更別村は2016年の台風被害をきっかけにデジタル化へと大きく舵を切り、「更別スーパービレッジ構想」を立ち上げた。この構想は3つのテーマから成っており、その内の「デジタル公民館」は住民が役場に出向くことなく、ポータルサイトを通じて行政手続きや施設予約などをワンストップで行うことを目指したものである。
2024年8月時点でオンライン予約できる施設が4つ、電子申請が可能な行政手続きが50個に上り、将来的には押印廃止できる行政手続き約500をすべて電子申請できるようにするとのことだ。
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人口3000人の農村がリードする自治体DX-更別村の挑戦
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住民のニーズや困りごとを起点にサービスを提供する「住民CRM」

実は、更別村が本来目指しているのは住民のニーズや困りごとを起点にサービスを提供する「住民CRM」の実現だという。
例えば「あなたのお子さん、来春は保育所ですね」と役場から案内を出す。その際は「◯◯の手続きは忘れずに申請してくださいね」と伝える。翌年は「そろそろ更新ですがどうしますか?」と通知する……。そうした案内を役場からプッシュしてもらえれば、住民にとっても便利だろう。
さらには、ノーコード/ローコード開発によるサービスの内製化も進めているとのことである。
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リンク先から入手できる資料では、更別村による自治体DXの取り組みを紹介している。どのようにしてデジタル化を進めたのか、得られた成果、将来の構想、採用されたプラットフォームの詳細が確認できるので、自治体の担当者の方にはぜひ参考にしてもらいたい。
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