荷待ち・荷役の時間を精緻に把握できていないため、特定の時間にトラックが集中したり、長時間の待機が発生したりする場面は珍しくないのではないか。全社的な物流改革を行う場合、複数拠点のデータを一元的に管理できておらず、拠点を横断した改善活動が行えないといった課題に直面するケースもあるようだ。
こうした状況を解消するためにも、製造業はデジタル化によって業務のあり方を変革する物流DXの推進が強く求められる。
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MOVO導入事例集 メーカー編
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デンソーがトラック予約受付サービスを導入

例えばデンソーは、バースの管理にアナログなトラック到着管理板を使っていたため、バース計画と実績の乖離を定量的に捉えられず、改善に結び付けられなかった。また、輸送ダイヤの精度に限界があり、これがドライバーの荷待ちにつながっていたという。月次の輸送ダイヤ見直しでは、各製作所から情報を集めるのに手間や時間がかかっていたのも課題だった。
そんな同社がトラック予約受付サービスを導入したところ、バースの使用状況を遠隔からタイムリーに確認できるようになったのだ。輸送ダイヤの精度も向上し、ドライバーの荷待ち時間は大幅に短縮された。さらに、各製作所の実績が直接取得できるようになり、輸送ダイヤの見直しが迅速化されたのも大きな成果となる。
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リンク先から入手できる資料では、製造業に携わる企業が物流DXを進めた事例が数多く確認できる。デンソー以外にも、YKK AP、森永乳業、花王といったさまざまなメーカーの取り組みが紹介されているので、担当者の方にはぜひ参考にしてもらいたい。
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