CXやカスタマーサービス部門におけるCXリーダーの27%が「顧客の負担を減らす上で最も効果的なのはAI」と回答していた。実際、コスト削減、ケース数の減少、解決時間の短縮、顧客の手間の軽減といった全ての重要指標において、AIと生成AIが最も効果的と考えられているという。

生成AIに期待される機能としては、カスタマーサービスで使用するFAQや製品マニュアルなどの知識データベースの充実・強化(64%)、多言語での顧客対応の実現(63%)、カスタマーサービスの担当者やマネージャーの教育・支援(59%)などが挙げられている。

しかし、実際は47%のリーダーが「その場しのぎでAIツールを実装している」と回答している上、39%がAI導入済み、37%が生成AI導入済みにとどまっており、戦略的な導入ができていない現状が明らかになった。

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B2B顧客は生成AIに前向き

AIや生成AIへの期待が高いにも関わらず導入は「その場しのぎ」。CXリーダーの47%が抱える課題に迫る

サービスの受け手である顧客が最も懸念しているのは、プライバシーやセキュリティよりも、微妙なニーズの理解が困難(60%)、複雑なケースへの対応の限界(57%)、人間味の欠如(56%)といったサービス品質についてであった。そのためチャットボットよりも人間の担当者(ライブエージェント)を好む傾向にあるようだ。

もっとも顧客もAIのメリットは認識しており、速度と効率の向上(68%)、日常業務の自動化(51%)、ソリューションの質の向上(46%)といった利点を評価している。

また、B2B顧客の71%が生成AIはCXにとって有益と考えており、B2C顧客よりもAIに対する抵抗が少ない。この違いを理解することもAI導入における一つの鍵となるだろう。

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本コンテンツでは、AIや生成AIに関する認識について、顧客とCXリーダーという2者の視点から分析・レポートしている。生成AIの活用について48%のリーダーが「競合とほぼ同じレベル」と感じている今だからこそ、戦略的にAIや生成AIを導入することで、両者の認識のギャップを解消し、競争優位性を得るチャンスがある。そのためのアプローチをぜひ確認してほしい。

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