オフィスに新しくPCを導入する際や、古いPCを買い替える際、選定基準になるのが「性能」、そして「価格」です。限られた予算のなかで性能と価格を天秤にかけながら、できるだけ現場の満足度が高くなるようなPCを選ぶのは、多くの情シス・IT担当者にとって自然なアプローチといえるでしょう。
しかし「性能」と「価格」が求める基準を満たしていても、使い勝手が悪かったりトラブルが頻発したりして、情シスの業務負担が増えてしまうことがよくあります。故障などでメーカーの保守サービスが必要になる場面も少なくありません。ここでは、そんな性能や価格比較だけでは見えにくい部分を整理し、情シス・IT担当者の実務視点に寄り添いながらPC選定時に意識したいポイントを紹介していきます。
PC選定時の「性能」という判断軸にプラスしたい視点とは
オフィスPCを選ぶ際、情シス・IT担当者がまず考慮しなければならないのが、業務に耐えうる性能を持っているかどうかです。
仕事で使うアプリを動かすのにCPUやグラフィックスの処理能力は足りているか、メモリー容量は十分か、ストレージの速さや容量は問題ないか……。それ以外にも、Webカメラの画質や音質、ディスプレイの解像度や色再現性、持ち運びに適した本体サイズや重さなど、用途や使用環境に合わせた性能が求められる場合もあるでしょう。
そういった業務に耐えうる性能を持っていても、導入後にさまざまな問題が生じることがあります。ここでは、それらのトラブルを紹介しながら、PCを選ぶ際の判断軸としてプラスしたい視点について整理していきます。
導入後に起こりがちなトラブル例
▼キッティングに想定以上の時間がかかり、すぐ使い始められない
情シス・IT担当者がキッティングを行う際に問題になりがちなのが、作業にかかる時間や工数の多さ。製品によっては業務で使わないアプリやファイルがプリインストールされており、そのアンインストールが必要になることもあります。消去すべきアプリやファイルが多ければ、その分、キッティングの工数も時間も増えてしまいがち。その結果、ダウンタイムが長期にわたれば業務にも支障をきたしてしまいます。さらに作業に伴うミスや漏れでトラブルが生じれば、情シス・IT担当者の業務負担を一層増やしてしまうことにもなりかねません。
それを避けるには、最初から余分なアプリがプリインストールされていない“プレーンなPC”を選ぶのがポイントになってきます。
BTOやキッティングを代行!情シス・IT担当者に嬉しい
▼不具合や故障が起きても、サポートになかなか繋がらない/回答までに時間がかかる
PCを運用していく際に、避けては通れないのが端末の不具合や故障。トラブルが起きないに越したことはありませんが、バッテリーのように使っていると必ず劣化するパーツもあれば、初期不良で突発的に不具合が生じることもあります。そんなときに頼りになるのがメーカーの保守サービスですが、サポートに連絡しても回答が要領を得なかったり、担当をたらい回しにされたり……。解決までに時間や手間がかかってしまうと、それをカバーするための対応に追われることになります。
そこで事前にチェックしたいのが、保証内容に加え、サポート窓口のつながりやすさや修理対応のスピード、センドバック保守・オンサイト保守の対応状況などです。国内にサポート・生産拠点があり、サプライチェーンが安定しているかなども意識したいところ。業務で使うPCのライフサイクルが長い場合は、保証期間の融通が効くかどうかも確認しておきましょう。
なお、メーカーによっては現場でのトラブル対応時に連絡しやすいよう、Windows 11 のシステムプロパティにサポートのURLや電話番号などを記載している場合も。こうしたきめ細かな配慮も情シス・IT担当者には嬉しいポイントですよね。
日本語対応のサポート体制
▼トラブル発生時に問題の切り分けができず対応が後手に
業務で使わないからといって、あまり吟味せずに不要に見える機能を排除してPCを選ぶと思わぬ落とし穴にハマってしまうことも。たとえば、ネットワーク接続の手段がWi-Fiだけだとトラブルが起こった際にPC側に問題があるのか、はたまたネットワーク側に問題があるのかの切り分けが難しい場合があります。
別のPCを用意して検証すれば解決できますが、一人情シスで手が足りない場合や急を要する場合など、現場ですぐ解決したいときは困りますよね。そんなときは有線LANもあった方がトラブル対応はスムーズ。このようにトラブル発生時の原因の切り分けがしやすいスペックを意識して選ぶことも、情シス・IT担当者の業務負荷を軽減するポイントといえるでしょう。
▼「まだ使えるのに」更新や入れ替えが必要になる
パーツの劣化や性能の陳腐化などで、PCとしてまだ十分使えるのにリプレイスが必要になる場合もあります。たとえばノートPCの内蔵バッテリーが劣化した場合、有償で交換できることが多いですが、手続きが面倒だったり時間がかかったりして「買い替えたほうが早い」となりがち。またメモリーやストレージの交換・増設ができない構造だと、容量が足りなくなったときに他の性能に不満はなくても本体の買い替えが必要になってしまいます。
それを避けるには、バッテリーやメモリー、ストレージなどのパーツの交換しやすさを意識することも大切。将来不便を感じたときに、PC本体を買い替えるよりもコストを大幅に抑えることができます。
パーツの交換や入れ替えの詳細は
▼OSやアプリなどのアップデートに伴い、使いたいアプリが動作しなくなる
OSやアプリなどがアップデートに伴いシステム要件を変更し、古いハードウェアでは動かなくなる……なんてこともあります。こうした変化に対応できるかどうかは、PC選びにおいて重要なポイントの一つです。
たとえば、既存の業務システムを安定して使い続けたい場合には、ソフトウェア資産との互換性を重視した構成を選ぶ必要があります。一方、AIなどの最新機能を利用したい場合は、グラフィックスボードを搭載できるPCや、AI処理に特化した専用チップ、NPUが搭載されたPCを選ぶと将来アプリのシステム要件が厳しくなっても対応できる可能性が高まります。
このように、古いソフトウェア資産を活かせるか、あるいはソフトウェアの新しい変化に対応できるか、という視点もPC選びには重要です。
既存の業務システムを安定して使い続けたい場合には、ソフトウェア資産との互換性を重視した構成を選ぶ必要があります。
構築環境の互換性を確認したい
導入後の運用まで見据えた選択肢としての「エプソンPC」
ここまで見てきたように、PC選びの際は「性能」や「価格」に加え、導入後の運用まで見据えた視点も大切になります。それを考慮してPCを検討したとき、有力な選択肢の一つとして浮かび上がってくるのがエプソンダイレクトの法人向けPCです。
同社のPCはWindows 11 Proが搭載可能で、モバイルノートからタワー型デスクトップまで幅広いラインアップが展開されていますが、単にスペックが高いだけでなく、前述したような“導入後の運用課題”に対応できる点が大きな特長です。
たとえば、キッティング工数の増大という課題に対しては、初期設定を代行する「キッティングBTO」で、作業時間やミスのリスクを軽減できます。
故障・不具合発生時のサポートという点では、国内メーカーならではのきめ細かいサポート体制を整備。故障PCを修理センター到着の翌日に返送する「1日修理」や、最長7年間の「長期保証」により、長期運用を前提とした安定稼働を支援します。また、BTOによる柔軟なカスタマイズに、「リファービッシュ品」や「メーカー再生部品」の選択肢も用意されており、導入コストを押さえつつ、通常製品と同等の品質を確保することが可能です。
そんな、すぐ使える・すぐ直る・長く使える「エプソンPC」のうち、ここでは14型モバイルノートPC「Endeavor NA711E」、ウルトラコンパクトPC「Endeavor ST60E」、同じくウルトラコンパクトPC「Endeavor ST210」の3機種を紹介します。
▼14型モバイルノートPC「Endeavor NA711E」
14型液晶ディスプレイを搭載しながら、薄さ約16.5mm、質量約912gという、画面の見やすさとモビリティを両立したノートPC。マグネシウム・アルミニウム合金(Mg-Al合金)素材を採用することで天面耐圧約200kgfという剛性の高さも実現しており、外出先にも安心して持ち運ぶことができます。
薄型ながらインタフェースが充実しており、本体にはHDMI、USB 3.2 Gen2(Type-A)、USB 3.2 Gen1(Type-A)、Thunderbolt 4、ヘッドホン/ヘッドホンマイク共用入出力端子、microSDカードスロットを搭載。変換アダプターなどを一緒に持ち歩かなくても、さまざまな周辺機器を直接つなげることが可能です。ディスプレイ上部にはWindows Helloの顔認証対応カメラも内蔵されています。
バッテリーはJEITA3.0準拠で動画再生時約6.0時間、アイドル時約13.3時間と長く、満充電の繰り返しによるバッテリー劣化を抑えられるエナジーセーブユーティリティも搭載。さらにバッテリーの状態が一目でわかる診断ツールも装備されており、購入時に内蔵バッテリーの交換サービスを申し込むことで、劣化時にセンドバックまたはオンサイトにてスムーズにバッテリー交換を行うことが可能です。
保守サービスは標準で1年間の本体保証と3年間の部品保証が付属し、最長7年間の長期保証を選ぶこともできます。
▼ウルトラコンパクトPC「Endeavor ST60E」
幅がわずか約33.0mm、高さと奥行きが約150.0mmというWi-Fiルーター並みの超小型サイズを実現したウルトラコンパクトPC。その小さな筐体にもかかわらずインタフェースが豊富に用意されており、本体前面にUSB 3.2 Gen2(Type-A)×2、USB 2.0、ヘッドホン/ヘッドホンマイク共用入出力端子が、本体背面にLAN、USB 3.2 Gen1(Type-A)、DisplayPort、HDMI、USB 3.2 Gen2(Type-AC)×2が搭載されています。またBTOオプションでシリアルポートを増設することもでき、さまざまな周辺機器を接続することが可能です。
オプションの一体型キットなどを利用すれば、直置きだけでなく壁掛けやディスプレイ背面に取り付けての使用も可能。その際、HDMI電源連動やオプションの外付け電源スイッチを利用すれば、手元で簡単に電源のオンオフができて便利です。
このほか、CPUにセキュリティー が強化されたIntel vProプロセッサーを選べたり、メモリーを最大32GB、ストレージを最大2基まで内蔵できるなど、拡張性が高いのも特徴。保守サービスは標準で1年間の本体保証と3年間の部品保証が付属し、最長7年間の長期保証を選ぶことが可能です。
▼ウルトラコンパクトPC「Endeavor ST210」
省スペース性に優れた筐体を採用しながら、性能と拡張性の高さを両立したウルトラコンパクトPC。幅約45.0mm、高さ約195.0mm、奥行き約184.7mmというA4 300枚綴じファイルより小さいサイズで、ディスプレイ背面に取り付けて一体型PCのように使えるなど、設置場所を選ばないのが大きな特徴です。
CPUに第14世代インテル Core プロセッサーを採用し、最大64GBのDDR5メモリーや最大4基のストレージを搭載可能など、一般オフィスから製造現場や医療現場などの特定用途まで、幅広い現場でパフォーマンスを発揮できます。
小型ながらインタフェースが充実しており、本体前面にUSB 3.2 Gen2(Type-A)、USB 3.2 Gen2(Type-C)、USB 3.2 Gen1(Type-A)、ヘッドホン出力、マイク入力が、本体背面にUSB 2.0×4、LAN、USB 3.2 Gen1(Type-A)×3、VGA、DisplayPort、HDMI、マイク入力、ライン出力、ライン入力端子が搭載されています。またBTOオプションでシリアルポートまたは2基目のLANポートを増設したり、光ディスクドライブを選択したりすることも可能です。
まとめ
ラインアップが豊富なうえ、BTOで必要なスペックをきめ細かくカスタマイズできるエプソンPC。ニーズに合った性能のPCはもちろん、国内メーカーならではの高い品質や手厚いサポート体制により、リスクの低減ができ、導入後の運用負荷やTCOの削減につながる製品も見つかるはず。PCの選定に迷っている情シスやIT担当者の方は、一度公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
[PR]提供:エプソンダイレクト








