Windows7のリプレースが一段落したのも束の間、2020年から現在に至るまでコロナ禍の在宅勤務に対応するための業務に追われた情シス担当も少なくないだろう。社員が使用するPCは、在宅勤務の大規模な導入などによりメインの連絡手段となり、今まで以上に事業を継続させるためのライフラインとして重要な役割を担っている。いつ何時コロナのような問題が起こるかはこの先も誰にもわからない。予測困難な事態に備え、企業はPCライフサイクルの在り方を再考する必要がある。

本稿では、 PCライフサイクルの再考にあたっての情シス担当へ向けたアドバイスとして、「ひとり情シス」(日経BP社刊)の著者でもある黒田光洋氏のインタビューから紹介したい。

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適切なライフサイクルの構築

PCライフサイクルの再考を進める場合、そこに適した人材像はどんなものか。黒田氏はインタビューの冒頭、PC管理にあたっては技術的な調整のみでなく、予算管理や人員予測、購買・資産管理など多くの情報を抱えることになると述べ、それぞれの部門に横断的に関わり情報収集のできる人材を担当者として任命することが重要だと言及した。そのうえで、「状況にあわせたPCの選択」「再利用を視野に入れた基準スペックの策定」「計画的なリプレース」という3つの観点を持つことが大事だと語る。

状況にあわせたPCの選択

近年、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務を強制的に強いられるようになった結果、従業員が自身の状況によってデスクトップPCやノートPCを自由に選べるような環境を整える必要があることが明確となった。固定のPCに決め打つのではなく、状況に応じて適切なPCが調達できる仕組みづくりが重要だ。その場合、会社や個人の状況に合わせて従業員に適切なPCを配布する必要がある。先ほど述べた社内の情報を横断的に収集することは、こうした文脈で重要性を帯びるのである。

再利用を視野にいれた基準スペックの策定

当然ながら、会社にとって情報関連経費というのは湯水のように沸くものではない。従って、上で述べた柔軟な選択肢を備えつつも、異動や退職などに伴う「PCの再利用」を視野にいれた基準スペックを策定しておくことが望ましい。デスクトップならば、処理スピードの遅さが原因でクレームが入ることを防止するためにも、CPUとメモリ容量がある程度高いものを選ぶようにする。ノートPCの場合はメモリの増設が可能か、HDDの交換のしやすさなどが焦点となる。

計画的なリプレース

PCの購入後、本体が壊れるかOSのサポート終了まで利用することがコスト削減につながるように思える。しかし、機種を最後まで使う場合、本体が古くなるにつれて不具合やトラブル発生による負荷が増加、または性能低下による従業員の生産性低下を引き起こす可能性がある。不具合やトラブルの件数が増加すれば、データ復旧やPC本体の変更対応に追われ情シスの負荷が大きくなる。このような目に見えないコストを含めると一つの機種を最後まで使用することは悪手であるケースが多い。そのため、数年おきといったような定期的・計画的なリプレースを行うことが望ましい。

資料ではこの他、加速し続けるクラウドシフトの文脈を交えながら、今の世の流れがPCライフサイクルにどんな影響を及ぼしうるかを解説している。資料の内容を参考に、常に状況を確認しながら最適なPCライフサイクルのあり方を模索し続けてほしい。

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