従業員数100~4,999名の企業で、セキュリティ製品の導入において選定、決定、選定された製品の評価に関与する担当者400名に対して行った調査(2025年)によると、82.0%がファイアウォール、79.5%がアンチウイルスソフト、62.0%がVPN(オンプレミス型)を導入済みとのことだった。
これは境界防御型のセキュリティ製品・サービスの導入率が高いことを示しており、実際、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)について「導入済み」と回答した割合は28.5%と最も低かった。しかし一方で、ZTNAが他のセキュリティ製品・サービスよりも活発に導入の検討が行われている傾向が見受けられ、これは特筆したいポイントといえるだろう。
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国内企業400名への調査結果に見る最新のセキュリティ動向とゼロトラストの実態
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境界防御型のセキュリティ製品・サービスの満足度は?

導入済みのセキュリティ製品・サービスへの満足度についてもZTNAが最も高く、次いで多要素認証システム(MFA)、クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)という順番だった。ゼロトラストの考え方をベースとした対策の満足度が高い結果といえる。
なお、導入率が高かったアンチウイルスソフトの満足度は22.0%と最も低く、VPN(オンプレミス型)も25.4%と2番目に低い結果となっており、総じて境界防御型のセキュリティ製品・サービスの満足度は低いようだ。
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ほかにもリンク先から閲覧できる資料では、VPNをリプレースする理由、セキュリティ製品・サービスの導入時に重要視することなどの調査結果が確認できる。VPN(オンプレミス型)に代わる次世代型SSE(Security Service Edge)ソリューションも紹介しているので、ぜひ参考にしてもらいたい。
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