最新テクノロジーへのキャッチアップはもちろん、大規模化するサプライチェーン、安全性や持続可能性に関する各国法規制への対応など、航空宇宙・防衛業界を取り巻く状況は絶えず変化している。そうした中でも組織は革新的かつ高品質な製品を競合に先駆けて提供することが常に求められている。
そのため航空宇宙・防衛業界は今、大きな変革の過渡期にあり、従来の主力であった機械設計チームだけでなく、電気設計、ソフトウェア設計の各チームが共働で製品の設計開発にあたろうとしているのが現状だ。
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複合領域にわたる設計と最適化を活用して、
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ただし共働といっても、多くの企業ではそれがスムーズにできているとは言い難い。エンジニアリングチーム間は連携を欠き、それぞれが縦割りで作業を進めており、データやシステムもサイロ化している。そのため、製品完成に至るまでのプロセス全域を見通せず非効率になり、コミュニケーションのギャップによる意思決定の遅れは製品品質の低下、度重なる手戻り、コストの増加といったリスクを招いてしまっている。
このような、縦割り、サイロ化という航空宇宙・防衛業界が直面する課題を解消するソリューションとして注目されているのが「複合領域にわたる設計と最適化(MDO)」だ。これは文字どおり、機械設計、電気設計、ソフトウェア設計という複数の設計分野で構成される設計プロセスを統合・最適化することを目的とした工学技術およびアプローチと定義される。
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本コンテンツでは、航空宇宙・防衛産業に関わる企業が直面している課題の解決を支援するものとして、MDOをベースとしたプロセス統合およびチーム間コラボレーション促進の必要性について提起している。併せて、MDOを実践するにあたり押さえておくべき3つの原則と共に、推奨されるソリューションについても紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
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