AIの普及に伴い、クラウドだけでなくPC上でもAI処理ができる機能を搭載する方向性が示されている現在。AI活用を進めていきたい企業にとって、AIの性能を最大限に引き出すためのハードウェア選定が重要なテーマとなってくる。そこで今回注目するのが、Snapdragon搭載の「Copilot+ PC」だ。かつてアプリケーションの互換性で不安視される声もあったSnapdragonの現状、そしてSnapdragon搭載のCopilot+ PC が持つ可能性とは。今回は、日本ビジネスシステムズ(以下、JBS)、クアルコムシーディーエムエーテクノロジーズ(以下、クアルコム)、そしてTECH+編集長が集い、Snapdragon搭載のCopilot+ PC の有用性とクアルコムの取り組みについて語っていただいた。その内容をお届けする。
ただし、この進化を最大限に活かすにはハードウェア選定が不可欠だ。ローカルAI処理に対応していないPCは、今後のAI活用のボトルネックとなる可能性がある。便利な機能をフルに使いこなすためには、AI専用の処理ユニット「NPU(Neural Processing Unit)」を搭載し、一定以上の性能を備えたCopilot+ PC のような機種を選ぶ必要があるという。
「クアルコムとしては、ウルトラプレミアムPCにご採用いただくSnapdragon X Eliteから、エントリーモデルのX Plusまで、さまざまな選択肢をご提案できることが強みです。さらに先日開催されたSnapdragon Summit 2025では、次世代のSoCも発表されました。さらなる進化をぜひ楽しみにしてください。」(クアルコム 山徳氏)
今回の座談会を通じて、Snapdragon製品に対する印象は大きく変わった。かつて互換性で不安視されていたこともあったが、その懸念はすでに過去のものだ。クアルコムの取り組みにより、性能、省電力、コストメリットを兼ね備えたSnapdragon搭載のCopilot+ PC は、AI活用を本格化させたい企業にとって、今や有力な選択肢であり、この流れがさらに広がっていくことを期待したい。
Surface Pro 12 インチ(画像)は、軽量約686gのコンパクトボディに最新 Snapdragon® X Plus を搭載し、最大45TOPSのNPUによる圧倒的なAI処理能力を備えた Copilot+ PC です。持ち運びやすい洗練されたデザインと165度まで展開可能なキックスタンドで、どこでも快適な作業環境を実現。最大約16時間駆動の長時間バッテリーと USB-C® 急速充電に対応し、移動の多い一日も安心です。12インチ PixelSense™ タッチディスプレイは反射防止やアダプティブカラーに対応し、屋内外で鮮明な視認性を提供。さらに Wi-Fi 7 や Bluetooth® Core 5.4による高速接続、Surface スリムペンや Copilot キーでの直感的な操作、Windows Studio エフェクト対応カメラなど、創造性と生産性を新次元へ導きます。Microsoft Pluton 搭載のSecured-Core PC やWindows Hello などによる強固なセキュリティで、ビジネスにも安心して活用できる一台です。
<登壇者紹介>
新井美里氏(日本ビジネスシステムズ株式会社) AIトランスフォーメーション事業本部 AIセールス部 主任 Microsoft 365 Copilot やCopilot Studio のサービス企画・営業推進を担当。社内外での勉強会やイベント登壇も多数。今回の座談会では司会進行を務める。
梅田倫之氏(日本ビジネスシステムズ株式会社) パートナーアライアンス本部 モダンワーク&セキュリティ部 デバイスソリューション課 Microsoft SurfaceをはじめとするPC端末の販売を担当。現場の声をもとに、Copilot+ PC の導入効果や実用性を紹介し、企業のPC選定における新たな視点を提示する。