行政DXは、企業のそれとは少し性質が異なるものだ。庁舎や役場、図書館や公民館といった公的施設、公立学校機関や病院、観光施設、……こうした "多様な主体との連携" なしには、住民の利便性向上は果たせない。従って、DX推進にあたっては、これらを束ねた統合ネットワークを構築することが不可欠となる。

ただ、こうした統一化環境においては、多種多様な業務通信が混在するためにネットワーク遅延が生じがちである。また、そこにあるアプリケーションも膨大であるため、稼働効率を可視化することが最も困難だ。ここで注目したいのが、各々の組織で勤務する職員のユーザー体験を示す、QoE(Quality of Experience) と呼ばれる指標だ。QoEを可視化すれば、現在稼働するアプリケーションの何がどれくらい使われていて、何がうまく動作していないのかが一目でわかる。パフォーマンス低下にもいち早く気付くことができ、その原因となっている問題も可視化できるため、先手を打った改善対応も可能だ。

以下のリンクでは、ネットワークベースの可視化ソリューションを提供するアロットコミュニケーションズジャパン(以下、アロットジャパン)がこのQoE可視化についてまとめた資料をダウンロードできる。ここでは簡単にその内容を紹介したい。

アロットジャパン 提供資料
行政DX導入の課題と解決策
~DX導入で懸念する運用の問題を解消し、より高い投資対効果を得るためのソリューションとは?~
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QoE可視化で、行政DX導入の投資対効果を最大化する

QoEを可視化すると、組織は具体的に何ができるようになるのか。アロットジャパンは資料のなかで大きく以下の6つの流れを "QoE可視化でできること" に挙げ、それぞれ説明している。

  1. アプリケーションの動作傾向を知る
  2. ネットワーク上の混雑状況を知る
  3. 業務優先順位とデータ通信量の妥当性を知る
  4. 全通信履歴を知りレポート解析を行う
  5. 問題を収束し業務パフォーマンスを改善する
  6. パフォーマンス改善の効果を確認する

個々の詳細は資料を参照されたいが、ここでは[1]について細かく見ていこう。行政DXの推進にあたっては、種々様々なアプリケーションを導入することとなる。ただ、それらが目論見通り機能しているかどうかを知るためには、施設や組織、職員ごとの利用率を見る必要がある。均等に利用されているか、業務優先順位に見合っているか、利用頻度だけでなく応答時間は妥当か、……導入したICTの効果を検証する上では、こうした "アプリケーションの動作傾向" を知ることが欠かせない。

アプリケーションの稼働状況に加え、QoEをベースにして[2]のネットワーク上の混雑状況や[3]のデータ通信量をみれば、組織はDX推進に関わる問題を収束することができる。これを基にすれば、パフォーマンスの改善策を講じることもできるだろう。そこでの効果を確認し、PDCAサイクルを回していくことで、DX導入の効果を最大化することができるわけだ。

QoEを可視化するアロットジャパンのソリューション

資料では上で述べた "QoE可視化でできること" について詳細に説明するほか、これを実現するアロットコミュニケーションズのソリューションについても紹介している。現在運用しているIT基盤やこれから構築する環境に同社のソフトウェアを追加するだけで、QoEを可視化することが可能だ。

ICT導入の投資対効果を高めて行政DXを成功に導くために、資料にある情報を是非役立ててほしい。

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