αモデルと呼ばれる三層分離のセキュリティを採用していた宮崎県では、Web閲覧のために都度専用アプリを起動する必要があった上、メールも含めインターネット上で取得したデータは別途ファイル無害化システムを通さないとLGWAN接続系端末に移動できない状況だった。
この専用アプリは独自にカスタマイズされており、端末のリソースを大幅に消費するだけでなく、OSアップデート時の対応に3カ月ほどの工数を要したり、職員の異動時に設定作業などが発生したりして、IT管理者にとっても運用管理の負担になっていたという。
メンロ・セキュリティ・ジャパン 提供資料
宮崎県事例:Menlo Securityが三層分離における業務効率の低下を解消
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職員からの問い合わせが10分の1以下に減少

そんな宮崎県はメール環境をExchange Onlineへ移行する際に、利便性とセキュリティが両立できる環境づくりを目指した。そこで導入したのは、エンドポイントと分離した実行環境でインターネット上のデータを処理し、レンダリング情報のみを端末に送るという、アイソレーション技術を備えたソリューションである。
これにより、職員はWeb閲覧をふだんのブラウザで行えるようになったほか、メールの添付ファイルも本文と同時に内容を確認できるようになった。端末のリソースも消費されず、職員の業務負担なくセキュアな環境が維持されたというわけだ。
IT管理者にとっても、職員からの問い合わせが10分の1以下に減り、OSアップデートへの対応がなくなり、職員の異動時に発生していた再設定の工程も10日ほど削減されたことから、本来のセキュリティ業務に注力できるようになったという。
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リンク先から閲覧できる資料では、宮崎県がWeb閲覧にまつわる職員の業務を効率化し、IT管理者の負担を削減した取り組みについて解説している。具体的なソリューションの特長も確認できるので、ぜひ参照してもらいたい。
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