニューアルプロジェクトで、いかにしてオブザーバビリティ(可観測性)を向上させ、障害対応の迅速化と顧客体験の向上を実現したのか、その具体的な手法と導入効果を詳細に解説している。

システムのモダナイゼーションにまつわる課題解決のヒントとして、ぜひ参考にしてほしい。

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