ITコストの効率を今よりも高めるために、多くの組織はまずITへの支出削減から着手しようとする。しかし、削減効果とトレードオフで、生産性やアウトプット品質の低下を招いてしまうケースが散見される。こうした状況に陥らないようにするために、エンジニアリング部門のリーダーは何をどのように取り組むべきなのか。
まずはコストを常に意識できる環境を構築することが重要だ。具体的には、オンプレミス・クラウドのITシステムはどれだけのリソースが必要で、どれほどのコストがかかっているのかを可視化し、すべてのステークホルダーが現状を認識できるようにすることである。これにより、何らかの意思決定の際にまずはコストを意識するという文化が醸成される。
Datadog Japan 提供資料
可観測性によるIT コストの削減法
エンジニアリング部門のリーダーが支出を最適化するための5つの方法
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これはシステム全域にわたり可観測性を確保するという意味になるが、現状では多くの組織で監視ツールが無秩序に拡散され、パッチワーク的な運用を余儀なくされている。実際、とある調査によると、57%の組織が10以上の監視ツールを実際に使用していると回答しており、これではコストが際限なく肥大することになる上、運用管理の複雑化・サイロ化が進み、期待した成果を得ることは難しいだろう。
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本コンテンツでは、ITコストを最適化して不要な支出を抑えながらITのパフォーマンスを最大限引き出すためには、オンプレミスからクラウドまで、システム全域にわたる複数の可観測性の確保が必須要件になると指摘している。
ポイントとなるのは、上記で述べた「コストを常に意識する企業文化の醸成」「複数の監視ツールからの脱却(統合)」となるが、併せて「クラウドインフラストラクチャの支出の管理」「アプリケーションのリソース利用量の最適化」「データストレージコストの削減」といった領域の重要性についても事例を交えて解説している。これら5つの領域をカバーするシステム監視と可観測性のソリューションの詳細を、ぜひ確認してほしい。
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エンジニアリング部門のリーダーが支出を最適化するための5つの方法
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